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☆本#544,545 life「ほどなく、お別れです 2、3」長月天音著を読んで

続編が出ていたので読んでみた。
主人公の美空は、スカイツリーのそばの葬祭場で、フリーランスの葬祭ディレクター漆原の下、アシスタントとして働いている。
葬祭を通じた人とのつながり、自身の成長等が描かれる。悪い人はほぼ出て来ず。

シリーズ2「それぞれの灯」
美空は。高校の同級生だった夏美にスカイツリーで再会し、彼女に遺体が無くても葬式ができるかと聞かれ…。
若者から高齢者まで、様々な訳ありケースも含む式。美空はついに式の司会も経験。謎の多い漆原の過去も少しずつわかっていく。

シリーズ3「思い出の箱」
美空は同僚たちと良好な関係を築いている。ある日、社員を一人増やすという話を聞き、大手葬祭社で働いていたという小暮が葬祭ディレクターとして入社する。彼はなんと社長の甥だった。
小暮は管理もまかされることになり、質を落とさず単価を上げるよう改革を目指すが、漆原のやり方は利益優先ではなく…。
式でひと悶着あったり、美空がクレームを受けたり、漆原を気にしてしまうことに気付いたり。


超高齢社会による多死社会、既に到来しているか。



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