睡眠の質が落ちてきたかなと思ったら試してみたいノンカフェイン/ローカフェイン生活

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なかなか寝付けない、朝方早く目が覚める、などで「ぐっすり寝た」と思えない人は多いという。年齢を重ねるにつれてその傾向が強まっているような気もする。

原因はいろいろとあるようだが、カフェインの摂取を減らすといくらか改善することがある。以前、ほかの翻訳者の方がSNSで「コーヒーをやめたら熟睡できた」とつぶやいておられて、試してみたところ、わたしにもそれは当てはまった。

とはいえ、コーヒーを完全にやめるのは寂しいし、好きなものを我慢するとストレスになる。飲む時間を早めたり、量を減らすという方法もある。詳しくは、また別にコーヒーとの付き合い方について書いてみたい。

今日は、カフェインの摂取を減らしたい人のために、飽きずにローテーションで飲めそうなお茶類を挙げてみる。

どれもスーパーなどでパック入りやtea bagで売られているので、夏に麦茶をつくるときの要領で1~2日分をつくり置きしている。

共通のつくり方

麦茶をつくるときの耐熱容器(容量1.5~2L)にお茶パックを入れる。

電気ポットなどで沸騰させたお湯を適量(それぞれのお茶の説明書を参考に)入れる。

色と味が出すぎないよう、数分おいてお茶パックを取り出す。

ちなみに、水をいれて一日置く方法もあるだろうが、日持ちや味の点でわたしには合わなかった。
やかんにお茶パックを入れて煮だしたほうがおいしくなるかもしれないが、毎日のことだからそこまで手間をかけたくない。
そのため、あいだをとって上記の方法になった。

茶葉系のお茶

・ジャスミン茶
薫りがよい。カフェインの量は緑茶やウーロン茶と変わらないらしいが、お湯の量を多くして薄めにしているせいか、気にならなかった。「ジャスミン茶(ティー)は 眠り誘う薬」という歌(『オリビアを聴きながら』)もあるくらいだから、導眠効果があるのかもしれない。

・ほうじ茶
こちらのカフェイン量も緑茶と同じくらいらしいが、同じく薄めにつくって薫りが良いせいか、夜遅めに飲んでも睡眠の邪魔にはならなかった。
作り置きで冷めていたら、耐熱のコップに注ぎ、電子レンジで加熱してから飲むと、ほうじ茶は体まで温まる気がする。茶葉の製造過程で十分に焙じているので温まりやすいという説もある。麦茶に飽きたという人におすすめ。

・カモミールティー
数あるハーブティーのなかでこれが一番飲みやすかった。大パックは売られていなかったので、カップ用のtea bagを2個使って1.5L容器でつくってみた。

・ミントティー
口のなかに清涼感が広がる。特にジメジメとした梅雨の時期におすすめ。

穀物、豆系のお茶

穀物系のお茶はいたみやすく日持ちが悪いので、1日で飲みきった方がよい。

・そば茶
薫りがよい。ルチンという成分に血圧を下げる効果があるらしい。

・黒豆麦茶
黒豆だけのお茶よりもお手頃価格。ただの麦茶よりも薫りがよい。

・はと麦茶
これも薫りがよい。美肌効果があるとのうわさだが、実感は得られなかった。

以上、ノンカフェイン/ローカフェイン生活をはじめるためのご参考にしていただけたらうれしい。





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