心を解かす

再婚を考えている人がいる

お互いにシングル子持ち

お互いに仕事もしていて
もちろん別々に生活している

彼の人間性はとても好きで
メンタルに波のある私に動じることがなくていい

話もよく聴いてくれる
一緒にいたら素直に泣いたり笑ったりできる

お互いに子育てには向かないタイプだが
向かないなりに責任は果たそうとしてる

そんな感覚もいい

ゆくゆくは一緒に住みたいねと
彼の子どもたちの進学の節目を機に
同じ都道府県まで引っ越してくれた


今は娘の節目を機に住めたらいいねという状況

ただお互い子どもたちは思春期

育ってきた環境も違う
年齢も違う
できることや興味のあることも違う

彼の子どもは２人
うちは１人
そして一番歳下

交流をするたびに
いまいち馴染めない娘を見て
自分の行いはこれでいいのかと自問する

私は彼と居られるのが楽しいし
子どもたちともそれなりにだけど
交流できる

もっと仲良くしたいなーとか
それはもちろんあるけど
子どもたちの気持ちには踏み込めないし
私が求められる立場にないこともわかっている

娘もそれなりには交流しているけど
やはりアウェイ感は否めない
自分が一番歳下なのと
きょうだい間のやりとりに圧倒されて
萎縮気味なのもわかる

私の家で交流していた頃は
狭かったこともあって
3人でゲームをしたりすることもあった

今は彼の家へ行くことの方が多い


みんなもうそこそこの歳なので
それぞれの友達とそれぞれの部屋で
オンライン交流したりもしているので
私が気にするほどのことでもないのかもしれない

そう思ってはいるけど
どこかスッキリしない自分がいて

私は自分に責任の所在を置きたくないだけなのかもしれないと凹んだりする

もしかしたら
一生出会わなかったかもしれない子どもたちを
強引に引き合わせたのは自分たちだ

戸惑ったり
上手く交流できなくても仕方ない

そんなことはわかっている

モヤモヤしていても仕方がないので
気になること
（自分にとってのメリット・デメリットのようなもの）
を書き出してもちろん彼にも伝えた

彼は彼なりに思うところがあるかもしれないが
私ほど考え込んで疲れるようなタイプではない

いろいろ書き出した中でも
私が一番引っかかっているのは
万が一のことがあった時の
娘のアウェイ感なんだと思った

彼を信頼していないとかそういうことではなく

元々繋がってきた３人と
急に親の都合で繋がれた１人が
違和感なく過ごせるのだろうか

子どもが小さいうちの再婚も大変だけど
少し大きくなってからの再婚も大変だ

結局子どもは巻き込まれているといえばそう

でも自分の思うように
自分の人生を生きたいという思いも
持っていていいよね…

子どもたちにものびのび過ごしてほしい

やっぱり欲張りだな私

そんな折、娘に
『ママって彼と結婚するん？』

前にも聞かれたことはあるが
現実味を帯びてきて
心に迷いが出たり悩ましく思っている今
少しドキッとした

『したいなぁとは思ってるけど、あなたはどう思う？』

私はズルい親だ…

すると

自分が仲良いと思ってて
彼と一緒に居って楽しいんやったらいいと思う〜！
それに私、ママの結婚式（ドレス姿）見てみたい！

お、おとな…

娘の前で泣きそうになった

私はウエディングドレスを着たことがなくて
彼とは写真だけでも撮りたいなって思っていた

彼との結婚を意識してから
なんとなく
キレイな自分がいた証がほしい
そんな気持ちを抱いていた

だから
娘の言葉がすごく嬉しかった

ただ
娘の生活そのものは大丈夫なのだろうか
私が一番気にしていたこと…
そこらへんも聞きたいと思っていたら

きょうだいはちょっと気まずいけど…


少し重い口が開いた

私はもちろん上手く馴染んでほしいと思っている

普段の日常を過ごすように
いつもの明るい娘でいてほしい

そうただのエゴだ

どういうところが気まずい？

聞いてみた

彼と私が出掛ける時に
一番歳上の子が
娘の分の昼ごはんの準備をしてくれたりする

その時に自分が何もしていないことが
気まずいのだという

だったら
私にできることするわーとか
できることなんかある？
って言ったら…？？

こう振ると

それが気まずいねん…と娘


そっかぁ…
でもそれで黙ってたら逆に偉そうとかなるやん

声かけた方が話もできていいと思うで

一応
コミュニケーションスキルも身につけてほしくて
こう返したけど
やっぱり親のエゴなんだろうな

みんなそれぞれにやりにくさを感じて
我慢しているのかもしれない

できるだけそのやりにくさを解いて
かつ
自分の生きたい道に進みたい

みんなそれぞれ役割の前に
一人の人間だから…

長々と書いてきたが
このnoteの着地点はない

現状と今の私の気持ちをしたためておこう
そう思った

誰かしらの目に留まった時
不愉快に思われるかもしれない

ただ
元々これは自分のために書いたもの
自分の人生のための備忘録

この先私はどう生きるのかわからない


でも自分の選んだ道は自分にとっては
いつだって正しい
後悔はしたくないし、しない

一度きりの人生
好きに生きたらいいよね

子どもたちも
１人ででも生活できるようになったら
好きにすればいい

だから今は
これからしばらくは
こんな親やってらんねーぜって思いながらでも
付き合ってくれたらいいな

今後それぞれの糧になるような
共同生活にしていけたらいいな

欲を言えばみんなで仲良く過ごせたらいいな

みんないつもありがとう