Manga Barcelona オンライン出演(11/3追記)
2年前に出演したスペインのイベントからオンライン出演の依頼があり、昨日無事に終えました。
Barcelonaは駆け足で立ち寄って出演した記憶があるのですが、その時に観てくださった皆様からもコメントが来ていてとても嬉しかったですね。
1:56:56〜2:56:50
ライブとMVとトークでお届けしました。
こちらをご覧くだされば海外の日本文化イベントでどのような出演をしているか、日本の皆様にも体感してもらえると思います。
(★アーカイブ公開が終了しましたのでライブ写真に差し替えます。)
嬉しかったのは、2年前にもお世話になった通訳さんが今回も担当してくださったことですね。私は音楽発信だけではなく文化交流も人生の重要な要素として持っているので、海外のイベントで出会った通訳さんやプロモーター、担当スタッフの方々との交流を大切にしています。
だって、、世界で通用しない上に構文も表現もややこしい日本語をわざわざ学んで、日本の文化に興味を持ってもらえているなんて、嬉し過ぎやしませんか?
私自身が日本語が好きで私の歌を通して日本語に興味を持ってもらうことが目標なので、既にそこに興味を持ってもらえているだけで嬉しいことだと思っています。
そして今回はスペイン語に挑戦した「LA VIRTUD」だけではなく、日本語でのピアノ弾き語り、そしてFinal Fantasy XI「Forever Today」が歌えたことも感慨深かったです。
楽曲権利というものは本当に繊細で、国別のルールやシステムがありながら会社によっても作家個人によっても考えが全然違っており、日本は特に暗黙の了解でこうだから、というしがらみがとても多いと感じます。それも良し悪しで、それでアーティストが守られたり収入に繋がるという良いところと、その引き換えに広がらないことや業界そのものが底上げされない悪いところもあり、何が良い悪いとは一概に言えないなと感じることも多々あります。
そんな中で今回はスペインのFICOMICと在Barcelona日本総領事館の共催イベントだったのですが、オンラインテストをしている時にFFなどのゲーム曲が人気だという話を聞きました。
FF楽曲はスクウェア・エニックス関係者様がライブで歌っている私を観て直接オファーをくださった仕事だったので(私の場合ほぼそうなのですが。笑)、お久しぶりに作曲の水田さんを通して連絡を取りスペインのイベントで歌って良いかをお聞きしました。
ありがたいことに国内関係者の皆様OKだったのですが、スペインで配信ということでスペイン側の管理会社に了承を得る必要がありました。
日本総領事館の担当者を通して現地管理会社にスペイン語で連絡を取って頂き、そこから錯綜の数日間。。
土日を挟んだことと時差の関係があり、再三に渡る連絡に継ぐ連絡の嵐!
確認に時間がかかることなので間に合わないかも、、と誰もが思い誰もが「今回は間に合わないかもしれません」というやり取りをしていたにも関わらず、弊社スタッフと総領事館担当者とスクエニ担当者の全員が迅速に動いてくださり、無事に放送日の3日前に間に合いました!!!
嬉しかったよぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜!!!!!
何しろ6年ぶりレコーディング以来の歌唱ということもあり、めちゃくちゃ練習してましたから!笑
歌えば歌うほど「手を取って」「まだ見守っていて/羽ばたくから」「明日を待つの」という歌詞がこのコロナ禍の規制された抑圧された心情に浸透するのではないかと思い、日本語だから通じないと思いながらも気持ちだけでも届けたい、と思っていましたから!!!!
もしかしたら。レコーディング当時よりも楽曲への思いが強くなったかもしれません。理解が深くなったというか。
そんなこんながあり、スペインの皆様に届けたかったスペイン語の「LA VIRTUD」、公用語である英語の「DREAMLAND」、日本語を伝えたいオリジナル楽曲「毒」「終わらない回廊」、そして各国のファンが喜ぶゲーム曲の「Forever Today」、バリエーション取り揃えたミニライブが出来たことはとても意味があることでした。
そして。オンラインテストでイベント関係者に伝えつつも配信では時間がなくてお話出来なかったこと。
数年前にスペインのコリアデルリオのハポン村に行きました。その時に、日本人の血を受け継いでいるハポンの方々と交流した時に、とても静かに私のDNAが騒ぎました。彼らは思い切りスペイン人の顔立ちで日本語も話せないのですが、心は日本人だと言ってくださるのです。
日本は島国なので純血にこだわる部分が多々ありますが、ハポン村の方々と出会った時にそれ関係ないなと思いました。
純血かどうかってどうでもよくない?大事なのは心持ちや姿勢や何を誇りに思うのか、ってことじゃない?
ハポン村の方々は血が入っているから思いを寄せてくださっている。ただそれはきっかけの一つであって、仮に血が入っていなくても、日本が好きと思ってくれる人がいたら、それは嬉しいことで受け入れるべきではないか。
それこそが交流であり分かり合おうとすることであり、仰々しい言い方になるけれども「平和」に繋がることじゃない?
それに気づかされた思いでした。だからこそスペインには特別な思い入れがあり、スペイン語で歌うことやMCをすることは私からのリスペクト、もっと交流したいという思いの現れでもあります。
簡単な言葉で言うと、仲良くしたい、のですよ。
それから何故この記事を書いたかと言いますと、信頼するファンの皆様が、私が無料配信ライブをする度にどれかしらのnote記事にご支援くださっているからです。それも嬉しく私の自信に繋がることなのです。
これからは無料配信などをした後にこのような裏話記事をしたためますので、「ライブ料金払いたいよ!」と思ってくださる方はよろしければこのようなレポート記事にチケット代に代わるご支援をお願い致します。
もちろん、職種によって収入が落ち込んだ方もいらっしゃるのは重々承知ですから強制ではありません。
ただし!出世払いよろしくな!!笑
みんな、今を生きてくれ。
頼むよ。
小林未郁
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