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Googleアナリティクス4 エンゲージメントとアクティブユーザーとは!?

GA4の基本概念とキーワードを理解する。今回はエンゲージメントの意味を深掘りします。エンゲージメントと聞くと、思い浮かぶのはInstagramのエンゲージメントではないでしょうか?

インスタグラムのエンゲージメントとは「いいね」や「コメント」、「保存」といったフォロワーの反応のことです。
次にエンゲージメント率は「エンゲージメント」を「インプレション」や「フォロワー数」で割った率です。

ユーザーの反応率なので、エンゲージメントの高いアカウントはユーザーへの影響力が高いと考えられています。

それでは、GA4のエンゲージメントとはどのようなものでしょうか。
GA4のエンゲージメントとは、次のような反応を行ったユーザー(セッション)のことをいいます。

  • 10秒以上継続したセッション

  • コンバージョンが発生したセッション

  • 2ページ以上ページを見たまスクリーンビューを行ったセッション

GA4の多くのレポートはこのエンゲージメントの考えに基づきカウントされ上記いずれかの行動をしたセッションをエンゲージメントセッションとし、数値としてエンゲージメント率やアクティブユーザー数としてカウントされます。

エンゲージメント率

GA4のエンゲージメント率は次のように求めます。
エンゲージメント率 = エンゲージメントセッション / 全体のセッション
エンゲージメント率でウェブサイトの反応率を知ることができます。

ユーザーエンゲージメント

エンゲージメントと同じような名前でユーザーエンゲージメント(user_engagement)というイベントがあります。このイベントはウェブページをフォーカスしている場合のフォーカス時間が設定されます。アプリの場合は最前面に画面が表示された時間が入ります。

どれだけ、ユーザーがウェブサイトやアプリの画面を見ていたかという指標としてengagement_time_msecに時間が入ります。


以上を踏まえて、アクティブユーザーの定義を再思考してみましょう。

アクティブユーザー

アクティブユーザーは次のような定義です。

  • first_visit、first_open イベントのあったセッション。初回訪問。

または

  • エンゲージメントのあったセッション

エンゲージメントのあったセッションとは

  • 10秒以上継続したセッション

  • コンバージョンが発生したセッション

  • 2ページ以上ページを見たまスクリーンビューを行ったセッション

すなわち、ウェブサイトやアプリに初回に訪問したユーザーと1ページを熟読したユーザーまたは、ページ内を回遊したユーザーとある一定の行動したユーザーをGA4のアクティブユーザーとして、ユーザーに表示されます。



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