見出し画像

トラウマって

トラウマってフラッシュバックみたいなもので、よくドラマとかで見るような、過去に経験した場面が、ばって出てきて恐怖で立ちすくむみたいなものだと思ってました。

わたしにはトラウマなんて無いと思っていたけど、あったみたい。

わたしは中学生の時に好きな、というか気になる子がいました。
そしてそれをなんとなくクラスの友達は知っていました。
にもかかわらず、当時のクラスでたぶんいちばん自分と近しかった友達が実は同じ子を好きだと言っていて、周りはみんなその子を応援していたということをあるきっかけでわたしは知ってしまった。
クラスの中でもかわいい子だったし、ウケも良くて、わたしなんかよりずっと魅力のある子だと思っていたので、そんな張り合う気なんかさらさらなかった。
そうじゃなくて、わたしの知らないところで、わたしのことを知っていながら、むしろわたしの前ではそのことを応援していたのに、みんな実はその子のことを応援していたということに失望した。わたしも当時は勇気あったなあと思うのだけど、ちょっと変だなと、本人に、『もしかしてあの子のこと好き?』って聞いたこともあったんです。でも『そんなわけないじゃん』っていや、嘘バレバレだけど、な返し方をされていて、そう、それが当たっちゃったことも良くなかった。笑
わたしの違和感は間違っていない、と自分に印象づけてしまったから。

わたしはみんながわたしに嘘をついていたんだということにとっても傷ついた。

それ以来、誰かを好きになるということに対して変なしこりが残った。というか、人と近しくなると、ぐっ、てブレーキがかかる。
いい感じかなと思っても、いや騙されているかもしれない、うまくいかないよ、と疑う気持ちが、不安がわたしの中に立ち込めるようになった。

トラウマとは違うのかな。
でも、わたしの人を信じられないっていう度合いは人より強い気がします。それもHSPの気質に繋がる部分なのかもしれないけど、どうしたら信じられるように考え方をシフトできるんだろう。

という新たな課題が浮き彫りになってきた、今日この頃です。
トラウマっていうには大げさかな。
少なくとも未だに引きずっている、なかなかのショックな出来事だったということは間違いないみたいです。

今日も読んでくださってありがとうございます:)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?