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『歌う庭』
『歌う庭』というロシアのカップだそうである。
世界にはいろんなカップがある。
どれも個性的である。
美しく魅力的である。
一目して、手に取ってみれば相性は分かる。
だから、ただ美しければいいという訳にはいかないようである。
カップという性格から、美術品として見るか、実用品として考えるかもあるであろう。
しかし、カップとしてこの世に生まれて来たからには熱いコーヒーや紅茶をその広げた我が口に流し込んでもらいたいだろう。
カップに注がれたコーヒーや紅茶の色で雰囲気はまた変わる。
そして、個性豊かなカップたちはその味を引き立ててくれる。
その味は味覚だけではなく、五感すべてで感じ、その場の雰囲気、一人味わうものなのか、どんな相手かわからぬがともに時間を過ごす相手によっても変わるのだろう。
この『歌う庭』は鳥たちが鳴き、明るく楽しい賑やかな庭なのであろう。
そんな気持ちでコーヒーや紅茶を楽しめる時間を、こんな時だからこそ持たねばならないと思っている。
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