ママこそ、旅に出よう。
「どこか遠くに行きたい」ふと夫が言う。
「行ってきたらいいやん。いいなあ。」と私は返す。
「君も、どこでも行けるで。」何気なく夫が言った。
「・・・!!!」
確かに。私だって、どこか遠くに行けるやん。
娘は2歳になった。
1泊くらい私がいなくてもなんとでもなりそう。
「どっか行ってくるわ!!!!」
その瞬間、もう心が決まっていた。
2022年5月に、瀬戸内海・直島を一人旅した。
途中から10年ぶりに学生時代の友達と合流。
自転車で島を巡り、お酒をのみ、
取り分けずにご飯を食べ、
夜は歩いて銭湯に行き、
自然とアートと建築にどっぷり浸って、
ただの自分に戻った。
毎日の、子どものお世話や家事、お仕事。
保育園の帰り道は、夜ご飯は何を作ろう、と考えていたり。
子どもにご飯を食べさせながら、
次のお風呂の段取りを考えていたり。
娘と遊んでいても、
返していないメールや微妙に残っている仕事がちらついたり。
せっかくのひとり時間ができても、
SNSを流し読みしたり
ラジオを流していたり。
ずっと、頭は忙しくて、心ここに在らずだった。
ママとして、妻として、
毎日を忙しく過ごしているうちに、
だんだん生活範囲が小さくなっていく。
家、保育園、近所のスーパーと、カフェ、公園。
べつにそれはわるいことじゃない。
ただ、本当はどこにだって行っていいし、行けるのに、
どこか遠くへひとりで行く発想すらなかった。
夫の「どこでも行けるで。」という言葉に
私の心は、すごくどきどきした。
2023/04/25 響花
「響花と豊かさを見つける旅」計画中です。
日時:7/8(土)〜7/9(日)一泊二日
場所:京都にて
公式LINEにて先行ご案内予定。
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