らっきょう漬けの季節
我が家は、甘酢漬けではなく、塩漬けにしている。塩漬けって美味しいの?塩っぱくないの?と聞かれるけれど、これが不思議と塩っぱいというよりは、甘ささえ感じるぐらい。時間と共に、塩っぱさは抜けてくる。砂糖を使わないのも気に入っている。
らっきょうといえば、鳥取産が有名だし、味も確かにいい。でも、幸いなことに、地元のらっきょうがいくらでも安く手に入るし、なんなら、地元のお母さんたちがせっせと剥いた剥きらっきょうも売っている。手間賃が入るので泥付きのままで買うより多少は高いけれど、剥いている時間がないときには、この剥きらっきょうを使うのもあり。
先々週、たまたま2連休があったので、旦那と共に、チマチマと泥付き4キロのらっきょうの皮を剥いて仕込んだ。ちょうど2週間が経過したのだけれど、どんどん発酵が進んで凄い匂いになっている。
時々、蓋を開けると、ポンッという音と共に、強烈な匂いが漂ってくる・・・。ふたりで、くっさ、くっさっと鼻をつまむぐらい猛烈(;'∀')
これがどうしてあんなにも美味しくなるのか、本当に不思議。
しかも、この匂い、どうやら招かれざる客を招いている。絶対、よそから寄ってきてる。この1週間ぐらいで、急に現れるようになったから、間違いない・・・。やつらは、タマネギの匂いに寄ってくる。らっきょうもネギ系の匂いだしね。ラッキョウ瓶の周りに、〇〇〇〇キャップを置いてやったw
4キロ漬けたけど、もっと漬けたいと旦那はいう。10キロは漬けていたときもあって、その頃は、毎朝の食卓にも欠かさずらっきょうが載っていた。今は週1~2回ぐらいか。置いておく場所があれば、もっと仕込んでもいいのだけれど、味噌に、らっきょうに、梅干しに、置く場所が全然足りないのだ。
そして、我が家で一番お気に入りのらっきょうの塩漬けの食べ方は、これをおむすびの具にすること。細かく刻んで、ご飯に混ぜて握る。
これ、本当に美味しいから。ぜひらっきょうがある人はやってみて。というか、商品としてらっきょう漬けのおむすびって出てないよね?
難点がひとつだけあって、それは、匂い。食べてる方は気にならないのだけれど、高速バスの車内で食べたとき、周りの人にはけっこう強烈な匂いだったろうと思う(^-^;
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