2024年10月 タイ旅行記①羽田~バンコク(スワンナプーム国際空港)
バンコクで乗り換え便の搭乗待ちをしながらこれを書いている。
タイは2回目の訪問だ。前回は13年ほど前でバンコクとアユタヤを観光したが、正直あまり覚えていない。
今回はチェンマイに滞在する。昨夜、羽田空港から深夜便に乗って、今朝早くタイに着いた。
羽田には早く着きすぎてしまい、荷物預け入れなどの手続きが始まるまでに1時間ほどあったため、5階の展望デッキでおやつを食べながらぼーっと過ごした。
私の隣では、英語を話すアジア系のアラサー女性とアラ還男性が身体を寄せあって親密な様子だったが、2人ともスーツ姿で出張だろうという装い、男性のみ指輪をしていて、色々あるんだろなと察した。そんな中、突然遠くで花火が上がるのを見て歓声を上げる2人。一緒にいられる日本を出るまでのあと僅かな幸せな時間を名残惜しそうに楽しんでいる様子で、刹那的な悲しさも感じた。
ちょうど良い時間に戻ったと思ったけれど、すでに航空会社のカウンターは長蛇の列。並び始めてから順番が来るまで45分かかった。
5分くらいDuolingoでルーティンのスペイン語学習をし、残りの40分はひたすらぼーっと過ごした。
3月にインドへ行った時、保安検査の列がものすごくて、1日分の体力を持っていかれた記憶があり心配だったが、今回は深夜便だったこともあり、まったく並ばずすぐ済んだ。
これまで20を越える国を訪れたことがあるが、日本は保安検査が最もゆるい国の1つであるように思える。
逆に最も厳しく感じたのはロシア、ハンガリー、チェコなど旧ソ連圏、インドも細かかった。訪れた時期はバラバラだけれど。
さっき展望デッキでカップルを観察しながらおやつをボリボリ食べていたのに、小腹が減ったのでフードコートで餃子を食べた。
まだまだ暇だったので、クレジットカード提示で利用できるラウンジへ。無料の飲み物を楽しみながら1時間ほど静かに本を読んで過ごし、搭乗ゲートへ。私鉄の駅1つ分はあるだろうと思えるほど遠く、歩きやすい靴で来て良かったと思った。
事前に席を選べるので、隣に人がいない場所を選択し、直前にも誰もいないことを予約管理画面でチェックしたのに、私の横に来た人がいたから大変驚いた。中年のタイ人男性だったが、きっと急用で突然帰国を余儀なくされたのだろう。
機内のエンタメはドラマも映画もたくさんあったが、好みの作品がなかったため、ひたすらスパなどでかかっていそうなヒーリング系の音楽を聴いていた。
深夜便なのでハンバーガーのような見た目のツナサンドと水が配られすぐ消灯。機内食にタイ料理を期待していたから拍子抜けだったが、冷静に考えれば夜中の1時にカレーを食べられるはずはない。ツナサンドは手作り感があり、なんだか気持ちが温まったし、玉葱がよく効いていて美味しかった。
睡眠が不安定な私に深夜便はどうかなと思ったが、案外途切れ途切れながら眠れて変な眠気が残ることもなく、着陸2時間前に配膳された朝食もペロリと美味しくいただき、すっきりとタイの地を踏んだ。
いつもながら機内食の写真を忘れている。
バンコクで国内線に乗り換え。
特にお腹が空いていなかったので見るだけで満足し、手荷物検査をしてチェンマイへ向かう搭乗ゲートへ。
2時間ほどあったため、これを書いてUP!