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コミックエッセイへの道②「作戦会議!」してみた

前回に引き続き、コミックエッセイへの道を歩んでいきたいと思います。
長女(当時小2、現在小4)の保健室登校の一年のことを描くことにしています。
こちらの本におんぶにだっこで。
池田暁子さん『読まれるコミックエッセイの描き方』


この本で「この順番にやっていけば描けます」ということで順番を挙げてくれています。
01 画力がなくてもどうにかなります
02 題材はどう探すか
03 作戦会議!
04 ネームを描く!
05 ネームを見直す!
06 仕上げる!

前回は、02題材はどう探すかのところ、描きたいことのメモを一部作りました。
エピソードを事実とそのときの心情をセットにしてピックアップする。
これを前回少し書いたのですが、1年分やっていたら永遠にエピソードが出てきて、進まなさそうに感じました。
エピソードと心情については、当時リアルタイムで書いていたブログがあるので、そこから随時ピックアップすることにします。

それで、今自分に必要なのは次のステップだと思い、次の「03作戦会議」に進みます。
作戦会議(決めること)は
 1 何について描くか
 2 タイトル!
 3 何枚描くか
 4 どこに発表するか
 5 いつ発表するか
だそう。

1 何について描くか 2 タイトル

描くことは、長女が保健室登校をした小学校2年生の1年間のこと。
プラス、最後に3年生はほぼ学校に行けたことと、4年生は再度休みがちなこと。

タイトルは決めるの難しいですね。
でも、決めておいた方がよいというのは、1冊目(文だけの本)を作ったときも感じました。
タイトルが決まっていないと、内容もぶれてしまうんですよね。
タイトルに入れるキーワードを何にするか考えどころ。
長女は、当時、「不登校」までにはならなくて、毎日「遅刻+昼前に早退」という感じだった。
保健室に行ってから教室に行っていたので、「保健室登校」とタイトルに入れるか。
それとも「不登校未満」のように呼ぶか。
タイトル決めは、ほかの本を調べたりと時間がかかりそうなので、次回に回したいと思います。

4 どこに発表するか 5 いつ発表するか

「3 何枚描くか」は検討が必要なので後述するとして、先にどこに、いつというのを決めます。

どこに発表するか
自分でKindle出版の予定です。
前回の本の販売状況を見ると、ペーパーバックを買ってくれている人が毎月いる。
紙の本で読みたいという人もまだいるみたいだし、人に渡すときに紙の本は便利。
Kindle電子書籍でまず出して、それをペーパーバックにするつもりでやっていこうと思います。

いつ発表するか
とりあえず区切りがいい今年12月末までに描き終わり。
見直したり、手続きなど、もろもろ遅れることを想定して、2月1日出版予定にする。
前回の本を出したのが2023年2月1日なので、ちょうど2年後ということで、そこを目標にする。

3 何枚描くか

Kindleで自分で作ると、何枚でもいいので、逆にこれが難しい。
『読まれるコミックエッセイの描き方』には、「1冊あたりだいたい128ページ~160ページくらい」とありました。
そうなんだ。
最初に何にどれくらいページを使うのか設計をしておく必要がありそう。

出版されているコミックエッセイ2冊を参考にさせていただく。
『娘が不登校になりました。「うちの子は関係ない」と思ってた』

『思ってたウツとちがう!「新型ウツ」うちの夫の場合』

『娘が不登校になりました。』は。長女が「学校に行きたくない」と言い出した当時読んだコミックエッセイ。
こういうコミックエッセイで、小学生版もあったらな、と思ったことも動機のひとつ。参考にさせていただきます。

『思ってたウツとちがう!「新型ウツ」うちの夫の場合』は、今勉強させてもらってる池田暁子さんの著書。
情報量がすごい。

それぞれ、どういうページの構成になっているか分析

『娘が不登校になりました。』の構成

『本当にあった笑える話』という雑誌での連載が元になっているよう。
・ほぼ1話当たり6ページ×17話。
・「はじめに」4ページと「おわりに」2ページも漫画
・2ページのコラム×10記事は文字のみ
・最後に不登校センターカウンセラーの方のコラムあり

はじめに 4ページ
扉 1ページ
目次 1ページ
1話 どうして学校にいけないの? 6ページ
2話 登校促進大作戦 6ページ
  コラム 母のつぶやき① 2ページ
3話 相談しようそうしよう 5ページ
  コラム 母のつぶやき② 1ページ
4話 通えるところ探し その1 6ページ 
  コラム 母のつぶやき③ 2ページ
5話 通えるところ探し その2 6ページ 
6話 フリースクールの生活 6ページ
  コラム 母のつぶやき④ 2ページ
7話 母娘の決断 6ページ
  コラム 母のつぶやき⑤ 2ページ
8話 娘、サクラサク 6ページ
9話 母の不安 6ページ
10話 大名登校の娘 6ページ
  コラム 母のつぶやき➅ 2ぺージ
11話 きっかけ 6ページ
  コラム 母のつぶやき⑦ 2ページ
12話 泥沼の母娘 6ページ
  コラム 母のつぶやき⑧ 2ページ
13話 ダブルスクール 6ページ
14話 高校から…がんばる? 8ページ
15話 入学辞退 6ページ
  コラム 母のつぶやき⑨ 2ページ
16話 義務教育、卒業 6ページ
17話 学校に行きたい 8ページ
  コラム 母のつぶやき⑩ 2ページ
スペシャルコラム 不登校になりやすい子とは?(不登校支援センターカウンセラー) 3ページ
あとがき 2ページ
奥付 1ページ

「娘が不登校になりました」構成

『思ってたウツとちがう!「新型ウツ」うちの夫の場合』の構成

『Eleganceイブ』という雑誌での連載が元になっているよう。
・1話当たり6ページ×20話。
・「はじめに」2ページは漫画、「あとがき」2ページは文字
・間のコラム的なものも漫画
・参考資料に書籍約75冊の情報+池田さんが読んで参考になった本やおすすめ本にひとこと

扉 1ページ
はじめに 2ページ
うちの夫のスペック 2ページ
目次 3ページ
第1章 ウツの始まり
 第1話 夫の様子がおかしい 6ページ
 第2話 抑うつ状態⁉ 6ページ
 第3話 休職する 6ページ
 第4話 睡眠薬を飲んではしゃぐ 6ページ
  ふたりのちがい 2ページ
第2章 病気?性格?新型ウツ⑵
 第5話 これってウツ?⑴ 6ページ
 第6話 これってウツ?⑵ 6ページ
  よそんちのウツ① 1ページ
  うちの夫の場合 観察レポート① 2ページ
  ふたりのちがい 1ページ
第3章 さまざまな症状
 第7話 夫との出会い、これまでのこと 6ページ
 第8話 3.11 6ページ
  よそんちのウツ② 1ページ
  ふたりのちがい 1ページ
 第9話 ダメ出しの嵐 6ページ
 第10話 妄想で攻撃しないで 6ページ
  私の結婚観 1ページ
  ふたりのちがい 1ページ
第4章 夫婦の危機
 第11話 思ってたウツとちがう! 6ページ
 第12話 本気の殺意 6ページ
  ふたりのちがい 1ページ
  よそんちのウツ③ 1ページ
 第13話 8kg太る 6ページ
  ふたりのちがい 2ページ
 第14話 離婚します!緊急家族会議 6ページ
  よそんちのウツ④ 1ページ
  ふたりのちがい 1ページ
第5章 社会とウツ
 第15話 会社を辞める 6ページ
 第16話 このまま引きこもりに…? 6ページ
  ふたりのちがい 1ページ
  うちの夫のウツグラフ 1ページ
第6章 回復のきざし
 第17話 突然家を飛び出る 6ページ
 第18話 他人の前での夫 6ページ
  ふたりのちがい 1ページ
  うちの夫の場合 観察レポート② 2ページ
  夫のおかげで 1ページ
 第19話 回復のきざし見えども 6ページ 
  中扉 1ページ  
  心と体 1ページ
 第20話 これから 6ページ
  中扉 1ページ
  うちの夫の場合 観察レポート③ 2ページ
  うちの夫の場合 観察レポート④ 2ページ
  うちの夫の場合 観察レポート番外編 2ページ
  夫のひと言 1ページ
  ゾンビゲームのバット 1ページ
あとがき(字)2ページ
参考資料(字)3ページ
  現在の夫 1ページ
奥付 1ページ

『思ってたウツとちがう!「新型ウツ」うちの夫の場合』構成

自分の本の構成を考える

上記の2冊を見ると、6ページ単位で考えるのが基本ぽい。
自分の本の構成を考えるときに
 「6ページ×何話にするか」
を決めることからだな、ということが分かった。
17話~20話をめやすに、最初に目次を作ってしまうといいかな。

・「はじめに」は漫画で2ページ~4ページ
・間にコラムを入れる(たぶん文字で)
・最後に参考資料にするか、途中のコラムでそのとき読んでいた本を紹介するか

ということで進めてみます。

来週までの宿題

・タイトルを決める(特にキーワードを何にするか。不登校?保健室登校?)
・目次を作る
来週報告できるようにがんばります。
ではでは。



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