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炎夏の従者等

梅雨も明けてもう猛暑。


外を歩けば、
夏の風物詩が僕らを座視する。


夏の踊り子である風鈴の優しい声が
僕に梅雨の終わりを告げ、夏へ誘う。


なんか、「誘う」って使っただけで
いきなり中二病っぽいな。笑


でも僕が一番高ぶるのは
かき氷の暖簾を見つけたとき。


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あれはもう、まねきねこ効果抜群よな。
気づいたらつま先がそっち向いてるもんな。


んで、もう手にはかき氷が陣取ってる。


マジシャンもびっくり。


セミのオーケストラが
猛暑をさらに暑くする。


でもいい。


それがまたいい。


こんなことを書いている僕の足元には
下駄が僕に向かって微笑んでる。

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