[2022年版]カンデル 神経科学を買おうか迷っています,やすく買う方法あります
イントロ 前回からの続き
これまで
1回目 [2022年度版]カンデル 神経科学を買おうか迷っています①,2022/09に起こること」
2回目 [2022年版]カンデル 神経科学を買おうか迷っています②,あなたに必要?
3回目 [2022年版]カンデル 神経科学を買おうか迷っています3,ほかにも候補あります
とお話してきました。
今回は、
安く買う方法があります
です。この記事でシリーズ終了です。
「ここで、あやしげなリンクを提示して」という訳ではありません。
正攻法で安く買う方があります。
方法は2つあります。
その1: スキャンして、売却する
その2: 和書・改訂第2版 の出版後に、第1版をユーズドで買う
1つずつ説明します。
その1の方法
つまり、
① 新品を買い、
② 裁断+スキャンして、
③ メルカリで売る
です。もちろん購入はユーズドでも構いません。
「カンデル 神経科学」は、中古販売でも、それほど値崩れしません。
また、裁断しての販売でも一定数の需要があります。
直接交渉であるメルカリであれば、2割落ち程度で売却できるはずです。
売り出した際の収益で、"ベアー コノーズ パラディーソ" や "もっとよくわかる"を買うこともできるでしょう。
ただ、2022年7月時点、「カンデル 神経科学 第1版(2014)」を売却をしようとしても、ダメです。
なぜなら、数カ月後に「カンデル 神経科学 第2版(2022)」が出るからです。
「カンデル 神経科学 第1版(2014)」は売りにくくなっているはずです。
数ヶ月待ってから、
「カンデル 神経科学 第2版(2022)」
で行った方がいいでしょう。
それと、転売目的なら裁断は注意深くやりましょう。
付属品もきれいに残しておいたほうがいいでしょう。
また、本が大きいので、発送時に送料1000円前後かかります。
ところで、電子化について話していませんでした。
もともと、この本は電子化したほうがいい、です。
電子化する理由は、
「カンデル 神経科学 第1版(2014)」は、とてもじゃありませんが、
通勤時に携帯して、読むなんてできません。
ページ数は約1700、重量は約3Kg、広辞苑並みに重たく、大きいです。
そもそも、ブックスタンドを使用しても、読みにくいです。
※ぜひ、広辞苑などでお試しください。
あまりの重さに、一家に一冊広辞苑の如く、本棚の重石になる可能性も否めません。
電子化して、手軽に扱えるようにしたほうが、手にする機会が増えるはずです。
さらに、使い勝手のいいPDFに仕上げなければいけません。
単にスキャンするだけでなく、そのためにさまざまな工程を要してしまいます。
たとえば、目次の作り込み。
これだけのページ数のPDFは最低、目次を作り込んでいないと、読みにくいです。面倒でした。
また、PDFページと本のページが合うようにスキャンしています。
索引に表示されているページ数とPDFページがあまりにズレていると、
探す時に
「えーっと1029ページだからプラス16ページして。。。」
なんてことになります。
※数字は適当です。
わたしの「カンデル 神経科学 第1版(2014)」PDFでは、
ズレが「+2」になるようにしています。
私の場合、Scan Snapでカラー/Best でスキャンして、1.15GBになりました。
※ メディカルサイエンスインターナショナル社 公式 電子書籍があるようです。
"その1の方法" は、いわゆる"自炊"になれていないと、オススメできないかもしれません。
その2の方法
まず問いたい。
最新版を読む必要はあるのでしょうか。
改訂されるといっても、内容の前後差は1割に満たないと予想できます。
※改訂で、別の書籍か! というくらいに変わってしまう専門書は稀にあります。
この記事の対象を専門家や専門課程受講者ではないとしています。
最新情報が必要なほどシビアにならなくてもいいのではありませんか。
専門外、趣味の延長である方にとっては、
多く場合で書籍等の投資は
知らない分野への入門、そして一歩踏み込んで知りたい
という要望があるはずです。
それであれば「ひとまずやってみる」を第一の目的としているのではないでしょうか。
それには、手に入れないことには、事が進みません。
しかしながら、化・薬・医の専門書は、高価である場合がほとんどです。
しかも、有名な本は値崩れしにくいです。
そのために買うのを躊躇し、あとまわしループになっていませんか?
わたしは、前版でも妥協できれば、躊躇なくユーズド前版を選びます。
ただし、版前後の違いを大型図書館、大型書店などで確認しています。
2022年9月に「カンデル 神経科学 第2版(2022)」が確実にリリースされます。そうすると、和書 改訂第2版 が販売されれば、すでに第1版をお持ちの方が売却します。
数ヶ月お待ちになって、「カンデル 神経科学 第1版(2014)」を格安で手に入れるで、よくはありませんか?
実際、カラー版 ベアー コノーズ パラディーソ 神経科学 脳の探求 改訂版,西村書店,2021が出版された後、前版(2007)は各所で半額以下のかなりの値崩れが起こっています。
ということで、当初の「保留」を提示できました。
最後に
これで「カンデル 神経科学を買おうか迷っています」と冠した
"神経科学の網羅系書籍シリーズ"を終了します。
今後、神経科学の関連記事として、分野別で本を紹介できればと考えています。
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