リモートワークにおすすめ_依存症の知識

リモートワークで、コミュニケーションが減ったと感じている人も多いのではないでしょうか。人とのコミュニケーションは、バランスよく複数の依存先を持つ、心の自立に欠かすことができません。

もし人とのコミュニケーションが減っていたら、その心のスキマに、依存症が入り込みやすいことを、どうか知って欲しいと思います。

薬物や、ギャンブルだけではありません。塩分や糖分や行動にも依存症は起こりえます。個人の問題ではありません。事故のように、「あるもの」が脳の報奨系に作用して、強烈な快楽体験をしてしまったら・・・。経験学習の生き物である私たちは、簡単に間違いを学んでしまうのです。

特に、アルコールは心配です。会社に行っていれば少なくとも昼から飲酒することはないでしょう。それがリモートワークで、少しずつルーズになってはいませんか?早い時間から飲むことで、飲酒量が増えてはいませんか?

ただ減らしましょう、やめましょう、という話ではありません。誰でも依存症になる可能性があるから、ぜひ正しい知識で身を守って欲しいのです。

厚生労働省の依存症の理解を深めるための普及啓発事業で、啓発漫画を読むことができます。とてもかわいい絵柄で読みやすく、学んでいるという意識なく多くのことを知ることができます。依存症で苦しんでいる人や、周りの人の気持ちも丁寧に描かれていて、作品としても引き込まれます。

ほんの1mmでも、少しの偶然でも、頭の隅にでもよいので、知ってもらうきっかけが増えたらと思っています。

※啓発漫画の作者の三森みさんはnoteでも作品を発表されていました。


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