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パパの会議。ママの会議。育児時間やりくり。


こんばんは。

今日もワークライフバランスの話しです。

(後半少し愚痴ってます。苦手な方は読まないでください)

初めて、子どもの送迎のために、夫に会議時間の調整をしてもらった話しを聞いてください。

小学校のお迎え時間は午後の中途半端な時間帯。事情により、車で送迎が必要な距離です。ウィズコロナ期の今、私(母親)は在宅で裁量勤務をしており、仕事の時間をやりくりして、会社携帯をオンにして携帯し、毎日午後の時間を費やして迎えに行っています。ちなみに朝送るのは夫がオフィスへの道すがら。クアラルンプールの朝は渋滞しているので朝もまた大変です。

来週外せない会議が私に2つ入りました。送迎時間とバッティング。コロナ後オンラインではない会議の機会は激減していますが、段々と活気付いてきた、というか、引き伸ばし切れない案件が出てきたとも言えます。マミートラックの私に、会議の時間を選ばせてくれたボス。すっぽかす訳にはいきません。

子どもは転校したばかりです。このエリアでは初めて、一日だけでも利用できる民間かつローカルの学童保育サービスを使ってみることにしました。私の仕事都合であるし、夫は普段はよほど困ったとき以外は協力をしてくれないので、私が自力でなんとかするのが常。ただしローカルの小規模業者あるあるだけれど、依頼者が日本人だとわかると見積もり額が一気にはね上がる場面が多い。電話をかけるとイントネーションで外国人とわかるので、携帯メッセージでシンプルに申し込んでおいたが、ははは。名前でわかるよね。やはり割高〜。まったくもう。ローカル給料で働いてるのよ私。駐在員じゃないんだってば。ため息。でも急ぐので文句を言わずに感じのよかった業者にもう依頼を決めました。

一昨日になって送迎業者の致命的な手配ミスが2つ同時に発覚。利用日の間違い、そして学童保育先の間違い。あり得ない。ありえない。ありえない。子どもの安全を何だと思ってるんだ。が、これが普通にあり得るのが当地。この現実にぶつかるたびにあんたんたる思いがする。子どもを無事に育てることになんと日々小さな障害だらけなんだろう。

息子は昨日迎えに行った私のすぐそばで、間違って手配されたバンに乗り込み、さらに危うく間違った保育先に送られてしまうところだった。息子の担任教諭がすれ違い様に私に気付いて、あれお子さん今日バンじゃないんですか?え?乗ってましたよ?と慌てて、出発前に間に合った。当地では、日本ではありえないミスが続出する。神経は無駄にすり減る。ミスにはもう慣れっこ。日本でいう普通の行き届いたサービスは何とありがたいことだろうか。しかも、ここで相手に怒っても仕方ないのだ。アンガーコントロール。人前でローカル人を怒るべきでないという常識もわかってる。だが、流石に子どものことはまずい。今日じゃなかったんですよ、そう、きっとあなたのボスが間違えたのね、ありがとうアンクル、とあくまで冷静にドライバーのおじさんに礼を述べてキャンセルし、別の送迎業者を当たろうと、息子を確保したその足でまた、目当ての保育先に話しを聞きに足を運んだ。はい、リモート勤務中ではあるがもう、どうにもならない、夜に残りはなんとか片付けるしかない。

そして今回初めて、実際に学童保育の周囲を息子の手を引いて歩くと、保育センター自体は施設も先生も他の子たちも感じが良いのだけれど、周辺の治安に一抹の不安を感じた。地下駐車場から歩く階段を出たエリアで、もうパーキングしたのかと怪しげな人物に話しかけられた。こういう手持ち無沙汰な人がたむろしてる感じの場所が、こんな近くにあったのか。確かに駐車場の横エリアはだれでも入れるところ。直感として、こわい。しかも息子は暑さからか、急に予定変更が続いたからか、時々起こす癇癪一歩手前の不機嫌状態を勃発。でも階段の途中じゃなくて良かった。物騒な雰囲気。こういう直感は大事にしなければ。ここはまずい。

ひとり奮闘して沢山リサーチして予約したサービスを諸々キャンセル。社会の非効率さに腹が立ち、外国人の立場の難しさを理解しようともせず諸々嫁任せの協力しない夫に疲れ、言うことを聞かない息子に、彼の特性とは言え、もうぐったり。

そしてついにパパ送迎車が出動です。

夫の了承までは喧々諤々色々なやり取りがあったが端折る。キャンセル諸々は夫の許可が出ないという無難な理由付でうまくできた。

夫は午前中を在宅勤務に切り替えて(彼の職場もウィズコロナ期にはフレキシブル対応)、朝は家で仕事をし、その日は午後に息子を迎えに行って、その足で、時間変更が認められた会議に出ると言う。息子はパパのオフィス(当地は個室オフィスが多い。)必要なSOP(検温、名前登録、マスク着用など)を済ませれば息子はオフィスの個室に居て良いそうである。安全だー。

夫が譲歩してくれた。大事な会議だったのは彼も同じ。でも、私も働きたいのだ。ここで出動しなければ、折れてくれなければ、一緒に住んでいる意味がない。これでなんとかまたここで息子を育てて暮らしていける気持ちがする。

これからもこの方向で行こう。息子を夫婦で育てて、私も働きたいのだ。したいことはしたい。一回きりの人生なのだ。もう諦めるのはやめたのだ。私が変われば夫も変わる。諦めなくて全然良い。

いわゆる外国人エクスパットの居住エリアに住んでいないため、様々な障害が生じている。もっとラクに安心して暮らせるエリアに引っ越したい。次はこの思いをいつかぶつけて、実現するのかな。ひとつずつやっていこう。


あのね、ママは実はこれから学校に行って勉強したいんだよ。前は諦めてたけど、色々諦めないことに決めたんだーって息子に言ってみた。どこに行くの?マレーシアの中?大学?ふーん。。と言っていた。やりたいことをもっと具体的に家族に対して周囲に対して口に出そう。noteにも書こう。いつの日かきっと実現する。かもしれないじゃないですか〜。その思いだけでしばらく前向きでいられそうです。


非キラキラの海外に住むことは自分が選んだことなので、キラキラしてない海外の、生活の全般の様々ななんとも言えない難しさ、日本に住んでいる友人には全くわかってもらえないので話しません。安全はタダじゃない。有益情報もタダじゃない。誰をどの程度信用できるのか。誰の言うことが正しいのか。この道を進めば切り拓けるのか?何も保証がない。誰にも言えない小さな不安や愚痴が沢山あります。体力と愛情だけでは乗り切れないと思う時もあります。今はまだ諦めない気持ちをキープ出来ています。

明日もファスティングして、体力つけて頑張ろう。

この経験もいつか役立つ。

お読み頂きありがとうございました。

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