【読書感想】最新 頭痛の治し方大全/丹羽 潔
「最新 頭痛の治し方大全」こちらの本、読みました。
頭痛関連の本は
に続いて3冊目となります。
これまでの2冊は天気痛に関してでしたが、今回は王道?の頭痛本です。
天気痛に関する本を読んでいて、「片頭痛」「緊張型頭痛」辺りの基本を改めて知っておきたいなと思い、本書を読んでみました。
本の内容
まずはAmazonから本の内容を抜粋します。
こんな感じの本です。
本書の発売日は「2022/4/28」と比較的新しいです。
頭痛に関してはネットでよく調べていたので、ある程度は知っています。
ですが本書で、頭痛に関する最新情報が補完された感じです。
著者情報
本書の著者である「丹羽 潔」でネット検索したところ、いくつかヒットしました。
リンクしておきます。
いくつか引用と感想
頭痛はわかっているだけでも367種類
頭痛の種類が367種類もあるのは驚きでした。
「国際頭痛分類第3版」をネット検索したらヒットしたので一応リンクしておきます。
(少し見てみましたが、私には難しそうなので早々に引き返しました)
「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」は、頭痛に関してネットで調べると頻繁に見かける3つです。
三大頭痛と呼ばれているのも納得です。
それぞれの割合はイメージ通りですが、思ったより人数が多いな…と感じました。
これだけ人数が多いのに、私の周りでは頭痛持ちの人をあまり見かけないです。
たまたま私の周りに居ないだけなのか、あまり公言していないのか…
私も必要に迫られない限りは、基本的に公言しないです。
なので同じように、公言していない人が多いのかなと。
公言したところで周りの理解をなかなか得られない気がしますし、公言するメリットがあまりないのかもなと思いました。
公言していないだけで、実は私の周りにも頭痛持ちの人がけっこう居るのかもしれません。
動くと痛い片頭痛の特徴と見分け方は?
痛みにけっこう個人差があるんですね。
私の周りに片頭痛の人が居ないので、ここまで個人差があるとは知りませんでした。
私の場合は「両側のこめかみがズキズキ痛い」傾向にあります。
ちなみに以前、脳神経外科で「片頭痛と緊張型頭痛を併発している」と診断を受けました。
併発しているのは珍しいのかと思いきや、片頭痛持ちの80%が併発してるんですね。
それほど珍しいわけではないと知って、ちょっと安心しました。
片頭痛かそれ以外の頭痛かを見極めるポイントは、「動くと痛いかどうか」。
安静にしているとラクなのが片頭痛とのこと。
このポイントは、後に引用する「緊張型頭痛」と比べると見極めやすくなりそうです。
動いたほうがラクな緊張型頭痛の見分け方は?
緊張型頭痛の原因が「肩コリ」でなく「首コリ」が99%というのは意外でした。
先ほど片頭痛のところでも書いた見極めのポイント。
緊張型頭痛の見極めポイントは「動いたほうがラクになる」。
「安静するとラクになる」片頭痛とは逆ですね。
引用しませんでしたが、片頭痛の対処は「冷やす」。
入浴を避けてシャワーにしたりするのが対処の1つとのこと。
一方、緊張型頭痛の対処は「温める」。
お風呂に入ったりアルコールを飲んだりするのが対処の1つとのこと。
片頭痛と緊張型頭痛で対処が逆なのが、なんともややこしい状況です。
見極めを間違うと、その対処が逆効果になってしまう恐れがあります。
そういった意味で、見極めポイントを知っておくことが重要かなと思います。
痛すぎて目が覚める群発頭痛の特徴は?
片頭痛と緊張型頭痛を併発していますが、群発頭痛は発症していないです。
片頭痛でもけっこうシンドイのに、群発頭痛の痛みの表現から想像すると「なかなか耐えがたい感じだな…」と思いました。
コーヒーとスイーツで頭痛予防ができる?(頭痛を予防する食べ物①)
コーヒーやスイーツで片頭痛発作を予防ができるのは知りませんでした。
私はコーヒーを毎日飲むので、カフェインの摂取量にもう少し意識を向けてみようと思います。
コーヒーは一日2~3杯くらい飲みます。なのでフェインの量は良さげです。
ただ多量に摂取すると、かえって片頭痛を起こしてしまうらしいので適度な量を心がけつつ。
スイーツも適度に摂取すると片頭痛持ちの人にとって良いそうです。
ですが私はダイエットや筋トレの一環で、スイーツはほとんど食べないです。
なのでスイーツに関する引用は割愛します。
詳しく知りたい人は本書を読んで頂ければと。
頭痛を防ぐために心がけたい日々の過ごし方は?
朝、昼、夕方、夜それぞれ引用してみます。
-朝-
現在ほぼテレワークなので、朝日光を浴びるのはちょっと難しいです。
毎日出社していた頃は自然と出来ていたことですが、テレワークになってから極端に外出が減りました。
意識的に外に出ないとですね。
ちょっと頑張ってみようと思います。
朝食に関してはテレワークによって少し時間に余裕が出来たので、しっかり食べる習慣になっています。
こちらは継続で。
-昼-
ダイエットや筋トレの一環で積極的にタンパク質を摂ることが習慣化されています。
なので、この習慣も継続で。
あと、テレワークだと昼休みも仕事をしてしまったり、キッカリ1時間休まなかったり、仕事と休みの境目が曖昧になってしまいがちです。
もっとオンオフの切り替えをしっかりしないとですね。
-夕方-
トリプトファンは、納豆や牛乳に多く含まれるようです(詳細は以下リンク)。
納豆や牛乳は、ダイエットや筋トレの一環で積極的に食べている食材です。
この習慣も継続で。
何気にダイエットや筋トレの習慣は、頭痛予防とは相性が良さそうです(あくまで個人的に)。
-夜-
毎日しっかり湯船に浸かっているので、この習慣も継続で。
ただ、長湯してしまうと片頭痛のリスクを高めるので気を付けつつ。
この辺りは塩梅が難しいところです。
頭痛を防ぐために心がけたい季節ごとの過ごし方は?
春、夏、秋、冬それぞれ引用してみます。
-春-
春は片頭痛が起きにくい季節なんだそうです。
ただ、振り返ってみても頭痛がゼロということはなく。
とはいえ、夏秋冬と比べたら比較的少ないかも…という感触です。自分としては。
ちなみに花粉によるアレルギー反応も片頭痛の要因の一つのようです。
幸い今のところ花粉症にはなってないですが、なんとしても避けたいところです。
-夏-
夏は片頭痛持ちにとって一番つらい季節なようです。
これはたしかに、そんな実感があります。
梅雨の時期は特に、どうしても頭痛が避けられない日があったりします。
-秋-
秋も、夏に引き続き片頭痛持ちにはシンドイ季節みたいです。
台風に関しても梅雨の時期と同じように、どうしても頭痛が避けられない日があったりします。
-冬-
冬は片頭痛は比較的マシで、緊張型頭痛が要注意な季節みたいです。
引用にもありますが、緊張型頭痛→片頭痛の悪循環はシンドイですね。
併発している人はこの辺り、厄介なので気を付けないとですね。
自分の症状を振り返ると、夏~秋あたりの頭痛が比較的シンドイ記憶があります。
なので私の場合、緊張型頭痛より片頭痛の症状の方がシンドイと感じるようです。
こうやって季節ごとに振り返ると、一年を通して頭痛のリスクが様々あってイヤになりますね。
おわりに
ということで「最新 頭痛の治し方大全」に関してアレコレ書いてみました。
今回の記事で引用したのは、
頭痛はわかっているだけでも367種類
動くと痛い片頭痛の特徴と見分け方は?
動いたほうがラクな緊張型頭痛の見分け方は?
痛すぎて目が覚める群発頭痛の特徴は?
コーヒーとスイーツで頭痛予防ができる?(頭痛を予防する食べ物①)
頭痛を防ぐために心がけたい日々の過ごし方は?
頭痛を防ぐために心がけたい季節ごとの過ごし方は?
の7つでした。
前半4つの引用は「三大頭痛の基本」みたいな内容でした。
後半3つの引用は、頭痛を予防する食べ物や過ごし方に関しての内容になりました。
本書は頭痛に関する情報を総合的に、かなり網羅しているなと思いました。
本タイトルが「最新 頭痛の治し方大全」なので、そのままのイメージな本でした。
引用しませんでしたが、
市販の頭痛薬のマッピング(効き目 × 即効性)
市販の頭痛薬のマッピング(効き目 × 安全性)
頭痛に効く漢方薬
頭痛に効くストレッチ、ツボ
などの情報も本書では取り扱っていました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
「頭痛」関連の読書感想をマガジンにまとめています。
こちらも良ければぜひ。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?