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【車検証の住所変更】ってめんどくさいから放置する?車検証の住所変更をしないことで起こりうるデメリット5選


こんにちは、みっちーです。


今回は、

車検証の住所変更は

「放置していても大丈夫なのか?」

「なにかデメリットはあるのか?」

を解説していきます。


結論からいうと、

すみやかに住所変更の届けをしましょう!


なぜなら、

車検証の住所変更をしないことで

起こりうるデメリットがあるからです。



車検証の住所変更をしないことのデメリット5選

車検証の住所変更をしないことで

起こりうるデメリットは下のとおりです。

その1.車検証の住所変更をしないのは法律違反
その2.自動車税の通知が届かない
その3.車検がうけられない
その4.
事故のときに保険が適用されない
その5.
クルマを手放すときにちょっとめんどくさい

デメリット5選をそれぞれ解説していきましょう。



その1.車検証の住所変更をしないのは法律違反

以外に知られていないことですが、

車検証の住所変更をしていないと

法律違反になります。


道路運送車両法では

自動車の使用者は、自動車検査証の記載事項につ いて変更があつたときは、その事由があつた日から15日以内に、当該事項の変更について、国土交通大臣が行う自動車検査証の記入を受けなければならない。 ただし、その効力を失つている自動車検査証については、これに記入を受けるべき時期は、当該自動車を使用しようとする時とすることができる。

引用元:道路運送車両法第67条

住所変更があったら15日以内に車検証の記載を変更してください。といっています。


車検証の住所変更をしないと

次の各号のいずれかに該当する者は、五十万円以下の罰金に処する。
二 第十二条第一項、第十三条第一項又は第十五条第一項の規定による申請をせず、又は虚偽の申請をした者

引用元:道路運送車両法 第109条2項

50万円以下の罰金がありますよといっています。


まさか車検証の住所変更をしないことで

罰則や罰金があるなんて

知りませんでしたよね。


罰則や罰金になるケースはまれかもですが

あとで後悔しないように変更届けは

すみやかにやっておきましょう。



その2.自動車税通知書が届かない

毎年5月ごろに

自動車税の通知書が届いていますが、

自動車税の通知書を届けている住所

車検証の住所になります。


したがって、

車検証の住所を変更していないと

あたらしい住所には通知書が届かないのです。


郵便局の転送サービスも期間がありますので

ずっと車検証の住所変更をしていないと

自動車税の通知書が届かなくなります。


知らずに自動車税を納税していないと

たいへんなことになります。


自動車税を滞納すると延滞金が科せられたり、

銀行の口座やクルマが差し押さえられたりします。


ムダに出費しないように住所がかわったら

すみやかに住所変更の届けをしましょう!



その3.車検がうけられない

自動車税を納税していないと

車検がうけられません。


車検のときには、

過去の未納分もさかのぼって

納税状況を確認されています。


いくらクルマが

車検に合格する状態にあっても

自動車税の未納があると

その時点で不合格となります。


ちなみに、

納税証明書の車体番号の欄などに

「 ※ ※ ※ 」のような記号があると

自動車税の未納分がある

ということになります。

参考にしてみましょう。


行き違いや勘違い、

ムダな出費をなくすためにも

住所がかわったら

すみやかに住所変更の届けをしましょう!



その4.事故のときに保険が適用されない

車検証の住所と現住所がちがう場合、

保険が適用されないことがありえます。


自動車保険には、

自賠責保険(強制保険)

任意保険があります。


自賠責保険はクルマの車体番号で

管理されているので、住所がかわっても

法律上は保険金が支払われます。


ただ支払いのときに転居の証明が必要

になったり、保険金の支払いがスムーズに

できないことがありえます。


もしもの事故の時は

スムーズに処理が進んでくれた方が

いいでしょうから

すみやかに住所変更の届けをしましょう!


任意保険の場合は、

住所変更などには通知義務があります。


クルマをつかっている地域によって

保険料が変わってきますので

保険料の安い地域のままで

住所変更をしないのは

りっぱな詐欺行為と言っていいでしょう!


そして住所変更などは

義務ですから、通知を怠ったときは

通知義務違反として

保険金が支払われないこともありえます。


万が一の事故のときに

保険金が支払われるように

すみやかに住所変更の届けをしましょう!



その5.クルマを手放すときにちょっとめんどくさい

クルマを売却するときに、

車検証の住所と現住所がちがう場合は

住民票の写しが必要になります。


住民票の写しには

前回の住所も記載されますが、

その住所と車検証の住所が同じ

であれば問題ありません。


複数回の引っ越しがあって

住民票では移転の証明ができない場合は、

「戸籍の附票」「住民票の除票」

が必要になります。


「戸籍の附票」「住民票の除票」

市役所などの窓口にいけば

作成してもらえますが、

「戸籍の附票」本籍地の役所から

でないと作成してもらえないなど

ひと手間ふた手間かかります。


めんどうでも住所がかわったら

すみやかに住所変更の届けをしましょう!



まとめ

今回は、

車検証の住所変更をしないことで

起こりうるデメリット5選

まとめてみました。


要約すると、

その1.車検証の住所変更をしないのは法律違反
その2.自動車税の通知が届かない
その3.車検がうけられない
その4.
事故のときに保険が適用されない
その5.
クルマを手放すときにちょっとめんどくさい

のデメリット5つになります。


免許証や自動車保険の住所変更はしても

車検証の住所変更までは気がつかなかった

という方もいるのではないでしょうか?


うっかり忘れてたとはいえ

なかなかシャレにならない

デメリットもありますので

引っ越しなどで住所がかわったときは

すみやかに住所変更の届けをしましょう!



この記事があなたのカーライフに

すこしでもお役に立てれば幸いです。




さいごまでお読みいただきありがとうございました。