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ジャンルにこだわらず読んだ本あれこれ。
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2021年7月の記事一覧

☆本#220,221 「北の愛人」マルグリット・デュラス著、「デュラス、あなたは僕を(本当…

「北の恋人」は「ラマン」の別バージョンで、基本内容は同じ。表現が映画のシーンっぽい感じ。…

☆本#219 特に新発見なく「一兆ドルコーチ」シュミット、ローゼンバーグ、イーグル著…

この本は、アラサーで大企業にいて管理職になったひとや、新卒でスタートアップに入社し、すぐ…

☆本#218 男女脳や年齢による脳の違い「運がいいと言われる人の脳科学」黒川伊保子著…

読んでていろいろ参考になった。 例えば、女性はフェロモン選別が厳しい。が、男性脳は、そこ…

☆本#217 人生楽しく・時に一生懸命に「あやうく一生懸命生きるところだった」ハ・ワ…

タイトルが気になっていてついに読んだ。 著者は韓国人40代。真面目な人で、有名美大に3浪し…

☆本#216 15歳の恋と非識学「朗読者」ベルンハルト・シュリンク著を読んで

ケイト・ウィンスレットがアカデミー賞を受賞した映画「愛を読むひと」の原作。ドイツ語が原作…

☆本#215 良書「プーと私」石井桃子著を読んで

児童書関係の業界にいるひとは、児童書のある意味パイオニアで明治生まれの著者のこのエッセイ…

☆本#214 突然は蓄積の爆発?「鍵のない夢を見る」辻村深月著を読んで

この著者の本はこれまえ読む機会がなかった。 読んでみて、この作品が直木賞を獲ったのがわかる気がした。人の深淵は描いているけど、読後感が悪くない。いたたまれないほどの救い感のなさは苦手だけど、そういうのはない。 メンタルやられてそうでも、ギリセーフな表現。 これは短編集で、表題の作品はない。なぜだろう...。 印象的だったのは、「芹葉大学の夢と殺人」。 主人公の女子大生は顔の整った同級の彼氏ができるけど、彼には夢があり、卒業後別れる。彼女にも夢はあるけど、母親のアドバイスで

☆本#213 女ともだちと料理「Butter」柚木麻子著を読んで

面白くて一気読み。読後感もよかった。 作者インタビュー記事リンク 主人公は、アラサーの週…

☆本#212「鴎外の子供たち」森類著を読んで

森鴎外の子どもの中で、文才が認められているのは森茉莉という印象だったけど、森類のこのエッ…