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金屋神社・波佐見焼のお守りとエビネ蘭

3年振りの開催で大賑わいの波佐見・陶器まつりをスルーして、金屋神社へ。
今年初詣はしたものの、おみくじを引いてなかったので、金屋神社の波佐見焼のおみくじを引きました。

波佐見・陶器まつりの会場から少し山へ入っていったところにある金屋神社。
それほど離れているわけではないのですが、とても静かでうぐいすの鳴き声ぐらいしか
聴こえてこないなんともいえない長閑なところがお気に入りで、
エビネが咲く頃になると、毎年欠かさずやってきています。
木々の新緑がまぶしい。でも今年はツツジが早かったようで
この階段の両脇のツツジは既にに散った後でした。

さて、そのおみくじですが、小さなかわいいコンプラ瓶に入っています。
色が何色あったかな。白、黄色、赤、水色、緑、ピンクの6色だったような。私が選んだのは水色です。

コンプラ瓶に入ったおみくじ


中吉でした。
運勢は良いと書かれてましたが、内容はあまりよくなかったですね。
まぁでも当たり障りなし、というところでしょうか。

ちなみに赤を選んだ相方は、大吉を引き当ててました。新しいことを始めるのによしだそうで、まさに、今年、新しいことにチャレンジを始めた相方です。

同じ色のお守り

お守りです。これも波佐見焼なんです。かわいいでしょう。
コンプラ瓶と同じ色を選びました。帰ってきてから、色によって、水色は交通安全、赤は学業成就というように分かれていることに気づきました(;^_^A
私のは交通安全でした。

数量限定でなくなり次第終了とだいぶ前に何かで見ていたので、この時期でもあるのかどうなのかな、と思って行ってみたところ、まだ十分ありました。

このお守り、2015年に地域おこし協力隊として移住された方が、やきものの町なのに波佐見焼のお守りがないことに気づき、宮司さんへ相談し、工房の方などが集まり企画、考案し製造されたもので、翌年には、コンブラ瓶のおみくじも作られて現在6色になっているとのことです。

この中におみくじが置いてあり、お守りは写真には写っていませんが、
この右横の建物のところにあります。

そして、お参りを済ませ、おみくじとお守りを手にした後、エビネ蘭を見に、奥まで進んでいきました。

最初に迎えてくれるのは、大きなイロハモミジ。
推定樹齢700年とのことで、立派です。

そしていよいよえびね蘭育成地へ。

案内板も波佐見焼。

この辺り、元々エビネ蘭が自生していたそうですが、1970年から80年代にかけて、エビネランブームが起こると、他の地もそうですが、この辺りのエビネ蘭も盗掘され、自生のものは、ほとんど姿を消してしまったとのこと。

2007年から地元有志の方々により1000株が植栽され、現在は6000株ほどまで増えてきているとか。

林床に咲くエビネ蘭。GoProにて相方撮影。

東京に居た頃は、毎年時期になると開園する町田のエビネ園によく出掛けていました。町の喧騒の中にあって、その一角だけはなんだか別世界に入り込んだかのような雰囲気がとても好きで、毎年楽しみに出掛けていたのですが、それが今はこの金屋神社になっています。えびねはこのような落葉広葉樹林の林床が好きな蘭なのですね。というか、こういう場所でしか育たない、ということでしょう。

相方がいくつかGoProを購入して、動画撮影をしていたのですが、もちろん写真も撮れるということで、GoProで撮った写真を拝借。
かなり広角で、魚眼みたいに撮れるのが面白い。

こちらもGoProでの一枚。寄り過ぎてピンボケになってますが。

以下はXpro1での撮影です。今年はお花が少なめのようにも感じました。
少し前に降った大雨の影響か、エビネ蘭を鑑賞できる小道が、雨で流れてきた土砂というか、落葉により、ほとんどわからない状態になっていて、ほぼ下の舗装された遊歩道からの観賞しか出来ない状態になっていました。




キエビネが一番多いですが、他にも様々なエビネ蘭が植えられていて楽しめます。何より、この雰囲気に癒されます。今年は花が少なめだったので、写真の枚数も少なく、以下、2020年の撮影分からです。


これより奥は、道が滑りやすかったり、落石もあったり、マムシも出たり、行かれる方は自己責任で、と注意書きの看板がたっていました。ちょっとした山登りになるようです。今回は、この先へは行かず、引き返しました。
帰り道に出逢った一面の蓮華畑。波佐見町にて。

さて、GW後半になりました。ちょうど間に相方の仕事が入ったので、後半で、プチお出かけをしてきます。



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