クリニックでの処方薬 マレーシア

マレーシア在住です。
小さなクリニックで処方された薬の説明書を、自分がもう少し理解するために調べてみました。

そういえばお薬手帳なるものはこちらにはありませんね。

処方薬の名前
ALMECON


マレーシア保健省のサイトに国の医薬品規制当局(NPRA)による薬の説明書(leaflet)があり、言語を選んでダウンロードできます。

詳しく書いてあってやっと少し理解できました。

ALMECONは、胃酸の出過ぎを抑えて、腸の膨張を整える薬みたいです。

症状は所謂便秘です。少し前に胃腸炎にもなったので胃腸が弱っているのですよね。

リーフレット

薬の働き方

制酸剤である水酸化アルミニウムと水酸化マグネシウムによって、胃酸を中和或いはバッファ(緩衝)し、過剰な酸による症状を緩和。
げっぷやおならによって腸の膨満感を緩和する抗鼓腸剤。

制酸剤の成分以外に、
ペパーミントや人工甘味料が入っているようです。ミントの香り、甘みも噛むときに感じます。それ以上の添加物は、日本語でも理解できない内容でした。


ちなみに処方される際はこんな感じ。

お薬は白いタブレットです。薬のビニール袋(ファスナ付)に入っていて、薬一種類につきひとつずつもらえます。クリニックの名称、患者の氏名のほか、その袋の表には用法用量の説明が太めマジック書きがあります。けっこう荒め(笑)

用法用量の部分はわかりやすく上から英語、マレーシア語、中国語、タミール語の順です。

マジックで丸された部分を読むと、Take 2 tablets 3 times before foodそしてChewと読めるので、
一日3回の食前に一回二粒を噛んで服用ですね。

薬剤師さんからの口頭の説明で、一日3回食事の30分前に二粒噛んで服用と繰り返し言われました。Kunyahはマレーシア語でChew/噛む。


医薬分業は進んでいなくて、クリニック内に薬の窓口があります。支払いは領収書一枚に医師の診察費、薬代、検査費に分かれていました。

大きな病院や、外国人の多いエリアではまた違っていると思いますので、あくまで一例としてお読み頂ければと思います。

自分の理解のために読んで一部をここにメモしました。
自分の中では、日本で言うと太田胃散の噛むタブレットみたいなお薬、食前食間に噛む、2週間以上服用しない、飲み忘れた場合は無理して二重に飲まないと理解しました。


お読みいただきありがとうございました。




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