美紅

妊娠時色々大変だった30代ワ―ママ。 公認心理師で臨床心理士。

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妊娠時色々大変だった30代ワ―ママ。 公認心理師で臨床心理士。

最近の記事

緩和ケアにおける心理士の苦悩①

※読者を限定するため有料にしています。 最初にnoteで緩和ケアについて投稿したのが去年の10月。 そこからぱったり投稿してなかったのだが、相変わらず緩和ケア病棟で苦悩している。

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    • 続:食の嗜好が変わるとき

      3年前、ここnoteに食の嗜好が妊娠中に180度変わった、という話を書いた。 妊娠中に変わった食の嗜好は、出産後にどうなったか。 なんと 戻った! 野菜より肉が好き!こってり万歳!! 妊娠前よりも圧倒的に家事育児で忙しいため、流石に当時ほど食べるヒマがないのだが、やはりマックや肉などジャンキーで脂質祭りな食事が好きな自分に戻った。 しかし今は和食好き(って主張してくるけど義母料理クソ下手で和食もクソもねぇやん)な義両親の好みに合わせた和食中心、脂質は避ける食事を私

      • 心理士と精神科専門看護師

        心理士としての経験10年。 臨床心理士・公認心理師としてはやっと中堅に入るかどうか、といった経験年数になったものの、知らない世界はあるもので。 つい最近緩和ケアに勤務することになったことで、恥ずかしながら初めて知った存在がある。 『精神科”専門”看護師』 これでも精神科勤務歴は長い。 主に外来中心に様々な精神疾患の患者に、医師と一緒に関わってきた。 もちろん、精神科の看護師とも連携はとっていた。 けれども知らなかった、精神科専門看護師。 もちろん精神科に勤務す

        • 緩和ケア 心理士の孤独と苦悩

          私は公認心理師で臨床心理士である。以下心理士と名乗る。 心の専門家としての経験は10年を超えている。 それなりに心理士としての経験をしてきて、それなりに評価もされてきて、 そんなにダメな心理士ではない、と自負をしている。 でも、今回、心理の大学院を出て初めて勤務した病院での未熟ゆえの苦悩と同じレベルの苦悩を感じている。 (※大学院を出た段階ではまだ臨床心理士の資格はとれない。その年に受験できるようになる) 緩和ケア。 聞いたことのある人の方が少ないだろう。 ざっくり言

        緩和ケアにおける心理士の苦悩①

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          空白の2年

          切迫流産からはや2年。 その後切迫早産に移行し出産直前の2か月間は入院で24時間点滴だったり、 出産したものの私とベビーの息が合わな過ぎて無理矢理引っ張り出したことでベビーの片腕が分娩麻痺で動かなかったりその上鎖骨も折れてたり、 そのこともあってか私が産後うつ(未受診)になったり、 産後のダメージで自宅で失禁したり、 でもベビーが世界一可愛すぎてこの世のすべてを犠牲にできたり、 産後ケアの一環のデイケアでめちゃくちゃ心身が救われたり(生後4ヶ月までが対象で、ホテルみたいな部

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          冷凍食品のクオリティ

          相変わらず切迫流産でほぼ寝たきりの日々 今は家事全般を夫が担ってくれているのだが、いかんせん夫も仕事があり残業だってあるので全部を完璧にこなすのなんて無理な話 リモートできる日もあるけど、夫の職場におわします、変化に適応できない気の毒な年配上司のためにリモートが主流になることはなさそう そんなわけで夫の家事負担を減らすため、夕食(と私の昼食)のメインは冷凍モノに頼ることにした 私の住んでるマンションは諸々の事情で生協が使えないので、まとめて届く冷凍のおかずなのが絶対条

          冷凍食品のクオリティ

          戌の日のお参り

          妊婦とベビー不在の戌の日参り。 自宅安静が一向に解除されないまま、戌の日参りの日になりました。 夫と、義父母が代理としてお参りしてくれてます。 到着から都度都度、写真を送ってくれる夫。 ありがたいことにここ連日の天候の悪さからは驚きの晴天で、蝉も元気。 どうかベビーが順調に育ち、健康で元気いっぱいに産まれてきてほしいと私も夫も、義父母も願っております。

          戌の日のお参り

          奪われる思考力

          切迫流産と診断され、自宅での安静を指示されてからもう4週間経つ。 昼間働き、夕方帰宅して家事一通り済ませてからパソコンの前に座り副業に勤しむ日々がすごく遠い。 家事すら何もせず、ただ横になって1日を過ごすと1日ってすごく長い。 「あと○分で○○終わらす!」の連続だった時には。午前中なんて意識せずに終わってたはずなんだけど…。 マタニティ関連の本を読んだり、積んでた本や学会誌を読んだり、スマホゲームしたり動画見たり。 なんというか、とれも刺激が一方通行。 そして飽き

          奪われる思考力

          豆腐に納豆、少々キムチ

          「妊婦は大豆イソフラボンをとってはいけない」 ちょっと昔はそんなことを言われていたらしい。 確かに、ネットで検索してみると大豆イソフラボンを「とりすぎる」と胎児に悪影響の可能性があると出てくる。 なんだけど、 詳しく掘り下げようにも、どうにも根拠になるものが見つからない。 いろんなネット記事にそう書いてあるだけ。 何ならリライトしてるだけの記事もあるから同じようなことが書いてある記事は数だけはある。 そうこうしているうちに逆に食べるのを推奨するエビデンスにぶち当

          豆腐に納豆、少々キムチ

          食の嗜好が変わるとき

          私は元々大食いで、しかもジャンクなものや脂質の高い食べ物が大好きだった。 夫が仕事、私は休み、なんて日があればデリバリーや自らの足を駆使して焼き鳥に唐揚げ、大量のトッピングをしたカレーにカツ丼、中華全般にマックなどなど、ハイカロリーなものをその日の気分でいくつか選んで、日頃の鬱憤を晴らすように、そして明日からのエネルギーを蓄えるようにお腹いっぱいすごく食べた。 スーパーでステーキ肉を買って自宅で焼き、1人ワンポンドステーキ(味変としてレトルトカレーかけるのおすすめ)を楽し

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          変わり種のたい焼きが食べたい話

          たい焼き食べたい たい焼きが食べたい あの皮の芳ばしい香りにパリッとした端っこ。 熱々ふわふわの生地。 たい焼きが食べたい と、無性にたい焼きにとらわれている訳だが、切迫流産で自宅安静の身。 食べたいものをホイホイ買いにもいけないし、そもそも近隣にたい焼き屋さんがない。 それでもなんとか車で行ける場所にあったお店はコロナで閉店という悲劇。 コロナ落ち着いたら戻ってきてほしいな… アンコの入ったたい焼きもいいのだけれど、私の食べたいたい焼きは中身がちょっと変わ

          変わり種のたい焼きが食べたい話

          切迫流産で自宅にてほぼ寝たきりの日々

          14w3d 出血は止まり、腹痛も時々一瞬起こる刺すような痛み以外はなくなった。 クリニックに電話してみるとシャワーは可とのこと。 ただ、シャワーが可能になったからといって流産のリスクが低くなったとかそういうのではなく、相変わらずリスクは高い、つまり絶対安静でもシャワー程度動いても結果に影響がないというだけ、 と、念を押された。 夫はリモートワークと出勤の併用で頑張ってくれてる。 夫が義母と一緒に作ってくれたポトフ、普通のレシピなんだけどむちゃくちゃ美味しく感じた。

          切迫流産で自宅にてほぼ寝たきりの日々

          妊娠14週 自宅安静と分かってからの夫婦の行動は早かった

          14w0d、14w1d クリニックで切迫流産と診断されてから帰宅までの道中、車内はすごく静か。 運転する夫はシクシク泣き続ける私が落ち着きを取り戻すのを待ってくれていたのだろう。 子どもを欲しいという想いは、元々夫の方が強い。 ただ別にそれが私のプレッシャーになるような言動は一切ない、いやちょっとある。 絵に描いたような善人の両親と良好な関係の兄弟達に囲まれ、私にとっては都市伝説みたいな愛情のある家庭に育った夫にとっては 仲の良い夫婦が子どもを慈しみながら育てるの

          妊娠14週 自宅安静と分かってからの夫婦の行動は早かった

          切迫流産と診断された14週目

          13w6d 午後から生理痛のような痛みがお腹にあった。 元々痛みに鈍感(指の骨折に指摘されるまで気付かなかった)だったり、生理痛がきつかったこともあってか、これが一般的な「激しい腹痛」なのかどうかわからず、一旦仕事を休んで様子を見ることに。 不気味だったのが、腹痛がずっとあるわけではなく断続的に、しかも徐々に強くなっていたこと。 お腹の赤ちゃんが成長するにつれてお腹も大きくなるので突っ張るような痛みがあるのは珍しくないとか 以前出血があり救急搬送された病院の産婦人科

          切迫流産と診断された14週目