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おおきくなったら何になりたい?

小学生の頃だったか「大きくなったら何になりたい?」っ聞かれて、無理やり書かされたことがあるけれど、何も浮かばなかった。「え?なんのこと?自分は自分になるのにどういうこと?」周りを見たら、職業を書いていたので、何の職種があるのかもわからないので絞り出したのが「ピアノの先生」。単純にピアノを習っていたからそれくらいしか思いつかなかったから。
先生にはなりたくないのだけれど、音楽か絵でなにかで表現したいって思っていたことは間違いではないので、はかけ離れてはいないかもしれない。でも職業は自分ではないからね。たまたまの表現ツール。
なにかしら表現しようとして色々やっているうちに自分のことがわかるし、世の中のことも少しずつわかってくる。
何もない自分だけれど、好みがあって、それを選んでいくうちに道がつながっていく。何になりたいか?なんて目指すものではなくて、一瞬一瞬の選択が「何か」を作っていく。

今は自分で新しいジャンルの仕事を作り出す時代だから、もう何(職業)になりたい?っていう質問はナンセンス。

私の場合は「こんなことできるはずない、でもできたらいいよね、とりあえずやってみよう!」と現実社会と並行しつつ、「こうなったらいいな。」を架空の世界で作っていく。誰にも迷惑をかけないように自分ができる方法でやる。
それが世の中にでるかどうかはわからないけれど、そこに「わくわく」は潜んでいるものだから、ひとりでに歩き出してくる。ある日、芽を出す。
そうしたら太陽の光の方へどんどん伸びていく。雨で潤い、風のおかげでつよくなる。そういうイメージ。
人からみたらそれが〇〇という職業というだけのこと。

かっこええこと書いてるけど、そこにはスポ根ありきだったりするんやけどね。


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