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☆本#223 古びない「夏への扉」ロバート・A・ハインライン著を読んで

著者は1907年生まれで、この作品は1956年に発表されたSF小説。冷凍されて未来で目覚めるとか、逆に過去に戻るとか、飽きさせない展開。舞台は1970年だけど、ちっとも古さを感じさせない。著者は猫好きで、文中でも猫への愛情深さがわかる。

映画が公開されたらしく出版社のサイトでこの作品を知って、新装版を読んだんだけど、学生時代に読んでいたSFを思い出したりして、思った以上に面白かった。

主人公は元カノに騙され、未来で目覚め、段取りが失敗したことを知り、また過去に戻って、リッキーにも会える。再び会うのは未来だけど。

装丁もいい。

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