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フルリモートでも、広報PRが存在感を発揮する社内コミュニケーション法

皆様、こんにちは!ニットのコザワです。いよいよ、夏本番っていう暑さになってきましたね~~!私は、海とかき氷が大好きでして、本当に夏の到来にワクワクしております\(^o^)/

さて、本日は、「フルリモートでも、広報PRが存在感を発揮する社内コミュニケーション法」について、書いていきたいと思っています。どうやって経営者や社内メンバーとコミュニケーションを取っているのか?社内からネタを収集するために行っていることとは?

是非、最後までお付き合いくださいませ(^^)/

広報はテレワークが向かない


え・・・ぽかーん( ゚д゚)と思われた皆さま、大丈夫です。読み続けてくださいませ。

さて、気を取り直して。私たちニットは、創業当初の7年前からフルリモートを前提に事業を行っており、400人全員がフルリモートです。したがって、コロナより前からテレワークには慣れており、私自身、ほとんどのメンバーと会ったことがありません。おそらく、コロナをきっかけに、テレワークを始められた企業様も、仕事を進めることは普通にできる、ということが分かった、という状況ではないでしょうか?そうなのです。ただ業務を遂行するだけなら、むしろテレワークの方が捗るとも言えるのです。しかし、

◆オフラインの方が向いている仕事
・未来に向けたディスカッション
・社長やメンバーに迫るシーン
・メンバーにテヘペロでお願いするシーン
・お客様商談でのクロージング
・熱のこもった取材
・美しい写真や動画の撮影
・盛り上がるイベント
・雑談の中で拾える面白いこと
・雑談の中で生まれるイノベーション
・雑談の中で気付ける変化
・何となくの、空気感…

はい、これ、全て広報で言えることですね。

そうなのです。

「広報は圧倒的にオフラインの方が向いている」

というのが、私の持論です。

おいおいおいおい!!!!今日は、オンラインで広報業務を行おう!っていう話じゃないんかい!?という声が聞こえてきそうですね。うふふ。はい、失礼しました。

そう、オフラインの方が向いている広報で、どうやったらオンラインで業務遂行するのか?ということを、本日はお伝えしたいなと思っています。


オフライン"しか"できないこととは?

①取材対応
②(必要があれば)記者さんとアポ

以上。

もちろん、オフラインでの業務の方がベターであることはたくさんありますが、正直、絶対にオフラインしかできない、というのは、これだけだと思います。

①取材対応
ここ最近では、オンライン取材も増えているので、Webメディアや新聞などはオンラインで行うケースばかりです。TVはさすがにオフラインが多いですが、最近、TVもオンライン化が増えてきています。北海道のTV番組に取り上げていただいた時は、TVの撮影もZOOMで繋ぎ、フジテレビさんに取り上げていただいた時は、動画をお送りして、それを放送していただきました。

②(必要があれば)記者さんとアポ
関係性ができた記者さんをランチにお誘いしたり、会社へお邪魔させていただいて情報交換をさせていただくこともあるのですが、皆さんお忙しい方ですので、無理にお誘いするのもな…と思い、1回は直接お会いするものの、その後は、もっぱらメールと電話です。なので、ほとんどリアルにお会いすることもなくなってきています。なので、名刺が減らない減らない…笑


オンラインとオフラインに仕分け

先ほどお伝えしたオフラインに向いている広報業務をA~Dの4つに考え方を分解してみます。

◆オフラインの方が向いている仕事
・未来に向けたディスカッション→A
・社長やメンバーに迫るシーン→B
・メンバーにテヘペロでお願いするシーン
→B
・お客様商談でのクロージング
→C
・熱のこもった取材
→C
・美しい写真や動画の撮影
→C
・盛り上がるイベント→C
・雑談の中で拾える面白いこと→D
・雑談の中で生まれるイノベーション
→D
・雑談の中で気付ける変化
→D
・何となくの、空気感…
→D

A:オフラインorオンライン長時間

未来に向けたディスカッションは、広報マンは必須だと思います。世の中の潮流を捉えながら、会社の言いたいことの何がユニークなのか?を特定し、発信していく。

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そのためには、時には膝を突き合わせて話した方が良いなと感じることも大いにあります。なので、リアルに会える時は会うようにしますが、無理である場合は、オンラインで長時間のディスカッション時間を設けて、ディスカッションをするようにしています。


B:関係性を創った上でオンライン

社内の忙しいメンバーを巻き込んだり、取材の依頼をすることは広報マンにとっては大変なことですよね。私は以下のように意識をしています。

▼経営者を巻き込むコツ
世の中の潮流から「次は●●が来る!」を予測して、「これを仕掛けていったら、きっと当たると思います!」と提言。「そうだな!よし!やってみよう!」と思ってもらう。やはり、経営者というのは、常に未来を見ていますし、その未来へワクワクすることを提案することで、GOが出やすいと思っています。幸い、弊社代表の秋沢は広報活動に対して協力的でいてくれるので、とても助かっています。

▼社内メンバーを巻き込むコツ
メンバーとは、日頃からの関係性創りこそ、肝だと思っています。

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もう、こんなレベルで【give】の精神を持つことこそ、何かあった時に、「しょうがないなぁ~」と思ってもらえる。また、メディアを通じて綺麗事を言ったり、大きなことを言ったりしたら、社内が白けてしまうので、あくまでも、等身大な発信に心掛けることと、社内の人が誇りに思えるか?という思考を持つことを大事にしています。


C:基本オンラインのスタンス

取材やイベントなどは、オフラインの方が盛り上がるケースもあります。きちんと映えるような撮影をしていただきたい場合は、オフラインで調整しますが、そうでない場合は、基本をオンライン、というスタンスで挑んでいます。特に私たちは全員フルリモートなので、イベントもオンラインですし…。ただ、その時に重要なのが、「会える時に、写真を取っておく」ということ。取材自体はオンラインでも良いのですが、写真の良し悪しで、全然印象が変わってきてしまいます。先日、ホームページ用に撮影をしよう、という時は、関東在住の人に全員オフィスへ来てもらって撮影をしました。海外組や地方組と会えた時には、「よし!写真撮ろう!」と撮影をして、良い写真をストックしておきます。そうすることで、オンラインでの取材や突発的な取材にも、写真をすぐに送ることが出来ますね。

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D:オンラインで絡みまくる

テレワークだと、雑談の機会が圧倒的に減りますよね。ニットでは、毎週木曜の16:30-17:00は雑談タイムで、ただただ、雑談しかしない、という時間を設けています。それ以外にも、個人的に、気になった人には「ねーねー、話さない?」と声をかけてオンラインで1on1をやったり、色んな会議にフラッと立ち寄ってみたり、社内イベントには積極的に運営側として参加したり、オンラインコミュニティには全てに入ったり、呼ばれた会議は絶対に断らなかったり…とまぁ、とにかくオンライン散歩をしまくっています。そういう雑談やコミュニケーションの中で、「お!それプレスリリースネタになるじゃん!書いていい?」となったり、「え!その発想、面白い!よし!イベントやろう!」って盛り上がっていきます。広報マンは、社内の色んな人と絡みまくって、関係性を創っていって、ネタを探したり、一緒に創ったりしていくスタンスが大事かなと思っています。

以下のオンライン入社式やメンバーのお子さん向けのリモートワーク体験、ハロウィンweekなどは、雑談から生まれた企画です。

★オンライン入社式11

★こどもリモートワーク体験

★ハロウィン


広報チームは全てオンライン

私が所属する広報チームは、カナダのバンクーバー在住(時差16時間)のメンバーがおり、4人体制で全員オンラインで運営しています。私もこの全ての人とリアルに会ったことはありません。

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◆オンラインチームでの業務遂行ポイント
▼全員のタスク表を、全員で管理

→互いに依頼するタスクを、それぞれのタスク表にどんどん入力していって、抜け漏れのないようにしています
▼「私、やっとくよ!」の精神
→気付いた人が、気付いたタイミングで、対応する。放置したら、それが流れてしまう危険性もあるので、自分の仕事をオーバーラップしながら、お互いにフォローし合っています
▼テキストコミュニケーション力アップ
→圧倒的に、テキストコミュニケーションが増えます。相手に伝わるか、分かりやすいか、気持ちよく仕事ができるかといったテキストコミュニケーション力は磨く必要があります
▼愛と配慮
→最後、いきなりエモいですが、結局のところ、一番大事なのは、これだと思います


広報は経営

最後に、私の広報へのスタンスを。

元々は営業畑を13年行ってきまして、昨年の7月に広報へ異動したばかりの駆け出しの広報パーソンです。それでも今は、「広報を通じて、『働く』の世界を変えたい」というのが、私の大きな夢です。その先に、お客様への貢献・還元を実現し、社内メンバーが誇りに思えるような会社にしたい、というのが確固たる想いです。

またスタートアップ企業こそ「広報=経営」。

客観的な視点から会社を捉え、経営・事業に対して提言していくことも、重要な役割だと認識しています。

「広報を通じて、会社は変わることが出来る」ということを、これからも証明していきたいと思っています。 本日は以上です。

広報の方々にとって、少しでもヒントとなれたら嬉しいです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございましたm(__)m

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