Cメロを制すものはエモを制す説
突然ですが、Cメロはお好きですか。
えっ、Cメロってなに???
私も細かい定義はよくわかってないのだけど、最後のサビ(大サビ)に入る前の旋律とでも言ったらいいのでしょうか。AメロでもBメロでもない、突如変則的に登場するメロディですね。いまピンとこなくても、実際に曲を聞いたら「あぁ、あの部分ね!」と理解していただけるはず。
かねがね思っていました。
Cメロの効果すごいよな、と。
いい曲はAメロ、Bメロ、サビ、2番……充分に名曲なんです。でも、Cメロの追い込みといったらハンパない。すでに100点取れてるのに120点取りにいく貪欲さよ。
そんなことを考えていたある日、神様からあるフレーズが授けられました。
「Cメロを制すものはエモを制す」
ただ、自分で言っておきながらエモの定義が良くわかりませんので、ここで遠山エイコさんの名作noteを振り返っておきます。
ここの冒頭で「エモいとは」が語られていますが、感情が揺さぶられたときや、気持ちをストレートに表現できないときに用いるそうです。ほうほう。なるほど。これを踏まえて私は、新たに音楽×エモの定義をこう決めました。
「聴いたときに心臓が雑巾絞りみたいにギュッとなる」
………
比喩もうちょっと勉強せえよ。
とにかく、エモいと言われる曲には必ず至高のCメロが存在しているはずなのです。そこで本件ではCメロが非常にエモし出してる(醸し出してる風に)曲を勝手に集めました。個人的事情で男性ボーカルに絞り、偏差値5ぐらいで書いています。
刹那を凝縮したパターン
わずか数小節のあいだに悲哀切の感情を詰め込む王道のタイプ。
・Missing/久保田利伸
黄昏に精一杯の 息を吸って
目を閉じるだけ
一曲目から大正解出してしまった。たった二行の効果に恐れいる。「ったそがれに〜」から「めをとじるだけえ〜うおおあいあらびゅ〜」と息継ぎもそこそこに大サビへいってしまう流れ、最高。Cメロ=Missing。ここは絶対にテストで出るからアンダー30の若者も覚えて欲しい。
・GLAY / BELOVED
いくつかの出逢い いくつかの別れ
くり返す日々は 続いてゆく
歌う文学ことGLAY。その中でも破壊的エモさを誇るのがBELOVEDだ。異論は認める。大サビの前に置かれる旋律。メインを美味しく食べる前菜。GLAYのCメロは全て芸術的。歌詞もメロディもめちゃくちゃシンプルなんだけど、それが出会いと別れの普遍な真理を表現しているみたいでしんどい。
・One more time, One more chance/山崎まさよし
夏の想い出がまわる
ふいに消えた鼓動
Aメロ「これ以上何を失えば 心は許されるの」で置いた伏線をCメロで鮮やかに回収する。失恋ソングかと思いきや、もっと重く深い喪失だった。タイトルの真の意味を知ったときの衝撃。想い出が「まわる」ってすごい表現じゃないですか?思い出すとか、蘇るとか、じゃなくて、まわる。
・静かな日々の階段を/ Dragon Ash
風がやんだ空の真下
みずからの手でつかむ明日
バトルロワイアルの主題歌。この映画にこの曲を合わすセンスがめちゃくちゃ怖いと思ったし、殺し合いしたのに「みずからの手でつかむ明日」って…え…?もしかして裏メッセージとか潜んでる……?とプチパニック。んで、こんな穏やかな優しい曲をDragon Ashが歌うのがズルい。
・全力少年/スキマスイッチ
澱んだ景色に答えを見つけ出すのはもう止めだ
濁った水も新しい希望ですぐに透み渡っていく
「奏」と迷ったのだけど、年齢を重ねるほどにアップテンポの曲で泣けてくるのはなぜなの。澱んだ景色に答えを見つけ出す、というのがとてもよく分かる気がして。大人になっても少年のような心を持っていたい。でも自分はそうはなれない。だからこそこの曲は眩しい。
・まっしろ/ビッケブランカ
この世に一つの鐘の音よ
バシッッと1フレーズでキメる。「ひとお〜つ〜の〜」の裏声がいいし、転調がシビれるし、直後のサビ「つめたさ」後の空白が好きだし、大サビなんてアレンジ暴れまくってるし。ところでこの曲のラスト何と歌っているのでしょう?100回ぐらい聴いたけどわからないまま。※動画は途中まで
・叫ぶ星/ストレイテナー
輝きを増した夜空を横切って
燃え尽きる瞬間まで求めて叫んで
曲のタイトル回収ありがとうございます。このCメロで最高潮に盛り上がった後にピタッと一旦静かになってだんだんの楽器が重ねられていくところが好き。星が降ってくるようなアレンジも好き。優しくて強くて疾駆で繊細で、はじめましてとさようならと、いろんな表情を持った曲だと思う。
空に話しかけるパターン
いまは会えない誰かへ手紙を読むように想いを馳せるタイプ。
・天体観測/BUMP OF CHICKEN
背が伸びるにつれて 伝えたい事も増えてった
宛名の無い手紙も 崩れる程重なった
僕は元気でいるよ 心配事も少ないよ
ただひとつ 今も思い出すよ
ありがとう、1億再生おめでとう!!!天体観測ってヒットしすぎて、当時はあんまり受け入れられなかったのだけど、いま改めて聴くと腰抜かすほどエモーショナルだ。藤原基央が歌う一人称「僕」が好き過ぎる。げんきでいるよ、すくないよ、おもいだすよ。ぶつ切りの "よ" が優しい。酒が進む。
・楓/スピッツ
瞬きするほど長い季節が来て
呼び合う名前がこだまし始める
聞こえる?
さよならってちゃんと言ってる。離別したであろう描写が淡々と綴られていく。「呼び合う名前がこだまし始める」がサビの「君の声を抱いて歩いて行く」とリンクしている。「瞬きするほど長い季節」…スピッツは「分裂と絶望」の表現者だって記事を読んだけど本当だ。17歳だった。
・PIECES OF A DREAM/CHEMISTRY
あれからキミはどう生きてるの?変わったのかな...
キミが最後に詰めた 夢のカケラたちは今どうしてる?
ボクは...
この曲を作詞しているのは有名な広告クリエイターで、当時「デタラメ」とか「ハンパ」とか「カケラ」とか言葉遣いが新しいと言われていた。あれからどう生きてんのかなって思う相手いっぱいいるよ。「ゆ〜め〜の〜かあけらたあ〜ちはあ〜」のダラッとした歌い方がいい。
・灰色と青( +菅田将暉 )」/米津玄師
朝日が昇る前の欠けた月を
君もどこかで見ているかな
何故か訳もないのに胸が痛くて
滲む顔 霞む色
もう今の米津玄師では書けない(書かない)んだろうな、と創作の季節性というか限定性というか、その儚さが苦しい。ケミストリーがごりごりにハーモニーする一方で、この楽曲の中には二人が重なるパートが一切出てこない。君もどこかで、というぐらいなんだから居場所すら知らないのだろう。
・ストレンジカメレオン/the pillows
勘違いしないでね 別に悲しくはないのさ
抱き合わせなんだろう 孤独と自由はいつも
「勘違いしないでね」は一体誰に向けて言っているのか。途中の「いつか懐いていた猫は お腹すかしていただけで」って切なすぎるだろ。この曲はトリビュートでミスチルがカバー。参加バンドにはバンプもエルレもストレイテナーもいて、ピロウズって何者?と思ったのがハマったきっかけ。
めちゃくちゃ語るパターン
Cメロだけでライトな本一冊ぐらいは書ける長いタイプ。
JAM/THE YELLOW MONKEY
外国で飛行機が墜ちました ニュースキャスターは嬉しそうに
「乗客に日本人はいませんでした」
「いませんでした」 「いませんでした」
僕は何を思えばいいんだろう
僕は何て言えばいいんだろう
こんな夜は 逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて
君に逢いたくて 君に逢いたくて
また明日を待ってる
Cメロとは。この曲のインパクトは大きかった…卒業間近の中3に聴かしちゃダメなやつでしょ。長語りするパターンは大サビにはいかずそのままクライマックスへ向かうタイプが多い。んで、Cメロじゃないけど「素敵な物が欲しいけど あんまり売ってないから 好きな歌を歌う」には泣いてしまう。
and I love you/Mr.Children
どうしようもなく急に一人になりたい時があり
屋上で月を眺めてた
君に想いが強く向くほど 臆病になるのが分かって
素直には認められなくて
でも 君が僕につき通してた 嘘をあきらめた日
それが来るのを感じたんだ
未来がまた一つ ほらまた一つ
僕らに近づいてる
どーしよーもなくきゅうにっ!が本当に急でびっくりするし、この曲も言うだけ言って終わっていく。ミスチルはGLAY、スピッツ同様Cメロのテクニシャンだから挙げるとキリがない。「名もなき詩」もなかなか破天荒。それにしてもCメロで月モチーフ、多いね。
花/ORANGE RANGE
雨上がり 虹架かり 青あらしに生まれし光
ここにゆるぎない大切な物
気づいてる"愛する"ということ
まだ歩けるだろう? 見えてるんだもう
"想い"時を越え 永遠に響け
君の喜び 君の痛み 君の全てよ さぁ 咲き誇れ
いいね快晴じゃーんとか歌っていた今どきの青年たちがこんな曲調を歌うなんて反則。漫画「天使なんかじゃない」の晃が雨の中ネコ抱いている構図と同じ。この時代、本当にイケイケ(死語)だったオレンジレンジが久しぶりに動画で見たら大人になってた。もう16年前なんだなぁ。
Cメロが英語になるパターン
・Flower/L'Arc〜en〜Ciel
Like a flower, flowers bloom in sunlight
Like a flower and I live close to you
Like a flower, flowers bloom in sunlight
Like a flower and I live close to you
花のように。でも「かなわぬ想いなら せめて枯れたい」なんだよね〜〜〜。男性が恋い焦がれている描写がグッとくる。ラルクは激しいと優しいの中間ぐらいの曲が好きだ(伝われ)。大サビの「い・く・つ・も・の・たね〜を」とガタガタなるとこもいい。
・Adventure/[Alexandros]
Hello hello hello
I wanna sing a song for you
Hello hello hello
I wanna paint it all in blue
Hello hello hello
I wanna spit out things I drew
Hello hello hello
At the place where all the flowers are in bloom
Aメロでもサビでもない歌い出しとリンクしている、つまりはCメロなのかもしれないし真のAメロなのかもしれない。アレキサンドロスならこの曲がダントツに好き。Bメロで歌われる「言葉を並べた」「旋律奏でた」がここに集約する。雨音みたいなサウンドがきれいでずっと聴いてしまう。
・C.h.a.o.s.m.y.t.h./ONE OK ROCK
We all, we all
Have unforgettable and precious treasure
It lasts forever
It lasts forever
この曲の場合はサビも英語なのだけど。ワンオクは英語詞多いし、言語問わず他にも好きなCメロあるのだが、後ほど語る総論を踏まえるとこれだった。ただただ胸が痛い。誰しも大切な人を失った過去があって。思い出という名の忘れられない大切な宝物は永遠に続いていく。
サビに変化が加わったパターン
サビと同じメロディなんだけどやや変則的に展開するタイプ。
・堂本剛「街」
※音源なし
※でもどうにかして絶対に聴いてほしい
このカラダまだ行けるさ
ゲームはまだ終わっちゃいないさ
愛を見失ってしまう時代だ
自分を守り生きていく時代だ
何かを守る為に
愛を伏せるなんて不細工だ
「あなたがエモいと思う曲を10個あげてください」って言われたら絶対に選ぶやつ。堂本剛にしか歌えない。「このカラダまだ行けるさ」はサビとほぼ同じメロディなんだけど、今度はサビだったはずの「愛を見失ってしまう時代だ」が変則的になる。2020年にもリンクする歌。
・猫/DISH//
何気ない毎日を 君色に染めておくれよ
佇まいや存在感がもはやエモーショナル。この歌詞自体は一番で登場するのだから、もはや「そ〜め〜て〜おくううれよ〜」のアレンジだけが唯一のCメロと言ってもいい。あと「全力で忘れようとするけど全身で君を求めてる」には震える。動画で絵が引いたとき、手の動きをずっと見てしまう。
二段階活用クライマックスパターン
異なるメロディのCメロが2つある畳み掛けタイプ。
・太陽と埃の中で/CHAGE and ASKA
風吹く丘の少年
すべての夢を
手にしたような...
忘れない
北村匠海からチャゲアスにいく振り幅をどうか褒めてほしい。1990年代初期のCメロと言えばチャゲアス、チャゲアスと言えばCメロ。追いかけても追いかけても掴めないからこその、手にした「ような」。
Day and night time
Day and sunshine
I seek my dream, everywhere
太陽と埃の中で/CHAGE&ASKA
別パターンのCメロでダメ押し。しかも英語パターンでもある。クライマックスに向けて2ステップで盛り上げていく手法。そもそも「太陽と埃の中で」ってタイトル付けが唯一無二。誇りじゃないよ、埃だよ。
・ソラニン/ASIAN KUNG-FU GENERATION
寒い冬の冷えた缶コーヒー
虹色の長いマフラー
小走りで路地裏を抜けて
思い出してみる
「缶コーヒー」「マフラー」「路地裏」…描写がえぐい。からのサビ、からの「なんだあ…」連投。虚無や空虚を歌わせたらアジカンの右に出る者はいない。エモーショナルの階段を二段跳びで駆け上る感覚。
さよなら それもいいさ
どこかで元気でやれよ
さよなら 僕もどーにかやるさ
さよなら そうするよ
躍動の中の喪失。パツッと切ったきような終わりかたが、突然人がいなくなる瞬間を表しているようで。映画の宮﨑あおいバージョンもいい。種田ファンとしては、ソラニンの新装版に書かれた作者あと書きが一番辛かった。
・白日/King Gnu
朝目覚めたら どっかの誰かに
なってやしないかな なれやしないよな
聞き流してくれ
忙しない日常の中で 歳だけを重ねた
その向こう側に 待ち受けるのは
天国か地獄か
さっと歌われる「聞き流してくれ」が好きなんですけど、こちらも一体誰に向かって言っているのか。リスナーなのかメンバーなのか、やっぱり空なのか。直前に奏でられる常田さんのギターソロが真のCメロかと思うぐらいの迫力。
そんなんもんだろう
うんざりするよ
やさぐれるなよ…。ロッキンオンの山崎さんがJAPAN RADIOでこんなに感情を悲しみに寄せた曲は最近だと珍しい(意訳)みたいなことを仰ってて、たしかに「後悔ばかりの人生だ」と歌い切るのはすごいと思った。
A→C→Bの無秩序パターン
スタンダードな概念を無視した自由度高いタイプ。
僕はこの瞳で嘘をつく / CHAGE and ASKA
ガーゼで心を切るような
時間に運ばれながら
えっ、またチャゲアス?1アーティストあたり1Cメロがルールなのに。2:45〜あたり、終盤でも何でもない2番のAメロトBメロの間に突如Cメロを差し込んでくる傍若無人さ。うそやん。
詩的に美しいパターン
それっぽいタイトルつけてみたけど、個人的に好きなCメロをひたすら並べる番外編。
・青い春/back number
夢をみては打ちひしがれて
立ち上がっては また憧れてさまよって
自分を知った気になって
また分からなくなるそんな
青い春と言う名のダンスを
back numberはバラードよりこういう疾走感ある曲が好きだ。全編通してすごいひねくれた歌詞なんだけど、それがもう青春ぽいというか、踊らされてやろうじゃねえかって気概の中に迷いもあるのがいい。
・アイネクライネ/米津玄師
産まれてきたその瞬間にあたし
「消えてしまいたい」って泣き喚いたんだ
それからずっと探していたんだ
いつか出会える あなたのことを
あまりにも湿っぽいのでこれが女性ボーカルだったら好きじゃなかったかもしれない。もうこんなふうに人を好きになることはないんだろうし、こんなふうに人を好きになった過去があったな思うと、たまらない気持ちになる。
・ドライフラワー/優里
月灯りに魔物が揺れる きっと私もどうかしてる
暗闇に色彩が浮かぶ
赤黄藍色が胸の奥 ずっと貴方の名前を呼ぶ
好きという気持ち また香る
10年前に出会わなくてよかったと心底思った楽曲。20代後半の私が聴いたら失神してた。ずっと強がってたのに、Cメロでようやく本音を漏らすところが切ない。「月が出てくるCメロ特集」できそう。
・Missing/ELLEGARDEN
ソーダの中の宝石 入っていなかった金貨
たやすく折れたナイフ 羽の付いた髪飾り
一滴の水で泳ぐ 勝算みたいなもの
あたたかい毛布も 大切なんだ
Missingで始まりMissingで終わる。「一滴の水で泳ぐ 勝算みたいなもの」このフレーズで恋に落ちた。細美さんを100%濃縮還元したみたいな歌詞だと思う。
🎤
選んで削って選び直してを繰り返した、7800字。個人的好みで突っ走ったけど、この作業ではっきりわかった。私にとっての「エモい」の定義。
ただ心が震えるだけではない。懐かしさ、ノスタルジック、そうも表せるけど、それだけじゃ足りない。時間的距離・物理的距離・心理的距離が揃って成立する。つまり、
もう戻れない日々×もう戻らない関係性
によって生み出される感情=「エモい」だ。もしくはすぐにでも消えちゃうんじゃないかと思うギリギリさ。めちゃくちゃ普通のこと言ってる気もするけど、もう終わらせたいから続ける。
なるほど、選んでみたものの「Adventure」「青い春」「僕はこの瞳で嘘をつく」あたりは、大好きだけどエモ指数が低めだと感じていたのはそのせい。
それを踏まえると、最後に載せる「2021年のトップ・オブ・エモ楽曲」は完全にこの定義に当てはまる。
・ECHOLL 「もう二度と」
ん?誰???
知る人ぞ知る、新田真剣佑と北村匠海がダブル主演を務める映画「サヨナラまでの30分」劇中バンドだ。
メジャーデビューを目前に解散したバンド「ECHOLL」のボーカル・アキ(新田真剣佑)は、あるカセットテープをかけている間だけ魂が蘇り、颯太(北村匠海)と入れ替わりが可能になる、という設定。
andropの内澤さんプロデュース、雨のパレードの福永さんが作詞作曲という好き×好きの組み合わせ。タイトルがずばりだもの。
いやいや、そうは言っても北村匠海はともかく新田真剣佑は正直ビジュアルで選ばれたんでしょう?
とお思いだろうか。ところがそんな疑念を吹き飛ばす歌声の持ち主なのである。Aメロ、Bメロ:匠海担当→サビ:真剣佑担当、パートが移るとき肩に力入れて構えていたのに「ひょっ」と変な声出た。
こんな設定からメロディからサウンドから声からすべてにおいてエモ散らかした楽曲にはさぞかし至高のCメロが……
なかった。
Cメロを制すものはエモを制す説
立証不可。
………解散!!!
P.S.みなさんが好きなCメロも教えてください。
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