ビビビッとイメトレ

慌ただしいGWがすぎて静かな定休日。奈良まで会いに来てくれた友人と買った土地のお隣の神社にお参りした。
とっても綺麗ないいお天気だけれど、あの神社の前では特別に気持ちいい風が吹いていた。「あれ？なにこの気持ちい風？」

人生のなかでビビッとくる出会いは数えきれないくらいあって、それを頼りにやって来た。
それがあるから困難にもめげずに立ち向かうことができたようなもので、乗り越えてまたビビッに出会えたら、「よし道は間違ってなかったぞ。」って答え合わせをする。

イメージできることはできること。だけど、ただただイメージしたらできることではない。ストライクを投げたかったら練習あるのみ。その先に自由に操れる腕ができる。料理もそれぞれの素材を知るから味を作ることができる。
でも知識があって数をこなしたらできるものではなくて、何度も自分でいちから組み立てて行くからこそ自分のものになるんだと思う。

まーしかし、今回のビビッ（家づくり）はなかなか手強い。小さな土地だけど、家ともなれば考える要素が山ほどある。どうにかなるんだろうか？
まずは「好きな感じ」を本や雑誌、映画や街から見つけて写真を撮って並べてみた。「いい感じ！」だけどどれもオールドで履き古したデニムのような味わいのものばかり。使ってきた家具に合わせるためにもピカピカでは似合わないのだ。新築にオールドな家具に合わせるには、どんな素材が合うんだろう？と考えるのだけれど、なにせ、相談する人がいない。お金を出したらホイホイ来るんだろうけど。それは嫌だし無理だ。やはりまずは自分のあたまで組み立てて行くしかない。

家のことは置いといて、お参りに行った後、ロケーションがいいスターバックスでお茶を飲みながら、友人にひたすら世の中に対する違和感についての自分の考えを、時々笑いをとりつつ、喋りまくった。話しているうちに点と点がつながって答えが導き出されてくる。多分話す方も聞いている方もお互いに。そういう時間。

考えたり、夢想していることはやがて表面化してくるものだ。よし、イメトレイメトレ！