誰かが自分の内側に息づいて
去年亡くなった、大好きだった茶道華道の師範だった叔母を想い出す。日頃から良く 自分のアンテナに触れたものを茶道を通してどう子供たちに教えていこうかと考え倦ねている様子を私は聴いていた。
茶菓子で感覚に触れたものを表現するため例えば五輪だったら五色の輪のお菓子を頂いた事もある。茶道とは掛け軸や季節の花、茶器、お菓子に至って、季節感とか表現者の現す世界で、その人の感受性が物質的な物を通して表現されているのが面白い。
日頃から様々にアンテナを広げ、何かを感知しそれを鑑みて後に活かす。そんな風に今に後のためにも活かす。一つ一つ叔母の言葉や行為が私の内側の今に息づいている。
私にとって学びある視点が多かった。
叔母を想い出せば叔母の言葉となって私に語りかけてくれる今が
ありがたく嬉しく面白い時間だ。