三津千夜

神奈川県在住。69年生まれ。ふたご座。四姉弟三女。

三津千夜

神奈川県在住。69年生まれ。ふたご座。四姉弟三女。

最近の記事

生と死を考える時に

必ずと言っていいほど出てくる 『天国』と『地獄』の存在。 ダンテの「神曲」のような哲学でもなく 仏法で説く深淵なものではないんだけれど。自分なりに考えている。 生きている私たちの中に 死んでからの『天国』と『地獄』を見た!知ってる!という人はいない。 人間の創造の中のものだ。 なので少し違和感がある。 それでずっと考えていた。 最期の一瞬の人間の心の状態が 『天国』か『地獄』かで決まるものなのかも と少なからずお別れの経験をしてきた自分は今思う。 大好きだった人たちの最期

    • 去年書いてた独り言

      中学生の頃、部活のない日は入り浸ってた町田の貸しレコード屋さん『友&愛』 高校生になってからは、バイトのない暇な日に友達と通ってた。 音楽、アイドル、俳優、ファッション、雑誌… 三女の自分はなんでも姉たちの影響を受けた。 すぐ上の姉が熱狂的な小田和正さんのファンで もちろんオフコース愛は単純な妹にも伝染した。姉たちが聴くユーミンも。 5歳と3歳上の姉の真似をすることで 同級生より大人感を醸し出そうと自分をプロデュースした。幼い。 オフコースとユーミンにハマり続けたのは

      • 『普通』の意味を考え直した日

        息子は幼い頃から人間が大好きだった。 いつも誰かを笑顔にしたいと 自分自身がニコニコと過ごしていた。 なぜいつもご機嫌なのか? 恥ずかしながら小学校低学年の彼に聞いたことがある。 彼が笑って 『ママ、おれはご機嫌な「フリ」をしてる日もあるんだよ』 と答えて驚いたのを覚えている。 息子は正義感が強く自己主張をキチンとする子で その性格からよく揉め事を起こしてきた。 そんな息子が小4の頃の出来事。 担任の先生から聞いたことを ツイッターに呟やいていたので 引用しながら記す。

        • 時をかける中年女子

          あの頃の日々の詳細を覚えていない。 今日1日をどうやってこなしていくのか。 それが毎日の課題だった。 どんなことを考えて生きていたのか と問われたら ただお母さんのためだけに生きていた いと考えていた と答える。 1番忙しい日のスケジュールは⬇︎ 私が新聞配達を終えて 部活の朝練がある息子(中2)と 遅れて出て行く娘(高2) のお弁当作りと送り出し。 健康センターでの仕事を終えて (純烈の皆さんが来ていた 今は無き、当時とても忙しい職場) 夕方帰宅。 夜勤の主人のお弁当作

        生と死を考える時に

          お帰りノート

          月並みな理由だけれど 子どもたちが小学校に上がり 少しだけ隙間時間ができた頃 家計の足しにと午後からコンビニでパートを始めた。 少し気がかりだったのが 当時小学一年生だった 天真爛漫、感受性豊かな 寂しがり屋の息子。 学校から帰宅した時に 「お帰り」と言ってくれるママがいない と寂しそうだった。 17時になると 勤め先のコンビニに 大好きなママを心配して キックボードに乗って迎えに来てくれた。 (森羅万象チョコ買ってもらう目的も含) 私が家にいる日は決まって 「ママがい

          お帰りノート