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【自己紹介 Part1】美容職人生のはじまり

はじめまして。
港区白金高輪のLuz Private Holistic Salonの代表をしている鈴木迪子です。

2021年の6月に自分のサロンをオープンさせてからもうすぐ1年になります。
ホームページやInstagramなどでサロンについて様々な発信はしているのですが、どうして独立したのか、どうやってサロンを作り上げたのかなど、私自身の事についてはなかなかお話する機会がありませんでした。
ですが独立した今、もっと自分の言葉で発信していく必要があると感じnoteを始める事にしました。

プロローグ

私が独立するにあたり求めていたものは、同業者や独立した人の経験談でした。今までやった事がない事に挑戦するうえで、他の人がどのように考え行動していたのか、どういう経緯で独立しようと思ったのかなどを知る必要がありました。
自分に置き換え、自分ならどう行動できるのか、その答えを落とし込み一つ一つ行動していきました。
ですが、深い所まで知りたいのに調べても調べても求めている情報が出てこない。圧倒的にリアルな情報が少ないと感じました。
だったら自分で発信していこう、そう考えたのもこのnoteを始めたきっかけです。

独立してからはまだ日が浅いですが、今までの経験をベースに、独立や美容業界の事、サロンの事や自分がどのように行動してきたかなどを、自分の言葉でお話していきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

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美容業界に入ったきっかけ

なぜこの仕事をやっているの?という質問をされることがあります。
正直なところ一言で説明できる明確なものはなく、自分でも説明に困ってしまう、というのが本音です。
振り返るとあまりにも時の流れが速く、やりたい事を思い付いたまま、ただひたすらにやっていた結果、独立してサロンを開いていた、という今に至ります。

今はホリスティックサロンとしてエステティックやネイルなど、様々な美容法を提供していますが、美容業界に入ったきっかけはネイルからでした。

noteのプロフィールにもありますが、私は幼少期から音楽を勉強し、ピアノなどを習っていました。そのため爪が伸ばせずいつも深爪、当時はマニキュアなどのネイルアートもできませんでした。
気付いた時には指は太く、手は筋肉質でぷにぷにしており、それを同級生に指摘されたこともありました。
それがきっかけで手にコンプレックスを持っていたので、ネイルというものに途轍もない憧れを持っていた事を覚えています。

今思うと、美容業界に入ったきっかけとなると、そこに結び付くのかなと思います。

音楽を辞めてからは、自分のベストを探すことに模索していました。根っからのオタク体質なので、夢中になれない事に対しては追及できない性格でした。
なので、自分の中でこれ!というものに出会えるまでは、色々なことに挑戦していました。そんな時に思い付いた一つがネイルでした。
絶対ネイリストになる!なんていう強い思いはなく、将来自宅でお仕事できたら良いな、なんていう淡い気持ちからでした。

そこからネイルスクールに通い始めました。医療事務をしながら土日はスクール、その生活を約2年弱続けました。
細かい作業も得意でしたし、個人差はあっても努力したことが実力として出やすいネイルの作業は、今思うと自分に合っていたのかなと思います。

その後、ネイルスクールを卒業するタイミングでネイルサロン兼エステサロンで働き始めます。
これが私の美容業界に入ったきっかけです。

有名なネイリストになってやる!というより、その時やりたいと思ったことを思い付くままに行動していたら、ネイルにご縁があった。という方がしっくりくる始まりでした。

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エステティックとの出会い

この時働き始めたサロンには、約6年間在籍します。
ネイル業界や美容業界、または技術職ならではの考え方なのかもしれませんが、未経験者は入って三年間は一人分の働きができないとみなされ、三年目からやっと人一人としてカウントされるようになります。

もちろん努力や貢献度によって個人差はありますが、私は面接の段階でこの話をされました。
ブラックと言われる事もありますが、資格を取得していても未経験という状態で入ります。オーナーさんからしたら先行投資も同然。技術を習得してすぐ辞められたら困るという思いからだと思います。

このサロンでは、ネイルの他にエステティックの業務にも入るのが必須でした。今では考えられないですが、当時の私はエステティックという存在しか知らない程度。また勉強しないとな…というのが正直な感想でした。

ネイルのサロンワークに入りながら、同時にエステの勉強を始めました。
空いた時間やサロンの営業後に講習を行い、個人的に講習会に行ったり座学も行いました。お客様に入るまでは何回もチェックを行い、合格すると晴れてサロンワークデビュー。
これが私のエステティックとの出会いです。

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これから出会うもの

淡い気持ちから始まった私の美容職人生ですが、美容に関わって10年でまさか独立しているなんて思ってもいませんでした。
しかし、目の前の目標を目指して進んでいたら、その道がどんどん長くなっていき、ひたすら進み続けた先に今がありました。
でもそれは、歩いているときには気付かない。出会うものも全て必然だったという事に気づくのは、ずっと後の事なんですよね。

そしてその道は、まだまだ延び続けています。

人生壁だらけ。新たな目標ができる度にそう思います。でも、その先にしか見えない景色がある。その景色を見るために進み続けています。
そんな長い旅のような私の美容職人生の始まりでした。


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