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新人の営業即戦力化を 【完全オンライン】 で実現する方法とは?

皆様、こんにちは!ニット小澤です。オンラインで事業運営していると、よく質問されるのが、「新人教育はどうやっているんですか?」という質問。今日は、その質問に答えるべく、noteを書いていきます!では行ってみましょう♪

大前提の話

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いきなり、ええええええええええええ!!!(+o+)!!!と言われそうですが、はっきり言います。新人を【完全オンライン】で教育することは難しい、のです。しかし、コロナで、出社NGになったり、リモート出社OKになったりとオンラインで新人教育をしないといけない企業様も増えましたよね。したがって、この難易度が高いことを前提に、少しでも、新人の即戦力化を【完全オンライン】で実現する方法についてヒントを持ち帰っていただけたらと思います。

少々、ニットの紹介

私たちは、HELP YOUというオンラインで、営業事務や総務、経理、人事、資料作成などの業務を代行するサービスを展開しています。

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現在、400人ほどが在籍していますが、創業当初より、事業はすべてオンライン。一昨年ぐらいまでは、宇宙人みたいな存在でしたが、昨年のコロナをきっかけに、多くのオンラインでの事業運営や組織設計に関するご相談をいただくようになりました。


世の中の変化

リモートワークで仕事をすることが、一気に当たり前の世の中に変化し、会社も働き手も、一度はリモートワークを経験し、リモートワークで仕事が進むことが分かったのがこの1-2年。

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ただし、49%の人が、マネジメントがしづらくなった、と回答しています。

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また、84%の人が、リモートワーク推進によって、つながりに課題を感じているとも回答しています。

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やはり、事業運営がオンライン化することで、マネジメントと文化醸成が難しくなっているのは、多くの人のおっしゃることですね。

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事業をオンライン化していく上で、以下の通り、3つのステップがあります。

▼事業オンライン化の3step
①設備や環境整備、セキュリティ整備
②業務仕分け
③マネジメント、コミュニケーション

①や②は、さすがにもうできるようになったけど、③がまだ解が見いだせていない、という企業様も多いのではないかな?と思います。良くないケースだと、リモートワーカーがストレスを抱えていたり、退職者が増えていたり…。結果として、フル出社に戻す、という企業の話もよく耳にします。


オンラインでの新人教育方法

▼新卒社員と中途入社社員の前提とするスキルや管理職側の想い

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▼育成担当者を誰にするか

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ニットでは、OJTでその会社の流儀と仕事の進め方を伝えながら、オンボーディングを目指すことを目標にしています。

▼変化するマネジメントの在り方

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マネージャーの役割は、【今いるメンバーの能力を最大化させ、最小の時間・労力で事業推進に貢献すること】だと思っています。この考え方が浸透できないと、テレワークはそもそも、なかなか浸透しづらいかな、と思っています。

▼管理職・育成担当が注力すべきことの分解
働き過ぎちゃう、ということが発生する危険性があるため、労務管理を人事・上司は把握しておく必要があります。また、本人が会社にいないことを前提とすると、業務のコミュニケーション以上に、雑談の設計も重要になってきます。そうすることで、モチベーションの把握や仕事の進捗把握に繋がります。

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▼最初に、会社や事業の方向性と本人への期待を明確に伝えることが重要
オンラインに限らず、メンバーのモチベーションを上げるためには、
・会社の理念やビジョン
・全体戦略の中で事業・組織の目指すべきこと
・部署の役割
・あなたに何を期待しているか?
ということを教育担当者に伝えていくことが大事で、オンラインだと尚更大事になってくるかと思います。

▼最大の課題は「メンバーの状態」をどうキャッチするか
普段のメンバーの表情や様子をキャッチしづらいのが創業時からの課題でした。

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一番問題なのが、「これはわざわざ言う相談ではないかな…」とメンバーが個人の力だけでどうにかしようとした結果、やはり解決できなかった、というパターンです。この「見えていない部分をどうキャッチするのか」という課題は、弊社も、創業当初から長い時間をかけて解消してきた課題でもあります。

▼「もやもや共有ワーク」で、もやもやを伝えられる場を設計
サイボウズ社の事例

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出典:サイボウズ・DeNAから学ぶ!リモートワーク下における従業員のメンタルヘルス対策

▼オンラインでも「繋がり」「文化醸成」を実現するために
オフィスでのコミュニケーション
・業務の話
・ちょっとした相談
・雑談
・言語化できないモヤモヤした気持ちの吐き出し
→これらを、オンライン上で実現することが重要です。特に、営業組織の場合は、商談の前・直後・少し経った後など、商談をど真ん中にして、接点量多く会話することで、心理的安全性が生まれながら、成長を促進することが可能になります。


リモートワークでの新人マネジメントで必要な3つのPoint

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新人は、「分からないことが分からない」という状態なので、具体的に指示をしつつ、「すぐ動ける」という状態を創出することが大事。また、仕事の成果とは言っても、新人の場合は、結果だけを成果と捉えず、日々のプロセスも成果とした上で、【やり切る】という部分をモニタリング。更には、新人であれば、毎日、朝10分会話をしてモチベーション状態を把握。異変があれば、すぐに1on1の時間を取って、解消することがベストです。

テキストコミュニケーション力の向上へ

テレワークになると、ビジネスチャットなどのテキストコミュニケーションが多くなります。私たちは、社内で「テキストコミュニケーション講座」を開いたり、以下のようなレギュレーションを引いたりしています。

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講座の中には、以下のような内容を記載しています。

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仕事以外のイベント実施

季節ごとの行事もオンラインでイベントを実施することで、つながりを創出し、働き手にフォーカスする場を意図的につくっています。結果として、オンラインでも、エンゲージメントを上げ続けられています。

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冒頭でも申し上げましたが、オンラインでの新人教育は本当に難しいです。それを踏まえて、教育担当者の皆様は、ぜひ、一人前の営業さんを世に生み出していってくださいませ。

本日は、以上です!

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