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この場所へ移住を決めた理由。

先日のカリオモンズコーヒーからの帰り。雨が降っている場所が右奥に見えていた。長崎らしい冬空。雲が空を行進しているように見えたりして、面白い空でした。

実は、私達が移住先をここへ決めたのは、この場所に知り合いがいて、とか何度かここを訪れていて、ここが気に入って、ということではなく、先に、移住ありきで、その中でも九州へ移住する!と決めていました。2012年初め、冬のことです。

ただその時点ではまだ九州のどこにするか、全然決めていませんでした。そんな中で、とりあえず現地へ行ってみよう、でも、まずどこへ行こう?そう考えていた時に、当時SNSで写真を通して知り合った三浦半島好きの方が、三浦半島と長崎の海はとてもよく似ていて面白いですよ、と云うので、私達も三浦半島が大好きで、仕事があれば三浦半島に住みたい、とよく云っていたぐらいだったので、であれば、長崎へ行ってみよう!と、もう最初から長崎県に的を絞って、廻ってみることにしたんです。(ではなぜその三浦半島ではなく長崎県だったのかということもまた後で書きたいと思います。)

そして、長崎空港へ初めて降り立ち、二人とも初めて長崎の地を踏み、最初に向かった先が、大村市の野岳湖という、途中、大村湾が上から見渡せるとても眺めのいい場所があるところでした。

目当ては、お昼を食べることだったのだけど、結局その日は行ってみたかったお店が臨時休業していてそこでは食べることが出来ず、長崎市内まで行くことになったのだけれど、ただ、上から見た海の雰囲気だけではなく、その辺りの田畑の雰囲気も、ホントだ、大きな三浦半島みたいだ~と、二人ともいっぺんに気に入ってしまって。

更に、大村湾周辺から、九十九島の辺りまで、ずっと車を走らせてみれば、小さな入り江がもうそれこそあちこちにあって、三浦でいう佐島のような、それこそ佐島を大きくしたようなところもあれば、もっと佐島をコンパクトにしたような大小様々な漁港も、あちこちに点在していて、その雰囲気も、二人ともすっかり虜になってしまったんです。

最終的には、初めて展望台からみた九十九島の眺めに、もうただただ、二人して圧倒され、ここがいい!とまさに、ひとめぼれ、でした。幸い、その近くにちょうど私達が求めていたような家も見つかり、相方の仕事もありそうだ、ということで、そこに決めたのですが、実際に、移住してくるまでには2年近くかかりました。

それについても、少しずつ書いていきたいと思います。

なので、私達がここへ移住してきた理由をよく聞かれますが、本当に、ただ単純に九十九島の眺めを見て、二人ともここがいい!ここしかない!と決めてしまいました。

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この大村湾周辺もまだまだゆっくり廻ってみたいところがたくさんあります。

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その九十九島に移住した翌々年の冬、雪が積もった時の貴重な写真です。まずこの辺りは、雪がちらちらと舞うことはあっても、積雪しません。多分、私が生きている間には、きっともう見ることがないだろうという貴重な眺めでした。


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