見出し画像

複雑な家庭で育った教員志望の女子大学生の話


みなさんこんにちは!MIです。☺️
今は大学四年生で、教育学・特に英語教育を専門に勉強しています。
地方の私立大学に通うどこにでも居そうな大学生ですが、たった21年間生きてきただけでも人生色々あったなあとしみじみ思います。

自分でも濃いと思うような出来事がたくさん起きたので、自分で過去を整理しそしてもしかしたら同じ立場で悩んでいる人へプラスのメッセージを送れるのではないかと思い、少しづつ自伝的に書き綴ってみます。

もしかしたら皆さんが読んでいるうちに苦しくなってしまうようなことも書くかもしれませんが、その時はどうかブラウザバックしてくださると嬉しいです。


さて、今回お話しするのは「あんたを大学に行かせられないかもしれない」と言われた日のことについてです。結論から言うと今私は大学四年生なので大学に通えているわけですが、こうなるまでには様々な困難がありました。

私の生い立ちはまあ複雑なのですが、ざっと並べてみると、

・ブラジル人の父
・聴覚障害を持つ母の元に生まれる
・父は家庭内暴力をするような人で、現在両親は離婚、私も父と縁を切る
・さらに父は逮捕歴あり
・母も母で虐待をするような人 (ネグレクトや経済的な支配)
・妹が三人いて長女 (みんな二歳差)
・母子家庭で育つ
・長女だし母子家庭だしお母さんは障害を持っているしで自然とヤングケアラーになる

…こんなもんでしょうかね。どう考えても多いですよね特徴が。前世の私はよっぽど悪行を積んだんでしょうね…。
まあとにかく、学校の先生にも毎年認知されるくらい問題のある家庭で育ちました。

それが私です。


不幸自慢をしたいわけではないですが、そう捉えられても仕方ないので不快に思う方がいらしたらすみません…。



でまあなんやかんやあって、思春期の頃はやっぱり家にいることも生きていることも辛かったので、この状況から助けてくれない大人どもは全員敵だと思っていました。

が、

学校の先生とかろうじて通えていた公文の先生だけは私を助けようと行動してくれました。今回はこの過程をかなり省略しますが、私の人生そのものに手を差し伸べてくださった歴代の担任の先生方と公文の先生には、感謝してもしきれません。

私は次第に、自分も先生になって、家庭環境が原因で本当に辛い思いをしている子どもたちを助けたいと思うようになりました。
英語が得意だったので、英語の先生になろうと決めました。



教員になるとすると、教員養成系の短期大学か通信制大学、または四年生大学に通って免許を取得しなくてはなくなりません。母と毎日のように喧嘩して荒れに荒れていた中学3年生の私に、「大学進学」という目標ができました。



しかしながら、前述した通り母子家庭で4人姉妹の長女なので、間違っても学費の高い私立大学に行くことはできません。
本当に私が行きたかった大学は外国語系の大学で私立だったのですが、やはり学費が高いので諦めることにしました。

私の学力は平均より少しマシな程度で、それも得意科目のみです。
苦手な科目はからっきしでした。

なので、大学を調べていった結果、少ない科目で受験することのできる公立大学を選んで頑張ってみることにしました。
もちろん塾なんぞ通ってるお金はないので、アルバイトで稼いだお金で将来の引越し代を貯めつつ参考書を買い、独学で勉強していました。

最初のうちは塾にも行って真面目に授業を受けている同級生がめっちゃ高い壁で、自分なんか大学に行けんのかって感じでしたが、高校の先生の言う通り勉強の成果というものは遅く出るもので、だいたい半年ぐらいで学年3位の成績を模試で取ることができました。
めっちゃ嬉しかったです。
あ、自分がした努力だけは自分を裏切らないんだと少し実感できました。

ただまだまだ志望校には点数が届かないので、コツコツアルバイトをしながら空き時間で勉強していたところ、高校2年生の河合模試前日に母が放った一言が、

「あんたを大学に行かせられないかもしれない」

でした。もちろん高校一年生の時から大学を目指すことは伝えていたわけで、少し応援してくれてもいたのですが、唐突に言われた衝撃的な一言でした。



クソみたいな家庭環境でもどうにか頑張って努力してたのに何?
どういうこと?
じゃあ私の今までの努力は何だったの?
貧乏だと夢も叶えられないんだ。
ただ私みたいな子どもを減らしたいだけなのに。



色んな思いが込み上げてきて、模試の勉強どころではありません。
ネガティブな人間なので人生の行く先を想像しては絶望していました。

ということで…。次回!!!大学進学を否定された女、絶望ゾーンに入る!!

長々書いてしまったので、実際に私がこの危機をどう乗り越えたかについては次回お話ししたいと思います。



ここまで読んでくださってありがとうございました😊
もしお時間があったら次回も覗いてみてください。
また、家庭環境で辛い思いをしている人たち、あなたは決して1人ではないしその苦しみが生涯続くことはない。
今を必死に生きて成人したら、そこには自由が待っています。
だからどうか諦めないで。
またここへ来てね。🍀

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?