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写真・撮影関連

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写真・撮影関連での考えや気づきのまとめ。
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記事一覧

朝の海辺(2022夏・腰越海岸)

早朝の海辺は想像以上に散歩者が多い。 歩く人、眺める人、拾う人。四つ脚で徘徊するケムクジャラの人。

夜明けの海を歩こう。(2022夏・腰越海岸)

2022年夏-秋ぐらいの腰越海岸です。 夜明けの海を見たり、歩いたりというのは近所に住んでいないとなかなかその機会がないですが、薄暗い青の世界を感じられるので機会があればおすすめします。

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今年はどんな夏になるんだろう

古いビルには夢がある:銀座奥野ビル篇

古いビルは様々な理由で解体が進んでいます。 その後に建つのは面白味のない、あってもなくてもいいようなデザインのビルやマンションばかりです。 ビル/土地オーナーにとってはそうじゃなくても、古いビルが好きなわたくしにとっては無価値な代物です。 安全性や運用性からそれは仕方がないことですが、昭和初期の当時の文化を今に伝えるようなビルに関しては、可能な限り世界遺産のように保存してほしいしテーマパークのように開放してほしい。 ビルオーナーには損をしても未来永劫、風化して消え去るまで保

急ぎ足の夜桜達🌸

上野ではソメイヨシノより一足先にピンクの桜が咲いていました。 ナイトフォトによい彩りですね。

たとえ小さくても旅はよい②|エモい夕暮れの湘南を歩く。

8月の最終週、夏休みで小旅行をしました。 よく腰越に滞在するんですが、この夏(正確には秋ですが)は腰越を軸に周辺の街(鎌倉市、藤沢市、熱海市)を歩きました。 暮れゆく湘南を歩く片瀬江ノ島から七里ガ浜周辺を歩きます。 晴れていればマジックアワーを楽しんだり大きな富士山の姿を眺めたりもあるでしょうけど、引き続き雲の多い空模様。 でも、そんな空の湘南もエモい雰囲気。 (今回はあえてエモいを多用する記事にしたい) 片瀬江ノ島・腰越周辺七里ガ浜周辺

たとえ小さくても旅はよい①|薄曇りの熱海を歩く。

8月の最終週、夏休みで小旅行をしました。 よく腰越に滞在するんですが、この夏(正確には秋ですが)は腰越を軸に周辺の街(鎌倉市、藤沢市、熱海市)を歩きました。 初日は熱海颱風などの影響もあって薄曇りでした。 青々とした空と海の熱海がよかったですが、曇っていたおかげで残暑からは逃れられたと思います。 古い昭和の街、温泉街的な要素と若返る観光地が併存していて面白いですね。若い観光客に溢れていて活気を感じられました。 熱海の雰囲気

桜の花、舞い上がる道を。今年の桜は慌ただしく去って行った。🌸🌸🌸

「桜の花、舞い上がる道を」はエレファントカシマシの代表的な楽曲のひとつですね。東京新聞CMのタイアップソングだったので繰り返し聴いていた人も多いと思います。 まあ、情景がぴったりだったのでタイトルに引用しただけです。 上野恩賜公園(いわゆる上野公園)をぶらぶらと撮り巡った20022年の桜です。桜色のブリザードという表現が適切なぐらいに舞っていました。 🌸🌸🌸 🌸🌸🌸 2022年も変わらず咲いてくれてありがとう、と感じる。

あえて90s-00sな写真を撮るようになったよ。

去年ぐらいからずっと90s-00sみたいなものに取り憑かれている感じがします。 いま1998年とか2002年に戻れと言われたら、変な流行病はないにせよだいぶ不便だし00年代始まりは就職氷河期でひどい目に遭わされたので「う~ん」と考え込むとは思う。 *** 余談だけど、あの当時(就職氷河期)の採用面接担当って本当に態度悪い人多かったよね! 圧迫や意地悪や平気で条件替えみたいな…いま思うと彼らだいぶ無能だったんじゃないかなって思う。 *** ただ、それでもバブル崩壊期前後のカ

ポジティブな妥協点

たまにこんなことを尋ねられることがあります。 ビジネスではないものとして創作活動をする上でのモチベーションの源泉は何ですか? 維持し続けるためのそれは何ですか? 例えば、兼業活動かつ「生活を支えるほどの副業でもない創作活動」は限りなく制限事項が多くあるはずです。 わたくしが何かを続けるためのモチベーションの源泉は「面白さ」「好奇心」で、これがあると続けられます。 ビジネスというよりはアートに近い定性的な感覚ですね。 もうひとつあるんですがそれは「放り投げた石ころが、ある事

フェティッシュな写真を撮っています

わたくしはすでに仕事を持って20年やっているので専業フォトグラファーになる道は逃してしまったんですが、割と真面目に写真には取り組んでいまして、この3年ほどは「ラバーウェア(ラテックスウェア)」という特殊なジャンルの衣裳をフィーチャーした撮影をしています。 わかりやすい例だとレディーガガやケイティ・ペリーなどが衣裳として着ていたと思います。 大手の広告撮影とかと比べたら百分の一の規模にもなりませんが、毎回自費で予算編成して制作体制だけはしっかりやりたいと考えているので自分で撮影

白くてねむい写真が多い

白くてねむいは日本的作風? それとも?勉強も兼ねて写真のSNSなどでポートレート作品をあてもなくどんどんサーフィンして見ていくのが好きです。 ここで、日本の様々なフォトグラファーが撮る女性被写体のポートレート作品を見ていると「ねむい」感じの写真がとても多いといった共通点が見えてきます。 作風として必要で意図しているならそれも良いのでしょうが、明らかにピンがどこに合っているかわからなかったり、単に肌感をごまかすために薄ぼやけたものも多く混じり込んでくるので「そういう需要があっ

信号機って実寸を見るととてもでかいんですけど、だいたいの人の記憶の中ではそんな巨大な装置には認識してませんよね。真下から見上げるとけっこう「ウワッ」って感じになります。

写真や映像を始めるなら。まずは構図や色の模倣から。

フォトグラファーやビデオグラファーだと名乗り始めた人にとって、自分の作風が定まるまではハッキリ言ってこれといった世界観が作りづらいところが課題だと思う。 そういったときにどういう方法で自分らしさを確立していくかってプロセスは非常に重要なテーマだと考えている。 同時にセンスアップ、スキルアップも課題になってくるはず。 驚くほど定番の意見だとは思うけど… 結局のところは古来から共通して「先に発表されたよい表現をしているものの真似をまずは徹底的にやってみる」というのが重要だろう。