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映画デートで可愛い彼女を演じた思い出


#映画にまつわる思い出

ふざけた題名だが、内容も小話程度に読んでもらいたい。

2023年、映画「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」が上映された。

内容は、省略するがアバターシリーズの根強いファンもいるだろう。

これはシリーズ二話目なのだが、
一話目は2009年。 
14年前。私が高校生の頃。

私は記憶力は悪い方なのだが、これだけは忘れない。

当時、憧れの人と付き合ってドキドキ映画館デートに行くことが決まった。

彼がアバターを観たいと言ったから。

私は、既にアバターは母と観ていた。 

彼にそれを伝えたが、「俺が払うから」と観たい熱意を伝えられて観に行くことにした。

※彼も私もバイトをしていたわけでは無く、映画料金というのは高校生にとっては安くはなかった。

そして、デート当日彼と映画を観たのだが、
上映中に私は思わずすすり泣いた。

隣ですすり泣く彼女。
 
感動ストーリーに弱いのだろう、なんて可愛いんだ!(私の妄想)

終わって劇場を出た後、彼に聞かれた。
彼「だいじょうぶ?」
私「うん、、感動しちゃって」
彼「そうか。(イケメンスマイル)」

ところがどっこい!
私はそんな可愛い女の子ではない。

時を戻すと、、
上映中の私は、長時間の3D映像で
目の疲れ・そして乾きが物凄かった!!

目がショボショボしてしまい、涙。涙。。

そして彼に「だいじょうぶ?」と聞かれ、
私は彼に嘘をついて、感極まって泣いたという
可愛い彼女ぶってみたのだ。

もしもその時素直に、
「目が乾燥しちゃって。。」
と答えたならば、
高校生の甘酸っぱいデートから一転!
「おまえ、うちのオカンやないかい。」
になってしまうだろう。

憧れの人と居るんだから、彼に可愛いと思ってもらいたい。
うちのオカンは避けたい。
ならば、こんなこともやってやろうじゃないか。

男性諸君、「しょーもな」って思っただろう。

女子ならそんな経験の1個や2個みなさんあるのでは無かろうか?

彼に可愛く思ってもらいたい!

その為の材料がちょうど目の前に転がっていたので使うしかないだろう。

私の、青春時代の甘酸っぱいというか
ちょっと灰汁も加わった、、
そんな思い出の1ページを書いてみた。

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