夜猫

想像と創造。 身体から零れるものを拾って、大海のなか、そっと放つように。

夜猫

想像と創造。 身体から零れるものを拾って、大海のなか、そっと放つように。

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夜猫
2年前

119

青い闇に浮かぶ灯り 点滅が鼓動のようだ 照らされて浮かぶ口もと 一瞬の微笑みが揺らぎ 強く光を溜めた眼差し 過去を混ぜた声の響き 届くのは それだけだ 心臓を貫…

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2年前

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結局は同じ日々 連なって 進むだけ 野望と秘密と小さな決意 唱えるように唄う 見えない傷が増えても それから 視線の先 誰もいないなら 世界は今だけ わたしのもの…

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2年前
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ハレルヤ この世に満ちて 溢れる命 ハレルヤ 全ては混沌として 零れる涙 ハレルヤ 雲を割いて 宙の光刺さる 身体の中 絶えず響く轟音は 生きている証だ 奏で続け  …

夜猫
2年前
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119

119

青い闇に浮かぶ灯り

点滅が鼓動のようだ

照らされて浮かぶ口もと

一瞬の微笑みが揺らぎ

強く光を溜めた眼差し

過去を混ぜた声の響き

届くのは それだけだ

心臓を貫いて透過する

火傷のような跡を残して

118

118

結局は同じ日々
連なって
進むだけ

野望と秘密と小さな決意

唱えるように唄う

見えない傷が増えても

それから

視線の先

誰もいないなら

世界は今だけ わたしのもの

凍えそうな大気の中
足を破る砂礫の上
泳ぐように 踊るように
同じ日々
進むだけ

117

117

ハレルヤ
この世に満ちて 溢れる命

ハレルヤ
全ては混沌として 零れる涙

ハレルヤ
雲を割いて 宙の光刺さる

身体の中
絶えず響く轟音は
生きている証だ

奏で続け 
終わりの日まで
誰もが
名もなき神を呼び醒ますだろう

そうして一つ時が進み
見慣れた朝日を抱きしめる

ハレルヤ