688/1096　自分の魅力を見せると「動かす人」になる

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。３年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で688日。
（この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。）

６８８日目、事務仕事が貯まる前にこなせているとなんともないのだが、たまってしまうと自分にジェームズ・ボンドもしくはイーサン・ハントをドーピングしなくてはこなせなくなる。ガーッ…聴こえるか…これを送信すれば先入先への侵入ルートを確保できる…そしてこの極秘メールへの返信さえすれば任務はほぼ完了だ…あとは実務に移るのみ…以上。みたいなことを思わなくてはやれない。そこにスイッチが入って遊びだと思えるとやれる。ドーピングに失敗するとやることができない。わたしは、やりたくないことをやることができない。

実は”やりたくないことをやることができない”のは、心のことを学んでから意識してそうなったのではなくて、気がつけばそうだっただけだ。義務教育の間だけやりたくないことを無理してやっていたが、結果無理すぎて死にそうになり、知恵を絞ってなんとしてでもサボるに至った。サボるためならいきなり勇敢にそして賢くパワフルになるのだが、無理をしようとするとゾンビになってしまう(リアルに)。そしてこのあたりについて、他の人がどうなのかをわたしは知らない。

会社や学校やテスト勉強や受験勉強、掃除や料理などを、やりたくてやる人を超尊敬する。そしてまた、それらを「やりたくないのにやることができる人」を真の天才なのかもしれないと思う。「やりたくない→無理」というのは短絡的だし直列つなぎだしわかりやすいけれど、「やりたくない→それでもやる」の”→”の中にはどんな関数が入るのだろう？！一体そこでなにが起こっているのだろう？！まるで錬金術だ。

「氷を温かいところに置く→溶ける」ならわかるが、「氷を温かいところに置く→それでも溶けない」みたいな超常現象をどうやって起こしているのだろう。自分は彼らに比べより原始的で、彼らを進化系であるように感じる。すごいと思う。

この毎日投稿も、やっぱり書きたいから書いているのであって、どうもわたしは三年書き続けることができても、その進化系にはなれる気がしない。
原始人は原始人のままなのだろうと思う。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

原始人は今日も書く！！
夏だしな、思いつきをパッと書くのだ。（冬だってそうなくせに）

みなさんは、自分の魅力を見せることをしていますか。
自分の魅力をとにかく人に見せるということです。

そう言うと「自分が魅力だと思っても他人がどう思うかわからないじゃない！」という反論をする人がいます。そりゃそうなのです。そして、それがどうかしましたか、ということなのです。

いろいろとうまくいっている人と、うまくいっていない人っていますよね。
したいことを、したいようにできている人と、そうではない人。

そこには、「自分の魅力を人に見せようとしているかどうか」という違いがあります。これをするのには、いろいろと超えなくてはならないハードルがありますよね。でも、わたしたちは魅力を見せている人のところに注意を向けます。そうできています。注意はエネルギーです。憧れも妬みもエネルギーです。そのとき、あなたはエネルギーを動かしています。エネルギーを動かす人は、ものごとを動かします。

自分の魅力を人に見せるには、まず自分で自分に魅力があるのだと知っていなくてはいけません。それから、それを人に見せる、表現するということをしなくてはなりません。これらだけでも迷いや抵抗が強い人は多いと思うのですが、さらにはそれを見た人の感想に触れる可能性がありますが、それへの勇気も必要です。

まとめると、

◯自分で自分に魅力があるのだと知っている
◯その魅力を人に見せる
◯人の反応を見る

これを行っているかどうか、の違いがあるということです。

別に人気商売をしていなくても、客商売をしていなくても、です。会社でいつも同じ同僚と顔を合わせるだけだから、そんなものは必要ないということはないのです。人間対人間の関係性があるときに、自分の魅力を相手に見せること、エネルギーを動かすことはいつだって有効なのです。エネルギーを停滞させないこと、動かして流すことが大事です。
溜まった水と、流れる水の差ですね…！！

わたしはイタリアに住んでいますが、イタリア人たちはこれが得意です。日本人に比べ「自分の魅力を見せること」「他人の魅力を見ること」に非常に慣れ親しんでいて、それに対してポジティブであると言うよりは、それが自然で当たり前といった感じです。

では、わたしたちの”魅力”ってなんでしょうか。
みなさんは、どんな人を魅力的だと思いますか。
実はこれ、ひとりひとり違うんです。だから正解なんてないんです。

つまりどういうことかというと、わたしは自分のこれを魅力的だと思う、と自分で勝手に決めたことを見せるしかないのですね。

そのとき、背の高い人が背が小さい人の魅力を出すことはできません。
背の小さい人が背の高い人の魅力を出すことができません。

当然ながら、わたしたちが「今の自分にあるものを、これは魅力なのだと決めてしまう」作業が必要ですよね。できる人は自然とやっていますが、やっていない人にとっては大変な視点の切り替えが必要です。

実はこれ、「自分は魅力を出すに値する人間だと思っているか、そうでないか」が左右しています。そう思っている人は自分のいろいろな特徴を魅力だと決めていて、そう思っていない人は自分のいかなる特徴をも魅力などではないと決めています。

つまり、自分の実力や容姿や能力は関係がないということ。
単に、「魅力を出す許可を与えるかどうか」ということなのです。
断じて、魅力がないから出せない、のではありませんからね。言い切りますが、そんな人はどこにもいません。そこの弱気なあなたもですぞ！！

（え？あなたが魅力的になれる可能性？！んなもの１００％ですよ。なにをビビっているんですか。この宇宙の創造物、ナメちゃアカンのです。心配ご無用、色味なしの無色透明ですから。赤いフィルターで赤く見え、青いフィルターで青く見えますよ、１００％ね。どう観るかでしかありません。あなたがどう観るかが、世界があなたをどう観るかということそのものです。)

出していいと許可をしていないから、魅力が見つかっていないのです。
出していいと許可をすると、魅力が見つかってしまうのです。
そう、わかりやすく言えば、つまりは許可さえすればなんでも魅力になりうると思えるのです。「自分を出す」だけで「魅力を出している」ことになってしまうのです。

とは言え、よほどの猛者でもないかぎり、「そんな派手に許可を出していきなり自分を魅力的だと考え、それをどんどん表現して人に見せていく」というのは、恐ろしいものですよね。一気にいくと、リバウンドも起こりやすいです。慣れていないので、「ああ…でしゃばりすぎたかしら、嫌われるかしら」などと気になって、怖くて心がかなり不安定になってしまいます。

なので、もうちょっと穏やかに行きましょう。行動が伴っていて緩やかなほうが自分のものになっていきやすく、リバウンドもしにくいのです。

どうやるのかというと、ほとんど誰しもが抵抗なく魅力的だと思うこと、ってありますよね。それを行動にして見せていくのです。

たとえば、親切心。親切な人って魅力的です。出しやすい魅力ですよね。人を助ける人はどうしようもなく魅力的です。素敵です。性別関係なく惚れます。なので、そういうチャンスを虎視眈々と伺って、スキあらば人に親切にしたり助けたりする魅力を出すと、エネルギーをガツンと動かすことができます。これはこれまでさほど意識していなかった人がやると、エネルギーのベクトルが真逆になるレベルです。エンジンが掛かっていなかった人ですら、ギアが一速に入ります。これをすると、天使や神さまが目をつけるくらい、あなたが輝きだします。基礎であり、かつ最上の策…！！これをいつでもやりましょう！！

それから、得意なことを披露する。これも非常に魅力的なこと。謙遜していないで、どんどん見せましょう。なんでもいいんです。紙細工でも、喋り続けることでも、ピカピカに掃除した家でも。おお～い見てくれ～～がんばったど～～！と自慢してください。これはとにかくエネルギーがドバっと動きます。過剰な謙遜は毒でしかありません。遠慮してちゃダメです。

それから強力なのが、笑っている姿を見せること。これも思い切り魅力を見せたことになります。これをするとき、あなたはエネルギーを大きく動かします。なので、いつも自分が笑えるようなことを考えて表現している人は、どんなこともうまくいきます。笑う門って、ほんとうに福が来るのです。笑うたびに自分を褒めましょう！！

たとえば気分が落ち込んでいる日や起こっている日は、カレンダーにハートマークをつけてください。ひとことコメント付きでもいいです。「どん底」とか「キレてる」とかね。それで、何日間ハートマークを更新できるか、自分と勝負してみてください。ちょっとでも落ち込みや怒りが晴れちゃったらもうハートはつけられませんからね、できるだけそれらをキープしようとするのです。それをSNSで見せてもいいです。今日どん底なんだが、がんばって落ち込みを長引かせようと思う！！などと言えば良いのです。そしてあなたは、すぐに自分に負けることでしょう。アカン!!あんだけどん底だったのにすでに晴れてきてしもたんだが！！と結果も伝えましょう。(笑)

いつもこれをつけていると、自分の落ち込みが大した事なさすぎて呆れます。「どん底」言うてたくせに、そのレベルの暗さは次の日にはどこかに行きがちです。自分でもそんな自分を笑いましょう。その気分を表現しましょう。落ち込みを使ってですら、魅力を見せることができるのです。

それからすごいのが、チャレンジ中の姿を見せる。これもすごいのです。わたしたちってついつい、なにかに挑戦するときに「できてから言おう」「うまくいってから明かそう」と思ってしまいがちです。もちろんそのサプライズを楽しみにして頑張るのは良いのですが、自分がチャレンジするときというのは、魅力を見せるのに非常に良いチャンスなのです！！なので、「うまくいくかわからんけれど、これに挑戦してみようと思う！！」と明かしてみましょう！

わたしたちが誰かに対して、うわーこの人うまくいくのかな、やれるのかな、怖そうだな、がんばれ！と思っているとき、そのチャレンジ中の相手に強く魅力を感じます。そうした思いは大きなエネルギーです。チャレンジが成功しても失敗しても関係ないのがポイント。失敗はまったく問題ではなくて、チャレンジを見せたことにより、エネルギーを動かすことだけが重要なのです。なので、失敗を全然気にしなくていいのがいいですね！！

他に意外なところですが、緊張している姿。ドキドキガクブルしている姿を見せることなのですが、これが実は、めちゃくちゃエネルギーが動きます。小心者・あがり症の人の素晴らしい特権と言えますね。わたしたちは、人がドキドキしている姿を見ると、ドキドキしてしまいます。そこに注意を集中させます。このときエネルギーが大きく動きます。そのときの摩擦や轍が残した跡は、そのあとにもわたしたちがエネルギーを動かす力になります。勇気を出すのって、やはり素晴らしいことなのですね。

面白いのが、それとは反対に非常にリラックスした姿を見せるのも魅力を見せたことになります。ああなんという安定感だろう、落ち着くな、気分がいいな、この盤石の安定感と自信に惹かれるなあ！というときにもまた、人のエネルギーが根底からどデカく揺り動かされます。そのあとに人それぞれ、散ったり砕けたり鎮まったり破られたり歓喜したりします。どーんとリラックスした余裕と自信のある相手に強く惹かれることってありますよね。自分のリラックスを見せるのは、大きな魅力(この場合カリスマ力)を見せたことになります。

そしてそうしながらだんだんと自分の魅力を見せることに慣れて、世界にリラックスし、自分の素の姿がそのまま魅力的だと思えているとき、あなたは最もあなたの魅力を見せていることになるのです。わたしたちは、誰かがその人自身でいることを楽しむ姿になにより憧れ、惹かれますよね。

こうして見てくるとわかるように、魅力を出すのには、実力や能力が必要だ、ということはないのです。それぞれの人が、そのときどきの自分を表現すること。それが、エネルギーの世界では偽りなく伝わるということです。

なので、「魅力を見せる許可」とは、「嘘のない姿を知られる許可」だと言えますね。偽りの姿ばかりを見せるのを止めること。それが分かれ目になっているということです。

あなたはあなたの魅力を、外に出そうとしていますか。
あなた自身のことを「魅力的ですよ」と表そうとしていますか。

あなたという神から預かった生命体について、

「魅力なんてない」
「魅力があるだなどと言ってはならない」
「恥なので隠しておくべき」
「ロクでもないので恥ずかしくて表に出せない」

などと思っていませんか。
そんなふうに悪口を言っていじめて萎縮させてパワハラしていたら、そのあなたの取り組むものごとが伸び伸びとうまくいくわけがないのです。

神さまの創造物を、絶賛しましょう！
わたしは毎日毎日自分のことを、いかに素敵なのか、いかに魅力的なのか、どこがすごいのか、どんなに善いことをしたのか、などなどを口に出して家族に話しています。呆れられても一向に構いやしないのです。

今日はこのあとに、「今日はブログにねえ、やりたいことをやりたいようにやるために、自分の魅力を出そうっていう大事なコツについて書いたんだよ。言葉を尽くしたんだよ！いい事したよ。いや～自分がいい人で本当に気分がいいよ。真心で書いたんだもの。えらいなあ自分(本気で感心)」と、言うことでしょう。神さまにゴマすり(？ｗ)です。自分という神の作品について、ベタ褒めするのです。いいことあるから、やってみて！！

と、いうわけで今日は、ものごとがうまくいくためには、自分の魅力を出すこと！！神さまの作品ですからね、遠慮したり文句言ったりしていないで、せっせと出すのです！！出すとエンジンが掛かりますよ！！という強めのお誘いをしてみました。やろうやろう、みんなでどんどんやりましょう！！

で、明日は、魅力が本当にないと考えてしまっている人のための、「そういうときはハッタリをかませ」についてです。魅力ってなんと、”飾ると備わる”という性質を持っているのですから。一夜城を建ててキープしていれば、それが本物の城になるというお話です。お楽しみに。

それではまた、明日ね！！

【オフィシャルサイトです】

オンライン個人セッションや、オンラインサロンのご案内ほか、さまざまな情報がチェックできます！ぜひ見に来てね。

壇珠