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精神科に行った時の話

先日、紅葉をみにいきました!
露天風呂付き客室で癒されて。
gotoトラベルの恩恵を受けました
こまっちゃんです( ´ ▽ ` )

今回はうつ病の診察を受けるまで
受けた時?そのことを振り返ります。

うつ病の診断をされたのは
2018年6月。社会人6年目。
その日の日記には
「やっと診断してもらえた
やっと薬がもらえた
それだけで安心できた
絶対治るってわかったから」
と書いてあります。

私は体調不良に鞭打って
何年も頑張り続けてきた人間でした。
パニック障害の症状が出てからも、
眠れないのも、だるいのも、
気分が下がってるのも自分のせい。
そう思って何とか生きてきたので
パニック障害とうつ病診断はショックとか
そういうのよりも先に
「これは甘えじゃなかったんだ」
って認めてもらえた気がしました。
(ここから本当の闘いははじまる…!)

そもそも精神科にたどり着くまでに
か!な!り!の遠回りをしました。
高校時代に自律神経失調症と
原因不明の神経痛を
経験したことがありましたが、
それから普通に過ごして社会人になりました。

社会人2年目の2014年から2年間、
上司からのパワハラとセクハラを受けます。
すると、まず女性の先輩が倒れました。
重度のPMSで、
死にたい、と私に毎日訴えていました。
私はどうすることもできず、
病院を勧めたり、明るく振る舞ったり。
でも、人から、死にたいって
毎日言われるのってすごくきつい。
とにかく後輩の私は倒れちゃダメだ!って、
目の前の仕事をこなすしかありませんでした。

上司のそのまた上司に
パワハラを相談したところ、
「優しく見守ってくれ」と言われ、
優しく見守るとは…?の日々。
セクハラに関しては
言葉にも出せませんでした。
どんどん自分の体調が
悪くなるのはわかってましたが、
先輩の分までやらなきゃの謎の責任感。
若さでも乗り切れたと思います。

数ヶ月経った頃、
上司の横暴さに周りも気付くようになり、
人事部に話が通じ、
男性の先輩が全面的に協力してくれて、
今までの証拠を提出。
すぐに懲罰人事を受けました。(やれやれ)

それから先輩もカウンセリングを受けて
徐々に体調が回復してほっとしたのか、
自分の体調不良が一気に押し寄せます。
まず、上司に怯えながら仕事をしていたので
今までの緊張が解けて
手の震えが一日中止まらなくなりました。
神経科でも原因不明。数ヶ月続きます。

しばらくすると、会議で発作を起こし、
電車でも苦しくなることが増え、
電車が怖くなり、幻覚をみるようになります。
電車内の全員が自分を見ている、
自分をくさいと思って鼻をつまんでいる、
からはじまり、
私が電車で座ろうとすると
向かいのおばさんがこそこそ話をする。
だから隣の車両に移動しても
そのおばさんがいる。
またその隣の車両にもいて、
結局、電車に乗れない、、という感じで。

途中下車も増えて、
会社まで片道3時間以上かけて通うことに。
それでも誰にも言えず、
言えても明るく振る舞ってしまう性格から
理解を得られることが難しかったです。
週に半分は近くのホテルに泊まりました。
(我慢しすぎだーーー!)

ある日、ストレスチェックの時期に
「メルタルヘルス相談窓口」
のメールアドレスをみつけて、
藁にもすがる思いでメールをしました。
そこでやっと職場の診療所に
相談できることになりました。

しかし、診療所の答えは
全く的外れなものでした。
(的外れすぎて書く気にもなれない…)

それでも当時の私は
「看護師に相談したんだから
私はなんの異常もないんだな。
もっと頑張らなくちゃ。」
これで4年かけて自分を追い込みます!
バッキバキのうつ病に仕上がっていきます!

やはり精神科に行くのはハードルが高くて
何度か予約したものの、
相談するほどのことじゃないかなって
キャンセルしてしまいました。

この間、仕事は休みなし、
信頼していた同僚に嘘をつかれ、
同僚が次々にうつ病で休職していき、
(うちの職場は本当に多いです。。)
唯一の支えだった社内恋愛が
泥沼化していきます。救いようがない!

2018年5月
4月から一睡もできない日が続き、
とうとう電車で倒れてしまいました。
急行電車に乗って、終点に差し掛かる手前で
視界がぼやけてきて、呼吸困難になり、
その場に倒れました。
(助けてくれた女子高生ありがとう。)
翌週には職場で発作を起こしましたが、
午後は普通に仕事をしました。
(もう完全に頭おかしくなってます。)
上司(この時は優しい上司に変わってます)に
病院に行くことを勧められ、
内科と婦人科に行きました。
結果はどちらも異常なし。
生理が3ヶ月こないなんてザラだったので
婦人科にも行きましたが、
3ヶ月経てばくるだけいい、
とのことで漢方かビルを
選択して終わりでした。。

そんなこんなで一睡もできず一ヶ月以上、
とうとう週末に呼吸困難になり、
発狂するレベルの発作を起こしました。

外に出れなくなり、一日中泣く私をみて、
親が知り合いの通う精神科に電話。
無理に当日予約を入れてもらって、
外にでることすら怖くて、
電車も怖い、車も怖い、
でも病院には行きたい。
アロマをティッシュに染み込ませて
YouTubeの「自律神経を整える音楽」をきいて
なんとか病院に到着。

心理士さんの問診と主治医の診察で
パニック障害(のちに、うつ病)と診断され、
即日休職となりました。
正直、当時の意識は朦朧としてて
あ、そうなんだ、って感じでした。
でもあの短い日記に書いたことは
思ったんだと思います。
あと覚えてるのは
主治医が休職どれくらい書くか
一ヶ月?2週間?って聞かれて
「仕事が残ってるので2週間で!!」
と言ったことなんですけど、
その後、2年休みます。www

不調を感じたのは2014年、
診断されたのは2018年。
この間、「精神科に行ったら?」
と言われたこともありましたが、
診療所で何もないって言われたんだから
こんなこと相談できない、
って放置した結果、
とても治りづらくなりました。

治りづらくなったのかはわからないけど、
なんで治りづらくなったかと感じるかというと
前述したように、
うちの元職場は休職者が多くて、
バタバタ倒れる職場でした。
私の同僚も例に漏れず。

私の休職後、
うつ病で休職した同僚2人は
実は既に完全復帰しています。

2人は私のことをみていて
不調を感じてすぐに病院に行きました。

病気に大小はないし、
全く同じ精神疾患はないと思うけど、
病気にかかった時間、治る時間がかかる
ということを実感する時が多いです。。


何であの時に病院に行かなかったんだろう、
そうやって後悔することも多いけど、
今は仕事も辞めることができたので
落ち着いて過ごせる日が増えてきています。
その後、心理テストとカウンセリングで
発達グレーゾーンやネグレクト、
複雑性PTSDが発掘される話はまた。


今思うと、おかしいことたくさんあるし、
無理する必要ないと思うのだけど、
当時の私は全てが自分の甘えだと感じて
頑張ることの美徳にすがってました。

もっと頑張らなきゃダメ、
頑張ってるから大丈夫、
常に自問自答してるような。
甘えてる、って自分で思って、
厳しく自分を評価してました。
みんな頑張ってるんだから、が思考の癖で
自分も頑張ってないと安心できなかったです。

でも頑張るとは??
何を基準に考えていたんだろう。
誰に認められたかったんだろう。


頑張らなくたっていいじゃない!
生きてるだけでいいじゃない!

今はすごくそう思います。
頑張ってる頑張ってないなんて
誰が決めることでもなくて、
自分のものさしで勝手に決めてるだけで。
自分だけのものさしなんて
どこにも役に立たない!
なんなら生きてるだけでみんな頑張ってる。

それに気づけたことはよかった。
ちょっとおかしいな、
って思う時点で頑張りすぎているし、
それは甘えですよなんて絶対言われない。
自分よく頑張ってるなーって
褒めてあげられるのも自分しかいないって
病院になってはじめて気付きました。

自分を褒めよう!
これからはそう生きていきたいです。


私は宗教3世のかなり生きづらい立ち位置で
病気になるまではずっと信じていたし、
無私の心で人に尽くす生き方をしようと
頑張り続けてきました。真剣に。
今回はその部分は割愛しました。
かけるようになったらかきたいです。

ここまで読んでくれて
ありがとうございました!

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