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【目覚めってなに?】ー読んで味わう体験ワークーある女性の目覚めの物語

おはようございます。今日はわたくしめ、ちょっと真面目なモードであります。それがどこでいきなり崩れるかわかりませんが、いけるところまでこの真面目モードのまま書きたいと思っています。というのも今日は、私たちの意識の目覚めに触れるものをご紹介したいと思っているからです。

私たち日本人は太古の昔から、精神の目覚めというものを謳歌し、それをとても大切にしてきた民族です。精神性をとても大切にするところが、日本人の根底にある最も素晴らしい点であり、その文化は世界に誇るものだといえます。

私たちの国・日本では、昭和の時代に一時的に訪れたUFOや超能力などのオカルト分野の爆発的なブームが、メディアによる批判や不手際が世論に大きく影響する形で去りました。当時はちょうどそれらと新興宗教への不信感などが相まって、私たちが魂を持った存在、もっといえば霊的な存在であるということを考えることは、その後から知性を疑われるほど忌み嫌われることになってしまいました。こうしたことを信じているということだけでなく、それらについての情報を好んで見聞きしていることすら隠さなくてはならないほどでしたね。雑誌『ムー』をこっそり読んでいる人も多かったのではないでしょうか。そんな風潮が常識として根付いてしまったのです。

しかし、近年ようやくその時代が過ぎ去って、精神世界への抵抗が薄まって来ました。私も、多くの人がこれらのことにあまり抵抗なく触れるようになってきているのを実感しています。私はこのことを、新たな時代の幕開けだと思っています。もちろん今は激しい過渡期であって、再生のための破壊が怒っている最中なのだと感じています。

ここ10年ほどの間は、それまで世間では疎まれがちだったスピリチュアルなものも、心理学や自己啓発やコーチングなどの分野との境界線が薄れ、発信されるものは玉石混交とはいえ大きく市民権を得ました。近年では空前の怪談ブームもそこに一役買っているように見受けられます。

そしてきっと私のブログの読者さんには、もっと目覚めて生きたい、より大きな視点で自分であることを楽しみたいと願う人がほとんどだろうと思っています。私もその発信を楽しんでおり、読者さんとのやり取りをひとつの生きがいのように思って活動しています。このブログの他にも、意識の目覚めを促す”秘行”のコースの提供や無料の質問箱への回答などを通して、現在私たちの意識がものすごい速さで変化をしているのを感じています。

そんなスピ激動の時代の中、ある女性がこのnoteに貴重な自叙伝の発信を始められました。今日は、この時代を迷いながらも生き、そして目覚めを体験していきたいと感じているすべての人に、是非にもこの自叙伝を読んでいただきたいと思ってこの記事を書いています。

彼女の名前は芦沢さゆりさん。彼女に憧れてヨガやアーユルヴェーダに関心を寄せた方も多いことと思います。

さゆりさんは、会社員をしながらも約10年間のヨガ講師として活動。退社後ヨガ、アーユルヴェーダ講師を経て、2021年より骨格から地球軸に還る骨格ボディメイクセラピストとして活躍されているカリスマボディーワーカーさんです。現在では秘行のファシリテーターさんでもあります。

この彼女の綴った、現代社会を生きる苦悩と、そこから目覚めへと至るまでの経緯というのは、どなたにも共感できるものでありながら、ハイヤーセルフの高い視点を保って書かれたものです。大変秀逸な「覚醒体験記」と喩えてよいといえるもの。これが無料で読めてしまうことが、本当にありがたいことだと思います。

最終章直前までの物語を前知識として、最終章とあとがきを読んでいただくと、間接的に自分を観るというのはどういうことなのかに触れることができるようになっています。それから、自分を観ることによる意識されない体感が、一体どんなところに私たちを連れて行ってくれるのかも、わかるように書かれているのです。それが、とても的確でやさしく、擬似的に体感しやすい言葉で書かれています。

必ずあとがきまで読んでいただくことが重要です。読み物というのは一種の体験であり、ワークです。ぜひ身体をゆったりとさせて、急いで読まずに、最後までをひとつのアトラクションとして味わってみてください。

今が苦しい人にも、今が幸せな人にも、迷いの中にある人にも、どんな人にもおすすめです。そして、目覚めるって具体的にどうなることを言うんだろう?体験したらどうなっちゃうんだろう?どういう体感があるのだろう?ということに興味のある人。それらをいかなる方法で追ってきても、結局はさっぱりわからずにもとに戻ってしまう人。それから、自分をあるがままに観る、自分をあるがままに愛する、そのままでいい、そこから生きれば良い。そんな究極的な自己受容に興味のあるすべての人にもオススメです。

一部を抜粋させていただきます。

本質とかアートマンとか神とか意識とか空とか、そんなものに惹かれて、たくさんの本を読んだし、勉強もしたし、瞑想もした。心理学や脳科学、量子力学にも興味を持って素人ながら学んだりもした。

けれど、分かったような気がした翌日には分からなくなっていた。「あの人」が言うことと「この人」が言うことの違いに惑わされた。

何を信じたらいいのか分からなかった。

そもそも、何かを信じることで解決することだとも思えなかった。きっと何かを見落としていて、本質が見えてないんだと思っていた。

【その11】より

それまでのわたしは、ひたすらによきものを求めていました。手を伸ばしては掴み、これだと思ったものや人との繋がりに意味を与えていました。「そのままにOKを出す」という、どこかの誰かが言っていた言葉を体験なしに鵜呑みにし、

「そのままでいいんだよ」
「何も変える必要はないんだよ」
「そのままで愛されるんだよ」

それをイコール『嫌いな自分(他者を含む)を好きになる』ことだと捉えてしまっていたのでした。それが自分を受け入れることだと捉えていたのでした。

けれど、コンプレックスや劣等感は立ち向かったり克服すべきものではなく、ましてや受け入れるものでも、自己肯定感に変えるものでもない。ただ、そのままにして、それを感じている自分にOKを出してあげるだけのものだった。

そんなシンプル過ぎることだったんです。
この気づき、アイデアはわたしには衝撃で、ヘナヘナと力が抜けました。

【あとがき】より

自分自身を愛し大切にして生き、そこから人や世界と響き合って生きていきたい人みんなに、心から読んでみてほしいと思える珠玉のあとがき。そこまでの物語にも、読まれる方の多くに共感の嵐が起こることと思います。
ぜひにも、以下のリンクからこの体験に飛び込んでみてください。

自叙伝って、書いて発表するのに最も勇気のいるものでもありますよね。
自分の過去を暴露することで自分を傷つけてバンジーを飛ぶのを目的にして書くのではなく、自分について「ある意味でどうでも良いと思える高さからの愛とリラックスを持って」書くのはなかなかに難しい作業です。

それができないままで実際に書いてみよう、ネット上に上げてみようとすると、様々な抵抗が現れるものだと思います。これを軽やかに超えて書かれたものは、読む人に間接的に意識の変容を起こさせる作用を持っています。

本当に心の琴線に触れるものを読ませていただいて、感謝しています。
ありがとう、さゆりさん。すでに続々と嬉しい感想が寄せられているそうですが、これから読まれるというお方は、どうぞ楽しんでください!!

ついでに私めの1人漫才のような恥晒し自伝も、ぜひとも読んでね読んでね読んでね(モザイクが必要なピンクな読み物ではありませんが、公共の場で読まないことをおすすめいたします)。あっ!ここで真面目が崩れたぞ!笑

というわけで今日は、オススメの読み物のご紹介でした。
それではまたね。

毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)