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733/1096 見上げてごらん、夜の星を

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で733日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

733日目。わたしの家系は膠原病が強く出る家系で、祖母はリウマチがひどくて歩くことがままならなかったし、母も指が痛んで曲がってしまっている。わたしはしばらく前に指に出て不思議と治り、今は両膝に来ているようだ。

子どものころ、歩くことのできない祖母を見て、恐ろしい病だと思いながら育った。けれども自分も毎朝痛むようになっている。ところが、予測を大幅に裏切って、わたしはそのことで少しも悩んでいない。自分がもっとこう、嘆いたり心折れたりするのかと思っていたのだ。

将来は思うように歩けなくなるのかも知れないし、海岸を走って「ああ~~わたっし~の~恋はァ~~~南のォ~~風にのって走ぃるわああ~~」と歌ったりできなくなるのかも知れない。でも、どうってことねえだ。

この世界には、あまりにも面白いことがありすぎる。わたしには、楽しめることがありすぎる。そのうえ人生の時間は有限ときたもんだ。もうとにかく悩んでいる暇なんかない。今わたしが持っている、「自由に空を飛ぶことができない」とか「テレポーテーションができない」とか「重力を無視できない」などなどの数々のものすごい制限に、「歩くことがままならない」という制限が加わったことなど、忘れてしまうだろうと思う。

自分が当たり前に歩けると信じていたころ、歩けない人を不幸だと思っていた。その自分が微笑ましい。そこが脅かされると、意外と人は別のことに開眼するのだと思う。

自分が当たり前に三日坊主だと信じていたころ、勤勉な人を「嫌そうなことしてるなあ」と思っていた。ほんとうにその自分が愚かしくて微笑ましい。三日坊主が脅かされる頃には、意外と人は地道な作業に幸を見出していたりするのにな。

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この地球に人間として生まれたことを、わたしはどえっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっらく貴重なことだと思う。みなさんはどうだろう!

わたしはなんとなく、ものすごくたくさんのことを超えて、審査を通って、やっっっとのことでここに来られたのだと思う。そしたことをすべて忘れて生まれるという、とんでもない設定で。ほんっとウチら、なんつーことをしているのでしょうね、この宇宙の真っ只中で。

この、「今が貴重すぎる!!」という思いが高まりに高まると、自分が誰なのかということはある意味でどうでも良くなってきてしまう。わたしは今壇珠さんとなっており、そして彼女はこの社会においては至らぬところばかりの人物なのだけれども、それは重要なことではない。とにかく、ここにいる!!たった今、その最中だ。それが!!ほんとう~~にすごいことだと思えていると、自分が人間社会でどういう人物なのかということは「極細かいこと」になってくる。

それはちょうど、こんなことだ。今前澤さんが『月に行くときにもうひとり連れて行ってみようキャンペーン』を始めて、応募者の中から一名様にその権利が当たる!!というのを始めたとする。そこに応募したところ、別の人が当たって、「まあそりゃそうよね」と思っていたらその人物が都合が悪くなってギリギリで辞退をし、なんと急遽別の人に権利を譲るという状況が発生した。宝くじよりも遥かに低い確率だ。そして当選者発表日、なんと自分にメールが来ているのを発見するのだ!あなたが当選しました、と・・・

しかし、むごぎゃーーーーーーなんてことだああああ!!!と思う暇すらなくこう言われるのだ。「急いで決めてほしいことがあります!月に行く際の宇宙服なんですが、微妙に色合いや形や耐久性が違うんです!もちろん、現地で過ごすぶんにはどれも問題ありません!!すぐに決められなければ他の人にします!どうしますか!!」と言われたときに「どどど、どれでもいいです!!このチャンスに月に行けるんですから、どれだとしても文句ありません!!」と言った、というような感覚だ。

地球旅行の貴重ささえ思い出せば、あるがままを愛すとかなんとかということは、もう苦もなくクリアできる。もう、「そこに苦があるってどうなのよ」と思えてくる。今この地球の現場にいて、自分について不平不満ばかりに目が行っている人は、その状況で月に行って「この水色のよりもグレーの宇宙服のほうがインスタ映えするのに」と言って嘆いてばかりいるようなものだ。目の前には月面があり、空を見上げればまるで落ちてくるようなド迫力の、どでかくて真っ青な地球がある。そういうとてつもなく貴重な環境で、「ずっと宇宙服の色を変える方法を考えている」のと同じだ。

自分のことをありのままに受け入れられないという人は、そもそもそのことなんか放っておけばいいのだ。そこにフォーカスポイントを合わせて固定しているから、そこばかり気になる。そんなことよりも、今あなたがひとつの惑星の表面にいるということに、まっさらに出会い直すことだ。一体わたしたちが、どういう状況にあるのかを本当に観る。あなたはこの今の地球上で生存する知的生命体である真っ最中だ。その状況を、どう観るか、だ…!

本当に宇宙にいるという実感がないという人は、心の望遠鏡が近くを撮影するピントに合っていて、固定されてしまっているだけだ。晴れた日の夜、またいま一度新しい気持ちで空を見上げてみて。

空に、無数の他の天体が見える。
映画の中の話ではないのだ。
ここにあなたは生きている。
昼と夜の切り替わる星で、人間として生きてその観察眼を担っている。

この事実を、いつもいつも同じ視点から観るのか、ぐるっと違うところから観るのか。自分自身のことばかり見つめずに、そのことを感じ直してみて!

宇宙最難関レベルの制限を経験する霊たちよ。われら、ここに生きるあいだ、この地球での経験を見る視点をいくらでも自在に切り替えようではないか!!あなたのせっかくの貴重な地球旅行に、幸多からんことを。

それではまた、明日ね。

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