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Special Thanks !(みんなのフォトギャラリー)

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みんなのフォトギャラリーから、みあんご!が撮影した写真を選んで使ってくださったみなさんのノートをまとめています。ありがとうございます!
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2020年12月の記事一覧

脆くて強い

目の前に不思議なトンネルがある 山の真ん中で見つけたものだ 二十歩程で潜り終わる短いトンネル 一時間程前の話だが トンネルの向こう側からおじいさんが こちらに向かって歩いてきた 向こう口から指す光の切れ目 一瞬、暗闇に包まれたおじいさんは こちら側からの光を浴び姿を表すと 鼻を垂らした少年になり 張り裂ける様な笑顔で駆け抜けていった 私はそれから その場で考え 立ちすくんだ すると 野良猫が向こう側からやってきた やはり光の切れ目から顔を出すと 野良猫は

しらすの目がこわい

今日から10分noteやってみる。 毎日なんて自分の首を絞めることは言わないよ。 しらすの目は私は怖くない人だよ。 美味しくペロっと頂いちゃう。一匹も残さず食べちゃう。 見られてるって思うから、怖いのかな。 集合体恐怖症みたいな。 みんな目をつむってあげて。 って死んだしらすさんに言ってもね。こっち死んでますから。ってね。 どうでもいいこと書いてたら10分たちそうだ。 時間の概念って面白いよね。 みんな同じ時間を過ごしているようで過ごしてないから。 体感ね。同じ1

【復刻版】ロシアから見た北朝鮮の核(創成期)・国家機密流出を阻止せよ(前編)

【この記事は復刻電子版です。最新の記事・情報ではありません】1994年に取材。同年6月にテレビ朝日・ニュースステーション特集で2週連続で放送、集英社・週刊プレイボーイで2回連載した記事を編集しました。 ---- 国家機密を保持しているロシアの軍事技術者がモスクワ・シェレメチェボ第2空港で拘束された。彼らの行き先は北朝鮮。ロシアでもっとも重要な軍事都市のひとつ、ミアスのミサイル技術者とその家族は、なぜ北朝鮮へ行こうとしたのか? シェレメチェボ第2空港で、そして、ミアスで何があ

¥200

今も繋がるあなたとの糸

私にはかれこれ十数年、年賀状だけのやり取りを続けている友人がいます。 私が彼女と出会ったのは高校生の頃。同じクラスになったことで意気投合し、在学中は常に行動を共にするほど仲が良かった私たち。 時には衝突する事もあったけれど、それも一種のじゃれあいみたいなもので。親にすら話せないようなことも相談できる、ある意味家族よりも近い距離にいた彼女。 あの頃の私にとって彼女は掛け替えのない、唯一無二の存在でした。 そんな彼女と道を違えたのは高校卒業時。私は地元の専門学校、彼女は県

詩を深く考えすぎてはいませんか? 自然体に詩を書く方法

詩は論理的に書きすぎると、愛がなくなる。詩を論理的に書きすぎると、読み手にとって、詩は感じるものではなく、考えるものになってしまいます。 昨今の現代詩は、そのような傾向があるように感じます。 例えば、考えに考えたアイデアというのは、柔軟性に富んだものではなくなり、結果的に受け手に、いい印象を与えることはむずかしくなりますよね? それに似ています。 詩を書くためには、マインドフルネスが大切。詩を書くためには、心を込めて、自然体で書く必要があります。 そのために、今を生