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【スマブラSP】オーストラリア中堅勢が実際に感じた日本のスマブラの特徴

明日明後日で、日本にてスマブラの大型大会篝火#11が開催される。

日本の大会で一番規模が大きいと言っても過言ではないこちらの大会。

参加者数は1472人。前回大会と同じく、海外からの刺客もいるため盛り上がることは間違いない。

僕の暮らすオーストラリアからも、腕の立つプレイヤーが何人か参加している。


できることなら帰国してまで現地に行って観戦したいものだが、現在所有しているビザや予算の都合で今回もパス。

ただ離れていてもストリーム配信で楽しめることができるのがeスポーツの醍醐味でもある。観戦を楽しむのはもちろん、SNSの翻訳等で界隈を盛り上げられたらともやんわり考えている。


最後に僕が日本に帰ったのが、昨年の12月。

好きなバンドの解散ライブを観るというのが一番の目的だったのだが、

世界でも屈指のスマブラ大国でスマブラせずに帰るなんてできるわけがない。

ということで滞在期間中2回ほど渋谷で行われている大会、Beeスマに参加させていただいたのだが…

ものの見事にフルボッコにされたのであった…


オーストラリアの地方ではそこそこ腕の立つ自分が、ほとんど勝てないというので日本とのレベルの違いを強く感じたのはもちろん、

自分とはかなりプレースタイルや気質にも違いがあるなと身をもって体感した。


ということで今回はかなり前の話にはなってしまうが、現地で感じた日本のプレイヤーの特徴を、豪州中堅勢の目線からお話していきたいと思う。


豊富な知識量

まず日本のプレイヤーは、どんな方でも知識の量がとにかく豊富だと感じた。

これは例えば技に対する正しいベク変やずらしといったところから、キャラのコンボ始動やネタといった知識面などにも該当する。

僕はスネークを使っているのだが、豪州では時折通用する初見殺し的なネタなどが相手にほとんど対応されてしまっていた。

メイトで名を馳せている方はもちろん、最近大会に出始めたと仰っていたプレイヤーの方でさえもこういったことを確実に抑えているので非常に驚いたのを覚えている。

これは大規模なスマブラシーンによる対戦回数や知識の共有のしやすさも要因なのだろうが、日本人の真面目で几帳面な気質にも関係しているのかもしれない。

オーストラリアでもトップ、上位層はこういった部分はマスターしているように思うが、中堅層になってくるとできている人とできていない人で差が出てくるように思う。

ちなみに僕はできていない…もっと基本を大事にせねば。


ロジカルな日本のスマブラ

「日本のスマブラは防御的、海外のスマブラは攻撃的」

双方のシーンを体感した方がよく語るところである。

日本に来る前までは、「ちょっとバイアス入ってんじゃないの?」などと穿った捉え方をしていたのだが、

実際に日本でスマブラをしてみてそれは顕著に感じた。

現地で対戦をしたどのプレイヤーの方もとにかく動きが丁寧で、決して意味もなくリスクを負う動きはせず、一つ一つの行動に意味付けができるようにキャラを動かしているように思えた。

特に防御に関連した択の豊富さは勉強になるところが多く、どの行動に対してどれが正解の防御択か、といったところも全てのプレイヤーが頭の中で体系化できているのだろうと思う。

自分はこれまでかなり感覚に頼ってプレイしていた。フローチャートでも作ってみるか…


どうすれば勝率を上げられたか


A:とにかくゲームスピードを上げる


同じくらいの実力のプレイヤーで比較した時に、知識、読み合い、丁寧さなど自分が負けている部分が多く見られたが、キャラをできるだけ速く動かすことに関しては勝っているように感じた。

感覚的にプレイしているからこそ丁寧さにはやや欠けるかもしれないが、よりスピードに長けているのが海外勢の特徴なのかもしれない。

相手にロジックを展開される前にスピードを上げて、対応される前に倒す。

それでも上手い人たちにはもちろん負けるのだが、少なからずそれに気づいてからほんの少し試合展開を良くできたのは良かったと思う。

オーストラリアならではのスマブラの強みを使っていきたい。



まとめ

世界で最もスマブラが強い地域と言って差し支えない日本という母国でスマブラできたことは大きな刺激となった。

この時に見えた丁寧さが足りない、択が少ないといった課題は未解決なため、詰めていきたいと思う。



そんなことより、明日から篝火だ。

場所が離れていても、存分に、楽しめるだけ楽しもう。





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