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ジャンルにこだわらず読んだ本あれこれ。
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2020年9月の記事一覧

☆本#74 江戸時代の介護の仕事と母娘の確執 「銀の猫」朝井まかて著を読んで

朝井まかての小説は江戸時代が舞台なことが多くて、これもそう。 内容は歴史上の人物に基づい…

☆本#73 罪な女 「旅路」池波正太郎著

ついに池波正太郎の本を読んでしまった。。。 時代小説家の池波正太郎や藤沢周平の本を読むの…

☆本#72 子供の命 「赤ちゃんをわが子として育てる方を求む」石井光太著を読んで

新刊として見つけた時、垣谷美雨の小説のようなコメディのようなノリを想像していたらまったく…

☆本#71 ネタがつきない「米原万里ベストエッセイII」を読んで

ロシア語通訳として有名な著者の本は他にも昔よんだことがあるけど、この人のエッセイはユーモ…

若年層とシニア 共通すること(☆本#70)

新しいことに敏感ですぐ取り入れるフットワークの軽さがある20代の活躍が増える一方、70歳以上…

☆本#68 つい一気読みしてしまった「この先には、何がある?」群ようこ著を読んで

著者が物書きの仕事始めてから2018年ごろまでのことが書かれたエッセイ本。 すでに読んで知っ…

☆本#67 「蜜のように甘く honeydew」イーディス・パールマン著を読んで

村上春樹と柴田元幸の翻訳に関する対談本を読んで短編に興味を持ち始めた時知ったのが、この本。 作家はなんと今年84歳。この本がアメリカで出版されたのは5年前。 短編作家として世界で有名らしいけど、出版された本はこれが5冊目。エッセイを含む短編等は250。 彼女のウェブ。Edith Pearlman 日本も高齢の作家がいるけど、海外にもいたんだな。 本の表紙はちょっと怖くもあるけど、短編主人公たちは高齢者オンリーではない。 久しぶりに短編の良さを感じられた本。

アメリカのベスト・ロマンスブック2020とは。

最近、時代小説ばかり読んでるなと思っていたら見つけたアメリカのベストロマンス本のリスト。…

女性脳と女性ホルモン、自分の意志以外の決定と行動

数年前ローアン・ブリゼンディーンの「女性脳の特性と行動」を読んで、ホルモンの影響が本人の…

人間関係に悩んでいる人にお勧めの本「『頭のいい人』はシンプルに生きるー快適生活の…

学生時代までは自分で付き合う相手を選べるけど、会社に入るとそうも言っていられない。 合う…

☆本#66 冗長的(?)描写あるある 「本当の翻訳の話をしよう」村上春樹 柴田元幸著

著者ふたりが雑誌で翻訳について対話連載してることも共著の翻訳があることも知らなかった。 …