マガジンのカバー画像

Dialann_2019-2024

77
運営しているクリエイター

2020年7月の記事一覧

[サブスク]購買の条件

[サブスク]購買の条件

定期購読、定期視聴などのいわゆるサブスクリプションを自分ならどういう場合に続けられるだろうと考えてみる。



その前に、どんなものなら自分は喜んで支払うか。それは非常に簡単。即答できる。それがないと生きていけないくらい必要なもの。それを見たり聴いたりしなければ死ねないと思うくらい気になるもの。それくらいだ。その条件に合致するものなら即決。

ところが、世の中、うまくしたもので、そういうものはそ

もっとみる
ハイレゾ事始め(2) BOTT

ハイレゾ事始め(2) BOTT

※「ハイレゾ事始め」の1回めは 'John Wesley Harding' (1, 1a)。

LPだと針を落とした瞬間にグッとくることがある。

それに匹敵する経験が DSD でも起きることを発見した。CD などではあまり起きない。

今回は 'Blood on the Tracks' (下)。DSD は moraやe-onkyoで入手できる。どちらも 2.8MHz/1bit. ハイレゾとしては

もっとみる
ハイレゾ事始め(1a) JWH

ハイレゾ事始め(1a) JWH

'John Wesley Harding' について言い足りないことがあるので、追記する。前回はこちら。



ディランは作品だけの力で勝負しようとしたのではないか。後世、必ずその真価が評価されると信じて。



1966-67年の音楽界は、作りこんだサウンドをみな競い合っていた。発端は66年暮れの 'Good Vibrations' だ。Brian Wilson が途方もないスタジオ時間をか

もっとみる
ハイレゾ事始め(1) JWH

ハイレゾ事始め(1) JWH

最近、ハイレゾを聴きはじめて、耳が開いた。

こういう体験は個人差があると思うので、以下、完全に個人的見解を述べることにする。

オーディオは再生機器により印象ががらりと変わることがある。一般にはお金をかけるほどいい音がすると思われている。それはたぶん真実だろうが、そこには関心がない。

関心があるのは、スタジオのモニターで聴くような音に近い感覚で再生できるかどうか。そこだけである。



ピア

もっとみる