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私の旅の原点はどこだろうか

自由に飛び回って、旅をしている私。
今の私の原点ってどこから来ているんだろう。

そう考えた時に、大学1年生の頃に参加した災害復興ボランティアが思い浮かんだ。

旅とは一見関係のない出来事にみえるけれど、今の私の原点はきっとここだ。

災害復興ボランティア

2019年の夏、宮城県の牡鹿半島に3泊4日の災害復興ボランティアに参加した。ちなみに牡鹿半島は、宮城県の北東部にあり、石巻市と女川町に属している。


東北学院大学さんが開催しているスタディーツアーで、現地の漁師さんのお手伝いをしたり、交流したり、当時のお話を聞いた。


活動したことに関しては、詳しくこの記事で書いているのであわせて読んでほしい。


この活動の中で、特に響いたことがあった。
それは、人との繋がりを大切に


信頼関係を築くことの大切さ

サロン活動で現地の方の話を聞いた際に、災害前までは仲良くしていたのに、災害後、態度が一変した人がいるという話を聞いた。

こういったことを防ぐには、普段からコミュニケーションと信頼関係を築くことが大切だと教えてくれた。

危機的状況の時こそ、人間の本性が出るから普段からの行いを振り返るべきだと教わった。

人に信頼して欲しい時には、先に自分が心を開く必要がある。上辺だけの関係にならないように、より多くの人と信頼関係が築けるように。

ゲストハウスで働いている時に、私はゲストさんと仲良くなりたかった。仲良くなるには、私がまず心を開いていることを示さなければならない。だから私は、相手に興味を持っていることを行動と表情、反応で示し、スタッフとゲスト以上の関係を作れるようにした。

先に自分が心を開くように意識しているのは、この教えがあったからだと思う。

異なるフィールドで生活する人との出会い

このスタディーツアーは、全国の大学から大学生が参加していた。

ツアー中は、大学や学年関係なくコテージに泊まった。みんなでご飯を作ったり、星を見に行ったり、この期間だけでみんなとたくさん話をした。最終日には、出会って4日目とは思えないほど仲良くなることができた。

今でもここで出会った友達と定期的に会ったり、連絡を取ったりしている。また、私が1番年下だったため、たくさん自由にさせてもらい、可愛がってもらった。

現地の方と一緒に撮った写真


そのおかげで、もっと自分の知らない世界の人と出会いたい!、出来るだけ若いうちにたくさん挑戦して、失敗したい!と思うようになった。



この経験が、今の自分のモットーに繋がっているため、きっとこれが私の旅の原点だと思う。

このスタディーツアーに参加していなかったら、もしかしたら今の自分はいなかったかもしれない。そう思えるほど私の考えを変えてくれた。

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