見出し画像

216/1096 揺れる想いと揺れない自分

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で216日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

216日目になって、この毎日投稿を読んでくださっている方たちに気持ちが寄り添うような不思議な感覚を得た。家でひとりで書いたものを毎日発信するのにはある種の孤独がつきまとうけれど、こうして書き手と読み手の共同作業という感覚が生まれると、その孤独がほんとうにホッコリと嬉しいものになる。わたしこっちやるね、そしたらわたしはこっちをやるね!と、一緒に役割分担を持っているような、楽しくて温かい感覚・・・読んでくださる方に、本当にありがとうが湧いてくる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日は雨が降っていて、外を見ながら、東京の天気はどうなんだろう、と思っていた。でも考えてみればそれは、この惑星の反対側に思いを馳せているということなんだなあ・・・東京が近くも遠くもあって、どちらと言えない感覚だ・・そのどちらの感覚もが、自分にとっては本当のことだ。

正反対の感覚がどちらも本当だというのは、矛盾しているけれど意外とよくあることだ・・・わたしにはそういうことがいっぱいある。みなさまはどうだろうか!

娘のパスクワのホリデーが今日で終わってしまった。明日からまた学校が始まる。わたしも明日からまた通常業務に戻る。それが嬉しいし、わたしは家でひとりで過ごすのが大好きなのだけれど、学校が始まって娘と要られる時間が減るのはさみしい。わたしは娘が愛しくて、一緒にいるのがあまりに楽しいために、娘がずっとそばにいてくれたらいいのにとか、娘がずっとこのままであってほしいとか、学校なんか始まらなければいいのにとか思ってしまう。

夫に対してもそうで、週末にのんびりと過ごしているのを見ると「ゆっくりできてよかったなあ」と思う。食事の支度もしてくれるし、車で出かけられるし、夫がいるととても助かる。ずっとこうして、ゆったりと本人の好きなようにしていられたらいいのにと思う。
・・・・でも、朝起きて、その日夫が仕事で朝から晩までいないとわかったときなどは必ず「やったー!独りの時間キタァーー!」と思ってしまう。そのどちらもが本当の気持ちなのだ。

嫌なヤツだなと思うのに好きだったり、
好きなことなのに疲れたり、
怖いのにやってみたかったり、
好きなのにウザかったり、

矛盾している感覚のどちらもが、ウソじゃないことってある。それに対して、どちらかに答えが決まっていない自分はハッキリしなくてダメだとか、優柔不断だとかいい加減だとか、白黒ハッキリしろとか、丁か半かさァどっちだ!とか、思ってしまうことってないだろうか。わたしは以前、そうやっていつも自分を責めていた。

なぜショートヘアに憧れつつロングヘアが好きなのだろう、なぜ彼といると疲れるのに一緒にいたいのだろう、なぜ親元を離れるのは寂しいのに別々に暮らしたいのだろう、と、書き始めるとキリがないけれど、矛盾した感覚が自分の中で共存していることがいっぱいあって、それらに対して、なぜにわたしはこうしてどっちつかずなんだろう・・・という自責の念があった。それが自分に対する嫌悪感につながっていたのだ。。
若かりし頃は、自分はジキル氏とハイド氏みたいな多重人格の予備軍なんじゃないか?!などと思っていた。これは、、ただの中二病じゃないかっ・・・!

でも、人って、いろんな自分がいて当たり前だ。あるときは困った人に手を差し伸べる天使、あるときは自分を助けてくれない人を恨む心貧しきもの。あるときは生きるのに疲れ、あるときはやる気にみなぎっている。人がいないと寂しいくせに、ひとりで勝手にしたい・・・・

そこにハッキリ答えを出さなくてはならないような気がするのは、やっぱりどこか「揺るがない信念を持っているべし」「心をひとつに定めておくべし」みたいな日本中に蔓延している風潮に疑いを持つことなく、それをそのまま鵜呑みにしてしまったからなのだと思う。
でも、なにもかにもに白黒ハッキリと答えが決まっているというのは自然な状態ではなくて、その間のグレーなゾーンがあるままでいて良いのだ。同じことへの反応が体調でも変わる。いろんな反応のパターンがあって矛盾を抱えていたり、同時に2つの相反する答えが出てきてどちらも自分の本音だと感じたりするのが、人の自然な状態。それを責めてしまうのは本当に辛いことだ。。その責めから解放されるだけで、とても楽になる。

心が定まらないことを変えようとしても無理なことだけれど、心が定まらなくてもいいんだ、それが自然だもんね。という視点を持つと、この視点の方はちゃんと定まっていてくれる。そうやって、自分に優しいところに定点を置いてみると、「揺れる自分を眺める、揺れない自分」との出会いがある。
そっちのほうが、ずっと楽チンだ!

というわけで今日は、ZARDが『揺れる想い』の中で歌っていたように、

揺れる想い体じゅう感じて
このままずっとそばにいたい
青く澄んだあの空のような
君と歩き続けたい in my dream
 
と自分に言ってみませんか、というお誘いであった!
舟に乗って大いに揺れよう、矛盾しよう、それを浜から見ていよう。。

揺れる自分を許す、優しい月曜日を。
それではまた、明日!


【初夏の特殊なワークショップのお知らせ】

『あがり症克服のための1DAYワークショップ』
『響き合う恋をする・恋愛1DAYワークショップ』
参加者募集中です。

『あがり症克服のための1DAYワークショップ』

あがり症を持つ方のための、あがり症克服に特化した日帰りのワークショップです。わたし自身がどんなに場数を踏んでも抑えようとしても治らなかったひどいあがり症を克服したある方法を、ワークに落とし込んだもの。
このワークショップでは、あがりを抑えようとせずに自然に中和し鎮める方法を伝授します。あがり症を克服したい方に、ぜひとも知ってもらいたいと思っています。人数限定ですので、お申込みはお早めに。当日がとても楽しみです。
(※残席3です)

『響き合う恋をする・恋愛1DAYワークショップ』

こちらは幸せな恋愛や夫婦関係のためのワークショップですが、根本には自分自身と恋をすること、目の前の人と響き合うこと、本当の自分で誰かと関わることをワークを通して体験するものです。
ワークはとても楽しめるものでありながら奥深い体験につながっています。こちらも、ピンと来た方にぜひ体験してほしいものです。
(※残席2です)

【九宮秘行のワークショップ、募集が始まっています】

人生を限りなく透明な目で見通し、本来の自分のあり方を取り戻す九宮秘行のワークショップ。今夏の受講生の募集が始まりました。

第三部まで修了すると師範代のライセンスが取得でき、九宮秘行講師(壇珠と清蓮)主催の九宮秘行ワークショップ内で共に「九宮秘行 第一部」の指導に当たることができます。

自分の本質を知り、枠を超えて人生を歩みたい人へ。
自分の可能性を探求し、本来の望みを体現しましょう!

道家茅山上清派や様々な流派の数々の秘儀秘術の本格的な修行を経験してこられた清蓮さんとわたしとで一緒に「身体・意識」それぞれの面から練りあげたワークを、ひとつひとつ進んでいただきます。ご自身の探求とともに、人間の可能性に驚く純粋な体験のできる場です。
どなたでもゼロから参加できます。一緒に九宮秘行を伝えていきませんか。

・瞳の純粋さを思い出す
・人生に遊び心を取り戻す
・自分で自分に贈り物を与えられるようになる
・人前で安心して存在できるようになる
・深い呼吸のできる体になる
・自分自身や他者、 世界についての思い込みから自由になる
・生きている間に魂存在としての自分を思い出す
・ひとつのものが全てであって、全てがひとつであるという感覚を体験する
・神通力を開く

などの効果が期待できます!ワクワクした方は、ぜひ!!詳しくは九宮秘行のホームページをご覧ください。


【自分の枠を突破しましょう】

『秘行×神聖幾何調身法』

身体のアルケミストであり、多くの求道者たちへの指導経験を持つ清蓮くんとの『枠を越えていく』ためのトークライブ&ワーク伝授を行います。

その名も、『秘行×神聖幾何調身法』
〜ワクワクが枠枠になっていないかい?〜

2時間のトークライブのあと、1時間のワーク伝授があります。

大きい会場に変更したため120名まで入ることができます。
(※現在残席5となりました!)
みなさまに実際にお目にかかれるのを楽しみにしています!

詳しくはこちら↓

twitterでもぜひつながってね!


毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)