オランダからこんにちは!#25 ‐飲み物編‐
連載も25回目を迎えました。今週のテーマは、世界各国でよく飲まれている珍しい「飲み物」について。
今日は、オランダでよく飲まれていて、他の国ではあまり見かけないような珍しい飲み物を3つ紹介していきたいと思います。
まずは、私もカフェでよく頼む大好きな「お茶」からいきましょう!
*Verse muntthee (フレッシュミントティー)*
みなさん、日本でフレッシュミントティーと聞くと、こんな感じで
「ガラスのティーカップに入った、薄く色が付いたお上品なお湯」みたいな飲み物が登場するイメージありませんか? 私はあります(笑)
……お上品なお湯とは……?
また新たに、変な日本語を爆誕させてしまった気がしますが、それは差し置き、オランダでフレッシュミントティーを頼むと、全く別なビジュアルの飲み物が出てきます。それがこちら!
でーん!!!
草感、すごいですよね!背の高めのグラスに、お湯と新鮮なミントが茎ごとこれでもかとどっさり入っています。オランダのミントは日本でみるものよりも全体的にサイズが大きいですね。とってもすっきり爽やかな味で、寒い日は温まりますし、暑い日でもミントのすっきり感が心地よい飲み物で、年中よく注文されています。料理ともケーキともよく合う気がします。
初めてこれを目にした時には結構衝撃でしたが、オランダのカフェやレストランでの定番メニューで、ほとんどのお店で注文することができます。大体お茶のグラスとセットで小さいお菓子1つ(クッキーやヌガーなど)、蜂蜜のパックが付いてきます。私は蜂蜜は入れずにそのまま飲みますが、甘めの飲み物が好みの人は蜂蜜を入れて飲んでいます。
調べてみたところ、ミントティーには嬉しい効能がたくさんあるそうです。ミントの清涼感の主成分「メントール」には胃の消化促進作用があるため、食べ過ぎ・飲み過ぎなどで胃腸の調子が悪い時にもおすすめです。また、風邪の引き始めにも効き、乗り物酔いを緩和する効果も期待できるとか。
それから、これは私自身も飲んで実感していることですが、ミントには鎮静作用や心身をリラックスさせる効果があります。飲むとホッとできるのでおすすめです。Verse muntthee、オランダに来たらぜひお試しあれ!
続いては、面白い名前のコーヒー。
*Koffie verkeerd ("間違った"コーヒー)*
オランダでカフェに入ると、たくさんの種類のコーヒーメニューがある中に唯一他の国では見ない名前のコーヒーが書いてあります。それが、Koffie verkeerd。直訳すると、間違ったコーヒーという意味になります。
何が「間違って」いるかというと、、、
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