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長崎の食2~味噌作りの合間に味噌らーめんを食す~

今日は、味噌を20キロ仕込みました。

夫婦ふたり暮らしの我が家の味噌消費量は、年20キロ越え、なのです。

年間の味噌消費量を、毎日どれだけのみそ汁を飲むか、ということを基準にして、味噌を作り始める前に計算したのですが、我が家の場合は、朝晩、一人一杯×2人×2食で一日4杯分×365日です。

家でご飯を食べるときは、基本、みそ汁ですが、出掛けることもあるし、休みの日の朝などはパンのときもあります。

なので、毎日ではないにしても、仮に毎日と計算すると、どれくらいになるか、というと、だいたいみそ汁一杯に味噌16g使います。

16g×(一日二人で二食)4杯×365日=23,360g=23キロ。

365日毎日2食ともみそ汁を飲むわけではないにしても、みそ汁以外でも味噌を使うこともあるし、どうかなーと以前は20キロ仕込みましたが、微妙に足りなかったんですね。

なので、30キロ、仕込むようになって2年目です。その前は、25キロで、やっぱり少し足りませんでした。

12月に10キロ仕込んでいるので、今日で一年分の味噌の仕込みが完成です。

漬ける容器が10キロ用なので、大豆の種類を変えて、午前と午後に分けて、10キロずつ仕込みました。朝9時過ぎから始めて、味噌樽に漬け込みが終了したのが19時。一日仕事でしたが、あ、これで一年分の味噌が仕込めた、と思うとほっとした気持ちが大きいです。

その間のお昼に、贔屓にしている「麵屋 潮風」さんの限定味噌らーめん第2弾、ゆず味噌らーめん「二つ星」を頂いてきました。それが一枚目の写真です。

九州ということもあってか、らーめんというととんこつが多くて、味噌らーめんって本当に少なくて、こちらも限定なんですが、店主自家製味噌を使った無化調のらーめんなんです。

その二つ星のデラックスを頂いたのですが、今日の分は、私達でラストでした。危なかった。もうちょっと時間が遅れていたらデラックス、食べ損ねるところでした。

デラックスは、厚さ1㎝のボリューム感ある自家製チャーシューがどーんと乗るのですが、これがまた角煮のように柔らかくて、何だろう?かんきつ、ゆずなのかな、よくわからなかったですが、あまりチャーシューでは感じたことがないような爽やかないい香りがしてとっても美味しくて、またちょっと甘めの味噌スープに塩だれをからめた白菜がたっぷり入って、甘さと塩気のバランスもよくて、かな~りはまりました(笑)しかも、どうやら、このチャーシューが一番端っこ、だったようで、1㎝どころかそれ以上の肉厚さで、恐らく、これが今日の最後の仕込みのチャーシューだったのかな、と。相方に、そこ、一番いいところだろう、よかったね~と、交換しようか、とも言ったんですけどね、いや、そこはあなたが食べてください、そう思ってきっと出してくれたんだと思うよ、というので、遠慮なく頂きました。

実は昨夜も頂いたのですが、昨夜は、2枚の筈の焼きのりが、私のところは3枚入っていて・・・。重なっていたので、きっとわからなかったのだろうけれども、あら、これ当たりだわ~と頂いたのですが、今日も、でした(∀`*ゞ)エヘヘ

このゆず味噌らーめんは、期間限定で、味噌がなくなり次第終了ということで、もう一回食べたいけど、今日しか食べられるチャンスがないかも!と

連チャンだけど、味噌作りの合間に行ってしまえ~ということで、味噌を仕込みながら味噌らーめん、頂いてきました。

ゆずの香りを油に移しているということで、らーめんを頂いている間中、ずっとゆずのいい香りに包まれて、それがまたさっぱりとよかったです。

こちらでは、味噌らーめん自体が珍しいということもあるのか、かなり注文される方も多いみたいで、第一弾のとき、実は相方はひとりで食べに行っていたのですが、私は食べ損ねていました。今回は2回行けてよかったです。

元々、らーめん自体、特別好きというわけではないのですが、相方が大のらーめん好きで、でも、化学調味料不使用、というのが絶対の大前提としてあり、それだけで行けるお店がほとんどないのですが、佐世保にはこの「麵屋 潮風」さんがあるということで、我が家の外食利用店の中で一番行く頻度が高いのがこの「麵屋 潮風」さんなのです。時々、こういった限定麺もあるのがさらに行く頻度が多くなっている要因かもしれません。

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さて、その味噌ですが、この写真のところが、一番力仕事な、麹と大豆を混ぜるところ。10キロ分なので、混ぜるのがかなり力が要ります。煮た大豆をミンサーにかけて潰すところと、この混ぜるところが相方の役割です。

味噌作りは、夫婦ふたり仕事です。美味しい味噌になることもあってか、率先して、手伝ってくれます。(相方は、台所仕事は通常、まったく何もやりませんが、美味しい物に目がない食いしん坊なので・・・笑)

自分の苦手とするところを手伝ってもらっているので、有難いですし、夫婦揃っての共同作業というのがまたいいのかなと思います。

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ホーロー鍋に詰めて、仕込み完了です。

実は、まだこれを床下に移さないといけないのですが、それが終わってなくて来週まで持ち越しになってます。

最初に木樽に仕込んだ分の、樽を留める”タガ”と呼ばれる部分が、味噌の圧で外れてしまったんです。3か所程、外れていました。でんぷん糊で留めてあるそうなのですが、G17のボンドか何かで貼り付けてしまおうかと話しています。

それをやらないといけないので、まだ出しっぱなしになっています。

木樽は、こういったメンテナンスが必要というのがあるのですが、木材に住む菌の作用で、味噌の味わいも深い物になるといわれていて、実際に、全然違うというのもあるので、10キロは木樽で仕込むことにしています。

そして、そんな味噌作りの動画も撮影してみたので、あとはこれを編集したら載せてみたいと思います。


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