ランニング通勤をした私の感想~1ヵ月続けた結果~
ランニング通勤チャレンジ
私はコロナ禍前の2019年にマラソンにハマっていて、ランニング通勤という職場への通い方にハマっていた時期がある。
ランニング通勤というのはその名の通り走って通勤すること。
電車や車を使うのではなく、走って職場まで行って帰ってくるのだ。
当時私はハーフマラソンに出場することを目標に練習に取り組んでいた。だから、休みの日や職場から帰ってからの時間だけでなくもっと効率よく練習できる時間を作れないかと編み出したのがランニング通勤だった。
約15~20キロの道
私は通っている職場と自宅までが約15キロ~20キロくらい距離があった。
トレーニングするのに効率的で最適な距離だったし、通勤費も減らせるならしばらく続けてみるかと初めたのだがこれがものすごい効果があった。
毎日何キロも朝夜走るわけだから、バカみたいに体力や持久力、筋力がアップした。そのおかげで心も体もなんだか輝いていたのを覚えている。
でも正直仕事で疲れているのに無理に走った時は、しんどくなった。適度に休みながらトレーニングはしなければいけない。
しかし、1カ月続けた時にはもう1カ月前とは自分の体力や筋肉が違うものになったのを自分で超実感できるほど変わっていた。
やって見えた世界
ランニング通勤をするときに私は様々な道を走って行ったり帰ったりした。
その時に面白かったのが、線路を辿って家まで帰ったり職場まで行ってみることだ。線路を辿っていると、急に住宅地になったり地上や上に線路が降りてきたり出てきたり、知らないお店を見つけたり。行ったことのない街を通ってみたら、綺麗な景色を見つけたり。面白い発見がたくさんあった。
あと、線路を辿って走っていたら分岐で正しい方向がわからず、自分の家とは違う方向の別の路線を辿ってしまい知らない駅に到着したこともある。
また、線路を突然見失って方向感覚がわからなくなったこともある。
でも、これもなんだか新鮮でワクワクしたし楽しかった。ランニングしながら旅気分を味わえた。
走って鍛えていることよりも走って帰ることで見えた風景が新鮮で楽しかったのだ。
ちなみに、駅と駅の間は割と夜は暗いのだが、走っていく中で次の駅が近づくと駅の周りの街の灯りが小さく輝いて見え始め、徐々に大きくなって出迎えてくれる。
「あ!もうすぐ駅じゃん!明るくなってきたぞ!」
そうワクワクした。
電車で帰るべき道を走って帰った時の達成感はその灯りが大きく光る場所へたどり着いた時にめちゃくちゃ爆発する。
気ままに走るのも楽しい
また、線路を辿るだけではなくきままに自由に好きな方向へ走ってどこかへたどり着くのも楽しい。
できれば危ないので明るい時間がベストなのかもしれないが、当時の私は夜の街の明かりを追って走るのにハマっていた。
ランニングは心と体を鍛えるだけでなく、街の新たな部分を発見したり新しい道を開拓して知らない景色を見に行ったり楽しい部分がたくさんある。
あのランニング通勤していた頃から数年経ち、結婚や引っ越し、仕事や生活の変化で走ることと遠くなってしまっている自分だけれど、たまには街の顔を見に自分の足で駆け抜けてみることも忘れないでおこうと思う。
▽大切に生きるをテーマに執筆中▽
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