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よくある質問│Webライティングnoteについて

「Webライティングnote」は、ありがたいことに、いつのまにか1記事2万アクセス(月間)超の状態にまで成長しました。
ここ2ヶ月ほどの間で急に増えただけでして、それまでは静かでした。

みなさんが私の記事をピックアップ、Twitterでシェアしてくださったときに、アクセス数が跳ね上がっています。
いつもありがとうございます!

今後、もしいいなと思う記事があったときには、ぜひぜひピックアップで応援してください!
これからもよろしくお願いします!

2ヶ月間でいただいたお問い合わせ数は、53件(コメント含む)。

同じ質問を受けることが多いですので、ここでまとめて掲載することにより、お問い合わせいただくお手間を省きたいと思います。

では、「よくある8つの質問」についてお答えしていきます!

■ この記事を書いている人
Webコンサルタントで、大学の非常勤講師。
大学ではWebライティングの講義を受け持っています。

プロフィール(2023年2月更新)

よくある8つの質問

Q1. 体系的に全体像を教えてほしい

「各記事ごとに、シンプルでわかりやすくまとめられているとは思いましたが、体系的にまとめられていないので、全体像を教えてほしいです」

体系的にまとめられたものでしたら、書籍『一生使える Webライティングの教室』をおすすめします。
Webページはどうしても断片的になります。

1ヶ月ほど前(2022年5月16日)、週刊エコノミストに「話題の本」として紹介された書籍です。

[2022年9月30日追記:8月26日付け読売新聞にも大きく掲載されました]

大学の教科書としても使われています。
私が書いた本なので大変恐縮ですが、リンクを載せておきます。

マイナビ出版ページ>
Amazonページ>

Q2. 紹介されているWebの文章の書き方は、小説、SNS等にも使えるのか?

「紹介されている文章の型、段落や文の書き方では、小説、SNS等には使えないと思うのですが、使えるのですか?」

結論から申しますと、私にはわかりません。

Webライティングnoteは、実用的な文章を対象としています。
小説のように味わって読むのではなく、情報を早く知りたい場合の文章です。

読まれる目的の「芸術的な文章(小説やエッセイ)」の書き方、SNS(Twitter、Instagram、Facebook、LINE等)の書き方は、対象外です。

文章は書く目的により、適切な型、ふさわしい表現方法があります。

小説、雑誌、SNS、新聞、論文など様々な分野がありますが、さらにその分野の中でも細分化されます。

「書く目的により異なる」ことをページに記載しているのですが、私の説明能力が低いため、わかりづらく申し訳ないです。

「インターネット上の文章なら全部このnoteで紹介したとおりの書き方にしないといけない」わけではありません。

一部の人しか書かない特殊な文章ではなく、一般的に実用目的で書かれる「実用文」について書いています。
SNSも対象から外しています。

Q3. キーワード調査についての記事がなくなった

「前にあったキーワード調査ツールの紹介記事が消えているのですが、なぜ消したんですか?」

noteは定期的に削除・更新していっています。
キーワード調査ツールの使い方、Google検索エンジン上位表示対策(SEO対策)の記事は、新しい情報に更新しようとしました。

ただ、それ以上に書きたいことがあったので、更新するのはやめて削除しました。

古い情報は役に立たず良くないので、誤った情報を掲載したくないという気持ちから削除に至りました。

Q4. 無料noteと有料noteどういう基準で分けているのか?

※有料版は掲載を終了しました。

「無料noteと有料noteってどういう点で違うんですか?」

読まれたいか、読まれたくないかという点で違います。

無料note
・多くの人に読んでもらいたい

有料note
・多くの人に読んでもらいたくない

私は基本多くの人に読んでもらいたいので無料noteを書いており、有料noteは1本だけです。

有料noteさえも4000文字以上無料であり、より詳しく知りたい方だけ有料へ進んでいただいています。

内容がハードなので、一度は有料部分を掲載しないでおこうとしました。
しかし、過去の私が喉から手が出るほどほしかった情報です。

過去の私のような方にとって最高に有益で「こんな価値ある情報は世の中に出回っていない」という確固たる自信があったので、公開しました。

Q1. ちなみに、有料noteの販売状況は?
- 購入いただいています。

Q2. 購入されるとどんな気持ちになるの?
- 秘密を知られる、恥ずかしい気持ちになります。
- もちろん、ありがたい気持ちになります。

書籍は誰でも書店でページをめくれば読むことができます。
有料noteは買わない限り読むことができません。

買わないと読めないものを、私を信用して買ってくださったこと、大変ありがたいです。
ありがとうございます。

私の有料noteでは、私がWebの世界に入る前について書いています。

【本気】語学を最短で習得する3つの方法

いづれは削除する予定です。
削除しても購入者さんは引き続き読むことができます。

Q5. Webライティングの流れが知りたい

「Webライティングの流れ」記事は、過去に載せていました。
最も読まれている記事でしたが、手直しが大変だったため消したのです。

ご自身のnoteで紹介してくださった方がいらしたので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

私が読む側の立場だったら、一番初めに「Webライティングの流れ」が知りたいと思います。
具体的には2つの理由から「Webライティングの流れ」記事を削除しました。

  • 他の記事を公開するたびに、「Webライティングの流れ」を合わせて更新するため手間がかかる。

  • 手間がかかるわりには、noteは過去記事は読まれないしくみになっている(むなしい)。

ある程度記事が増えたら、「Webライティングの流れ」記事を書きますね!
簡単に流れを紹介します。

■ Webライティングの流れ

  1. キーワード調査

  2. 調査分析

  3. 想定読者の設定

  4. 企画立案

  5. 情報収集

  6. ライティング

Webライティングは書く前段階が大変といえるでしょう。
「1.キーワード調査」から「5.情報収集」までnoteにはありませんが(昔はありました)、書籍にはすべてあります。

Q6. スマートフォンで見た場合に見やすいように書くと、PCで見た場合見づらくなるけどよいのか?

「スマートフォンで見て3行〜5行になる場合は空白行を入れる」と過去の記事「なぜWebの文章は空白が多いのに、紙の文章は空白が少ないのか?」で紹介しました。

空白行がある場合とない場合では、空白行があるほうが見やすいです。

なぜスマートフォンとしているかというと、パソコンやタブレットを持っていない人でもスマートフォンは持っているからです。
要するに、スマホユーザが圧倒的に多いからです。

例えば、以下の場合はPCやタブレットで見て、見やすいように空白行を入れるとよいでしょう。

・PC:企業サイトで企業対企業(BtoB)のやりとりが多い
・タブレット:学校でタブレットを使って授業する

目的に応じて、最も多くの人が使用しているデバイス(PC、タブレット、スマートフォン)を基準にするとよいでしょう。

Q7. 将来的に、プログラムによってPCとスマホの改行は統一できるようになるのか?

「将来的に、改行は統一されるのか。パソコンとスマホの構造仕様が違うためだが、プログラムで変更できるように希望する。パソコン文字で空白間の多さには、とても違和感がある。それを意図的にしている人もいるが。」

実は、プログラムでPCで見た場合とスマートフォンで見た場合の改行を変えてどちらでもそれぞれに見やすいWebページにすることは技術的に可能です。

昔(2000年代終わりから2010年はじめ)は、PCサイト、スマートフォンサイト別々のサイトとして作られていたため、実現できていました。

使用する機種、ブラウザ、個人の設定に至るまですべてを全員同じ環境で使うなら、そのままのやり方でよかったです。

スマートフォンが2008年に初めて日本に上陸してから、PC、タブレットも合わせると現在数千を超える機種が誕生しました(数万かもしれません)。

GoogleChromeなどのブラウザも複数ありますし、同じ機種、同じブラウザで見ても個人の設定により全然違う見た目になります。

画面の横幅によって最適なデザインを見せるレスポンシブWebデザインという手法ができると、世の中のサイトほとんどがレスポンシブWebデザインで制作されることになります。

レスポンシブWebデザイン
デバイスの横幅のサイズに合わせて、最適なデザイン・レイアウトで表示させる手法。
パソコンやスマートフォン等で閲覧した時、使用する機種に最も合うデザインが自動的に表示されます。

画像付きで説明しているページ>

この技術がなければ、noteを更新する時に、PC版とスマホ版で2回同じ入力作業をしなければなりません。

URLが別なので、公開を知らせるときは2つ案内する必要があります。
例:PC https://arjigorm.com、スマートフォン https://arjigorm-s.com

いま機種が多く、かつ個人の設定により見え方も異なる時代で、いちいち一つ一つそれぞれに合わせたサイトを作っていたら時間とお金がかかってしまいます。

天文学的数字です。
現実的ではありません。

このため、レスポンシブWebデザインは画期的な技術で、現在よく利用されています。

ちなみにレスポンシブWebデザインで制作しても、個別のブラウザと機種で見やすいように調整作業することもできます。
※例:ブラウザ(GoogleChrome10)×デバイス(AndroidPixel6)

ただ、全部に対してやろうとすると無限に続けることになってしまいます。

それぞれの画面の横幅に合わせて最適な状態で表示させる方法で、7割方きちんと見えている状態にすることが主流です。
100%ではないけれど、「一応見える、一応正しく動くなら問題なし」とすることが一般的です。

▼Webのしくみ、見え方について詳しく説明しています。

システムエンジニアさん等、私よりもっと詳しい方が回答されるとより適切な回答になるでしょう。
「言い方おかしい!」と思われる部分は、ぜひコメントで教えてください。

Q8. 読みやすいのに、読者から改行を増やしてほしいと言われて困っている。増やすべき?

「私はWeb小説を書いているのですが、読者から改行がなくて読みづらいから改行を増やしてほしいと言われています。
私は読みやすいのでこのままがいいんです。
どうしたらよいでしょうか?」

私はWeb小説など読まれる文章の書き方を知りませんので、回答は完全に私の感想になります。

読者を大事にするなら改行を増やしたほうがよいでしょうね。
よくあるのが、書く人はPCで書いているのに、読む人はスマホで読む場合。

書く側は読みやすいのですが、読む側は文字ぎっしりの画面を見るので大変です。

読者がいて成立するので、読者が求めることなら一度改行を増やされてはどうでしょうか。

わざわざ言ってくれる人なんて、ほぼいません。
その読者と同じように読みにくいと感じている人が他にも多くいるはずです。

もし可能でしたら、読者さん全員にアンケートをしてみるとよいのではないでしょうか。
Googleフォームを使うと、簡単に集計しグラフ化までできます。
Twitter、Instagramだと簡易的ですが、気楽に答えてもらえると思います。

まとめ

Webライティングnoteにいただく「よくある8つの質問」にお答えしました。
最も多い質問は、「改行」に関するものでした。

【よくある質問】
Q1. 体系的に全体像を教えてほしい
Q2. 紹介されているWebの文章の書き方は、小説、SNS等にも使えるのか?
Q3. キーワード調査についての記事がなくなった
Q4. 無料noteと有料noteどういう基準で分けているのか?
Q5. Webライティングの流れが知りたい
Q6. スマートフォンで見た場合に見やすいように書くと、PCで見た場合見づらくなるけどよいのか?
Q7. 将来的に、プログラムによってPCとスマホの改行は統一できるようになるのか?
Q8. 読みやすいのに、読者から改行を増やしてほしいと言われて困っている。増やすべき?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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