#33 時刻表のデジタルとアナログ
2024.02.02(金)
鉄道写真を撮っていると過去の写真に写っている列車を調べたくなることがあります。正確な撮影日時を振り返るためには、カメラの日時設定が正しい事が前提となります。
2023年のダイヤ改正号では、アプリ課金して利用しているので、紙の時刻表は購入しませんでした。2024年のダイヤ改正が差し迫ったいま、やはり紙の時刻表で手元に残しておくべきだと思いました。運よくメルカリで見つけることができ入手できました。
普段使いはアプリは便利ですが、ダイヤ改正したらいつまでも古い情報が見られるとは限りません。もし、サービスが終了してしまったら、現行ダイヤですら見ることができなくなってしまいます。あとで確認する時は、安定して見られる媒体である紙の時刻表が必要となります。
JR東日本の主要路線では、車両前面に列車番号が表示されていて、あとから見返すときには好都合になっています。E231系より前の世代の車両ですと、運行番号のみ表示されていて、基本は奇数の運行番号が表示されているので、上り列車の場合は1ひいた数字となります。また、シャッタースピード1/60sec以下でないと列車番号が写らない車両または列車を高速シャッターで撮影した場合は、シマシマに写り撮影日付時刻から探すことになります。この辺は、#05 写真と行先表示をご参照ください。
列車番号について詳しく解説すると長くなりますのでこの辺にしておきます。
さて、時刻表の話に戻ります。
現時点で確実に残せる媒体は、アナログですけど紙になってしまうのではないでしょうか。場所は取るけど、見たいときにすぐ見られるのは便利です。デジタル時刻表では、紙のようにパラパラと見ることはせず、必要なページしか見なくなってしまいます。紙で嵩張るから、時刻表を解体して、スキャンして電子データ化したとしても、データを消してしまったら見ることができないし、HDDやクラウドに分散してバックアップを図るしかなさそうです。完璧な保存手段はないので、利用スタイルにあわせてどこまで許容できるがでデジタルかアナログか分かれるのではないでしょうか。
デジタルもアナログも状況に合わせて、それぞれ使いやすい方を選択していきたいと思います。
みなさんはどう使い分けているでしょうか。コメントで教えていただけたら嬉しいです。
長文におつきあいいただきありがとうございました。それでは、また。
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